中学校社会 歴史/アメリカの南北戦争
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アメリカ合衆国の南北戦争[編集]
アメリカ合衆国では、北部で工業が発展した。南部では農業が主な産業だった。
経済政策などをめぐって南北が対立しており、さらに奴隷制をめぐって南北が対立していた。南部が奴隷制および自由貿易を主張していた。北部は保護貿易や奴隷解放を主張していた。1860年に奴隷解放を主張するリンカーンが大統領に当選した事から、1861年に南北戦争(なんぼく せんそう)が起きた。 1863年にリンカーンは奴隷解放宣言(どれい かいほうせんげん)を出した。
戦争は、北部が勝利した。黒人にも選挙権が与えられた。 しかし、黒人などへの差別は、その後もつづいた。
その後、西部の開拓が進んでいった。もともと住んでいた先住民(インディアン)などは追い出され、移住させられた。 1869年には大陸横断鉄道(たいりく おうだん てつどう)が出来て、大西洋岸と太平洋岸が鉄道で結ばれた。
北部 | 南部 | |
---|---|---|
主要産業 | 工業 | 農業 |
経済政策 | 保護貿易 | 自由貿易 |
奴隷制について | 奴隷解放 | 奴隷制を維持 |
豆知識[編集]
このころ、西部の開拓地のことは、「フロンティア」と呼ばれた。
このころ、カリフォルニアで金脈が発見され、ゴールドラッシュがあった。
※ 検定教科書ではコラムとして、
- 涙の旅路
- 『アンクル・トムの小屋』
が扱われている。(帝国書院)