中学校美術/美術2・3上
浮世絵と西洋美術の関係[編集]
- ゴッホ(フィンセント・ファン・ゴッホ、Vincent Willem van Gogh)
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「ジャポネズリー:梅の開花(歌川広重を模して)」 1887年9月-10月、パリ。油彩、キャンパス、55×46 cm。ゴッホ美術館。
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「タンギー爺さん」 1887年、パリ。油彩、キャンバス、92.0×75.0 cm。ロダン美術館 (パリ)。
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歌川広重の錦絵とゴッホの模写
左が歌川広重『大橋あたけの夕立』。右がゴッホの模写作『雨の大橋』。
なお、日本画が欧米などに与えた影響のことを「ジャポニズム」という。
(※ 参考: 範囲外? )ゴッホのほか、モネやドガなど「印象派」の画家も「ジャポニズム」の影響を受けたことで有名です。(※ 東京書籍が、中学社会科の歴史の検定教科書(令和3年予定本)でコラム欄で「モネ」や「ドガ」などの「印象派」が「ジャポニズム」だと説明しているが、内容的に美術でも紹介したほうが良いだろうから、wikibooks中学美術にも記載。「印象派」の用語も中学歴史コラムにあり。)
西洋画家[編集]
- フェルメール(ヨハネス・フェルメール、Johannes Vermeer)
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『デルフトの展望』 ヨハネス・フェルメール 1660年ころ、油彩
抽象芸術[編集]
- ダリ (サルバトール・ダリ、Salvador Dalí)
- (※編集者への注意: この芸術家は死去後70年を経ていないので、作品はパブリックドメインにありません。その作品を写した写真やスキャン画像をウィキペディアにアップロードしないでください。)
ダリ作品『記憶の固執』(きおくのこしつ)を外部のネット検索エンジンで画像検索してください。
- ピカソ (パブロ・ピカソ、Pablo Picasso)
『ゲルニカ』(外部リンク)『ゲルニカ』の画像 第二次世界大戦での、ナチス・ドイツによる侵略を批判する意図で描かれた絵画。
- ルネ・マグリット(René François Ghislain Magritte)
- (※編集者への注意: この芸術家は死去後70年を経ていないので、作品はパブリックドメインにありません。その作品を写した写真やスキャン画像をウィキペディアにアップロードしないでください。)
錯視や錯覚の利用[編集]
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ルビンの つぼ。
白い壷(つぼ)にも見えるし、あるいは、向かいあった人の顔の影にも見える。
- エッシャー(マウリッツ・コルネリス・エッシャー Maurits Cornelis Escher)
- (※編集者への注意: この芸術家は死去後70年を経ていないので、作品はパブリックドメインにありません。その作品を写した写真やスキャン画像をウィキペディアにアップロードしないでください。)
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エッシャー的透視法で描かれた立方体。「ネッカーの立方体」を応用している。]]
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エッシャー的透視法で描かれた滝
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上昇と下降の手法を用いた階段(→ペンローズの階段)
ポスターイラスト[編集]
- ※ wikibooksでは『中学校美術/美術2・3下』でも近代画家のポスターイラストを紹介している。
立体造形[編集]
プロダクト・デザイン[編集]
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いす。ミヒャエル・トーネットの作品。 「214」として知られているコンサムスツール(Konsumstuhl Nr.14 1859年作)
美術史[編集]
日本の伝統工芸・伝統美術[編集]
- ※ wikibooksでは『中学校美術/美術2・3下』で日本の伝統工芸などを紹介している。
水墨画[編集]
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秋冬山水図・冬景図、雪舟、(東京国立博物館)
- ※ wikibooksでは『中学校美術/美術2・3下』でも近代の水墨風の絵画を紹介している。
カメラ・写真の技法[編集]
レンズの焦点距離による違い[編集]
- 広角(こうかく、wide angle)
焦点距離が近く、広い範囲の角度を写せる。
- 望遠 (telephoto)
焦点距離が長く、遠くを写すのに適する。
広角レンズと望遠レンズは異なる形状のため、同じレンズでは両方は撮影できないのが普通。
- ※ 業界によってレンズの焦点距離の「標準」の基準が違い、「標準レンズ」とは50mmなのか35mmなのかが違う。なので、もし仕事の文書で、レンズの望遠/標準/広角を指定するときは、具体的に何ミリのレンズなのかも指定しよう。たとえば「このシーンでは広角で24mm、あのシーンでは標準レンズで50mm」のように。