中学校社会 歴史/人類の出現

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

人類はアフリカ大陸で誕生した。

猿人(えんじん)[編集]

猿人の暮らし、木や石を道具として使用している。(模型、愛知県犬山市・リトルワールド)

最初の人類は、次に言う 猿人(えんじん) である。アフリカで440万年以上前の地層(ちそう)から発見されている。猿人は二本足で立って歩ける直立二足歩行(ちょくりつにそくほこう)が可能だった。

二足歩行ができるようになった結果、手で使う道具が発達していき、それにともなって知能も発達していったと考えられている。

猿人は石を打ち砕いてつくった打製石器(だせいせっき)を使っていた。打製石器は旧石器(きゅうせっき)とも呼ばれる。このような打製石器までしか使っていない時代を旧石器時代(きゅうせっき じだい)という。

その後の100万年〜200万年後の時代の間に、人類はアフリカから出て、各地に散らばっていった。

原人(げんじん)[編集]

原人の暮らし、火を道具として使い始めた。(模型、愛知県犬山市・リトルワールド)

今から200万年ほど前に 原人(げんじん) があらわれた。 中国大陸の中国の北京(ペキン)の近くの周口店(しゅうこうてん)からは、 北京原人(ペキンげんじん、シナントロプス=ペキネンシス) のあとが発見されている。

北京原人は火を使用していたことが分かっている。

インドネシアのジャワ島からはジャワ原人のあとが発見されている。

ドイツからはハイデルベルグ人が発見されている。

原人は、言葉を話せた。

石器は、打製石器を使っている。旧石器時代にふくまれる。

旧人(きゅうじん)[編集]

ネアンデルタール博物館での展示

ドイツのネアンデルタールから旧人の ネアンデルタール人 のあとが発見されている。


新人(しんじん)[編集]

ラスコー洞窟の壁画

私達、現在の人間の直接の祖先である 新人(しんじん) が、4万年前には、あらわれていた。 新人を、現生人類(げんせいじんるい)とも言い、また、 ホモ=サピエンス とも言う。

フランス南部からは クロマニョン人 のあとが発見されている。クロマニョン人が住んでいた洞窟の壁画から、当時の生活がわかり、狩りをしていたらしいことが絵から分かる。

そのほか、クロマニョン人は打製石器や骨格器を使っていた。

フランスの洞窟の壁画のラスコーの壁画や、スペインの洞窟のアルタミラの壁画などから、動物の絵が見つかっており、どうやら狩りの成功を、クロマニョン人は、いのっていたようである。


日本でも新人は発見されている。


この人類の始まりのころからネアンデルタール人などの新人のあいだは、石器には石を打ち砕いてつくる打製石器を使っており、まだ、石をみがいてつくる磨製石器(ませいせっき)は作っていない。 人類の始まりから新人までは、旧石器の打製石器を使っているので旧石器時代である。