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地球環境は、どのように変化していったのだろう。
この時代の人々はどのように生活していたのだろう。
今から3万年ほど前[編集]
氷河時代[編集]
地球は数万年の周期で気温の低い氷期と、比較的に温暖な間氷期とをくりかえしています。
現在は間氷期だろうと科学者の多くには考えられています。
今から3万年ほど前は、地上には今よりも多く氷った土地があったと考えられ、「氷河時代」や「氷河期」などと言われます。
今から1万年ほど前[編集]
氷河時代の終わり[編集]
今から1万年ほど前に氷河期がおわり、気候が温暖になりました。
この時代に、アジアやアフリカの大河の川ぞいでは、ゆたかな水をもとに農耕や牧畜が発達しました。
この年代は、我が国では縄文時代に当たります。
農耕と牧畜の始まり[編集]
今から1万数年ほど前から、世界の各地で農耕が始まり、動物も飼いならされていきました。牛や羊などを飼いならし、乳や肉を取る牧畜を始めました。
農耕で得られた農作物を保存する必要性などから土器が発達しました。土器は、食料の保管や煮炊きに使われました。
また、農耕では、農地の近くに住み続ける必要があるので、竪穴住居などの住宅が発達しました。
同じころ、石器をつくる技術が発達し、石をみがいた石器として磨製石器が作られ始めました。
磨製石器を使い始めた時代を新石器時代と言い、旧石器時代とは区別します。つまり、磨製石器のころである新石器時代に農耕や牧畜が始まりました。言い換えると、旧石器時代には、まだ農耕や牧畜は始まっていません。