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中学校英語/英単語 他科目で習う英語

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

他科目で習う英語

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※ 一定以上の難度の高校で、ねらわれている。公立高校入試を含む。


insect(昆虫), bug(虫)


insect 「昆虫」

bug 「虫」 (受験研究社)

bug は受験研究社の難関私立レベルにある。


bug は、ムカデなど、昆虫以外の虫をふくむ、「虫」一般のこと。


中学英語では範囲外だが、技術家庭科でプログラムの「バグ」 bug を習う。名前の由来は、コンピュータの黎明期の20世紀の中期、実際に装置に虫が入ってソフトウェアが移乗動作をした事に由来する。

なお、「デバッグ」は debug である。バグを治すこと。


「環境問題」 environmental problem


よく、protect the environment 「環境を守る」

といううフレーズで出てくる(関)。


(生物種などの)絶滅のおそれ

endangered animal 「絶滅の危機にある動物」(受験研究社)

endangered species 「絶滅危惧種」エンデンジャード・スピーシーズ (受験研究社)


species は、単数形も複数形も同じスペルで species です(受験研究社・巻末)。

fish や Japanese と同様に、単数形と複数形が同じスペルです(受験研究社・巻末)。


endangered は「インデインジャアド」と読みます。


endanger of extinction

extinction は「絶滅」

ecosystem 「生態系」



2019~2020年のコロナウイルス(coronavirus)が入試に頻出です。

このため「ウイルス」virus (発音はヴァイラス)も入試に頻出です。

なお、たとえば2019年のコロナの流行を、

COVID-19

のように略します。


コロナが入試頻出なので、「パンデミック」

「世界的な流行病」 pandemic

も、難関高校で出ているとの事です(関)。


関さんは、 lockdown 「ロックダウン」「封鎖」なども、別ページで、高校入試の語彙問題で問われたと報告しています(関)。


コロナのとき、日本政府が「緊急事態宣言」を出したので、入試でもこれが頻出です。

つまり、

emergency 「緊急事態」

declare 「宣言する」

が頻出です。

これを組み合わせた例文は、著作権のため、wikiでは省略したいと思います。


「ワクチン」 vaccine(発音はヴァクシーン)も、難関高校で出たとのこと(関)。

発音注意。語呂合わせで「幕臣がワクチンを打つ」とでも覚えましょう。


日本政府が SDGs を掲げている事もあり、再生可能エネルギー等の話題が、入試に出る事もあります。


renewable 「再生可能な」

renewable energy 「再生可能エネルギー」

「水力」 water power

「風力」 wind power


政府は、SDGs を掲げていますが、生成可能エネルギーのことで「持続可能エネルギー」sustainable energy と言われる事もあります。


「地球温暖化」 global warming

「気候変動」 climate change

なお、「クライミット」と読む。

後半を決してメートとか読まないように。

最近、climate change の出題が増えているらしい(関)。


「大統領」 president

protest 「抗議する」

protest は、受験研究社の巻末にある。社会科の歴史分野で、宗教革命の単元で、プロテスタントを習うはずだ。

なお、プロテスタントとは「講義する者」の意味。


「世界遺産」 world heritage


環境保護や世界遺産の保護などで、「保護する」protect も出てくる。


habitat 「生息地」

wildlife 「野生動物」


よく難関私立入試にて、habitat が出る場合では、

the habitat of wildlife 「野生動物の生息地」

のような内容で出ます(関)。

「自然生息地」 natural habitat (受験研究社、関「自然の生息地」)


「太陽エネルギー」 solar energy (「ソーラエナジー」と読む)

「太陽光パネル」 solar panel (関・難関高校)

「太陽光発電」 solar power generation (関・難関高校)


「化石燃料」 fossil fuel

fossil 「化石」

fuel 「燃料」

地層などの古代生物の「化石」 も fossil


なお、化石燃料とは、石油や石炭や天然ガスなどのこと。

「天然ガス」 natural gas
「石油」 oil
「石炭」 coal (受験研究社・中2レベル)


受験研究社の単語集には、coal は「不可算名詞」であり、数えるときは a piece of ~ などを使うと書いてある。だが、辞書を見ても、確認できなかった。なので、おそらく、あまり入試では問われないだろうと思う。

coal は、高校用の単語集では、ふつう掲載されていない(東京書籍1700・3000では見つからず)。桐原3000に coal があったが。しかし数え方までは書いてない。

そのような、掲載している単語集の少ない用法は、現状では、入試には出づらい。

どちらかというと、coal の数え方のありかたについては、学生よりも教員(中学教員および高校側の教員)が気を付けるべき情報である。このように、参考書とは、生徒以外にも向けて書いてあるものなのだ。

なので、けっして受験研究社の単語集の情報は無駄ではなく、社会的には とても有益であるが、しかし生徒自身は、そのすべてを暗記する必要は無い。


「燃やす」burn が、高校入試には一緒に出やすい、とのこと(角川・関 難)。

burn fossil fuel 「化石燃料を燃やす」


よく「化石燃料を燃やすのが、地球温暖化の原因である」とか入試で出ますが、

「地球温暖化」global warming

です。


化石燃料を燃やすと、「温室効果ガス」(greenhouse gas)である CO2 「二酸化炭素」が発生します。 greenhouse は「温室」「グリーンハウス」です。農家のグリーンハウスと同じ語です。

なお、英語の gas は、必ずしも可燃性の気体とは限らず、「気体」一般を意味する場合もあります。「温室効果ガス」の「ガス」は、単に気体と言う意味です。べつに、二酸化炭素が燃えるわけではありません。

受験研究社の単語集にも、gas の項目で「気体」「ガス」「ガソリン」と書いてあります。

ガソリンは液体ですが(ただし揮発性(きはつせい)が高いが)、ガスに発音が似ているからでしょうか。


もちろん、可燃性のガスにも gas は用いて良いので、なので「天然ガス」 natural gas という用法も正しい。


さて、こういった、燃料の使用による COCO2 の「発生」や「排出」のことを emission (エミッション)と言います。(難関私立に emission が出るらしい(関の情報))

「エミッションを減らす」とか「ゼロエミッション」とか、政府とか学者が言うので、知っておいてください。

reduce CO2 emission 「CO2の排出を減らす」

が頻出とのことです(関)。入門的に、 cut を使う場合もあります、cut CO2 emission


CO2は、そのまま「シーオーツー」と読んでもいいですが、

carbon dioxide と読むこともあります(関・一般高校受験)。di (ダイ)が「2」の意味です。ダブルみたいな意味。

carbon 「炭素」

oxide 「酸化物」


入試で、「化石燃料に変わる再生可能エネルギー」の話題がよく出るとの事です(関・一般高校受験)。


reduce (リデュース)「減らす」は、家庭科の3R運動でも出てくるので、確実に覚えましょう。

reduce , reuse , recycle

リデュース、(ゴミなどを減らす)

リユース、(使えるものは捨てずに使う)

リサイクル (ペットボトルの分別など、リサイクルしやすいようにするアレ。「分ければ資源」)



天然資源はなにも燃料だけでなく、各種の金属も天然資源である。


そして

「天然資源」 natural resources

入試によく出るらしい(関)。

森林や水産なども、人間が利用できるので、天然資源にふくめる。


「熱帯雨林」tropical rainforest

rain(雨) + forest(森)  という構造の語。熱帯は意訳で日本人がつけたと思われる。

私立高校入試に出てくる事もあるらしいが(関)、そんなに難しくないし、いまここで覚えてしまおう。


「火山」volcano (ボルケイノウ)

大学入試では、volcano はあまり出ないようである。旺文社ターゲット1200を見ると、巻末の「地形・災害・天気」にしかない。同・旺文社のターゲット1400やターゲット1900などを見ても、volcano は無い。

なお、範囲外だが、

ローマ神話の火の神 バルカン vulcan が名前の由来。

「火山灰」 volcanic ash (ボルカニック アッシュ)
「溶岩」lava (ラヴァ)である(数研リープ 非 basic)。

ash は「灰」と言う意味。ash は、火山に限らず「灰」と言う意味。

an active volcano 「活火山」(関)


hazard 「危険」

私立の入試で「ハザードマップ」 hazard map の話題が頻出です(関)。

保健体育などでハザードマップを習っているはずなので、hazard を読めるようにしましょう。


なお、「災害」 disaster (ディザスター)です。

難しいですが、

「避難」 evacuation (エヴァキュエイション)も覚えましょう。

防災などの観点で、evacuation を教える場合があるので、出される。

ほか

「避難所」 shelter (シェルター)

です。


災害は、たとえば「地震」 earthquake (アースクエイク)

「嵐」storm (ストーム)

「洪水」flood (フラッド)

「暴風雨」rainstorm (レインストーム)

「台風」typhoon (タイフーン)

「津波」tsunami (ツナミ)

などがあります。


よく高校入試の発音問題にて、flood が出ます。

(フロードとか読み間違える人が多いので)


ほか、災害は、かなり難しいですが、

「干ばつ(かんばつ)」「長期の日照り」 drought (ドラウト)  (受験研究社)

があります。受験研究社の高校受験の単語集にあるし、高校生向けの単語集にも出てくるので、覚えるしかありません。


同様、「血液」「血」 blood (ブラッド)も、発音問題に注意。


blood pressure 「血圧」(受験研究社)

blood type 「血液型」(関、旺文社ターゲット中学版)

等も覚えましょう。


受験範囲外ですが、プログラミングなどでも、

type 「型」は、「数値型」や「文字列型」などの「型」をあらわすのに使われますので、ついでに覚えてしまいましょう。


受験範囲外ですが、地震ついでに、plate 「(プレート・テクトニクスの)プレート」も覚えましょう(高校・Z速読英単語・入門編)。

「皿(さら)」plate を中学で習いますが、プレート・テクトニクスの plate も同じ単語です。


「津波」はそのまま tsunami (ツナミ)で通用します。日本語が英語の元になりました。


なお、「気圧」は pressure だけでも通じます(受験研究社)。

ほか、pressure は、物理的な「圧力」の意味の他にも、「精神的圧迫」も pressure で言えます(受験研究社)。


distance 「距離」


単位 meter メーター

リットル litter

キログラム kilogram


nutrition 「栄養」

protein 「たんぱく質」

筋肉を鍛えている人の飲むプロテイン protein も、これと同じ(関)。


cell 「細胞」(旺文社ターゲット中学版)


「計算する」 calculate


average 「平均」


mean にも、「意味する」mean とは同音異義語で「平均」という意味がある。

だが中学では、「平均」は average で覚えるほうが良いだろう。mean は、中学生には、まぎらわしい。

on average 「平均して」


図形も、小学生むけの英語教材で扱っている模様(旺文社・小学 英単語・熟語)。

circle 円

triangle 三角形

square 正方形

rectangle 長方形


data データ


cancer 「癌(がん)」


interest 利子


「興味」(きょうみ)interest と同じスペル・発音の単語で、別の意味の語である。

昭和の時代、金融教育をあまりしていなくて、利子(りし)とか利息(りそく)とか、あまり社会科の公民でも深入りしなかった。

今では、利子の英語が高校受験に出る時代になったのだなあ。


「プラスチック」plastic

海洋プラスチックが環境問題になっている事などから、公立入試にもよく出る(関)。


「原子」atom (アトム)

「原子の」 atomic (アトミック)

原子の中の「核」 nuclear (ニュークリア)


高校入試では、原子爆弾や、原子力発電などの文脈で、出てきます。


atomic bomb 「原子爆弾」

nuclear weapon 「核兵器」

です。

「原子力」は nuclear power です(関)。

「原子力発電所」 a nuclear power plant (東京書籍コーパス4500) または a nuclear plant (高校用・旺文社ターゲット1900)


受験研究社の本には、atom や nuclear が書いてないです。角川の関さん本に、書いてあります。

なお、桐原データベース4500とか、高校生むけの単語集だと、かなり後半のほうにある。


「核家族」nuclear family (高校用・旺文社ターゲット1900)

なお、高校範囲ですが、

「分子」molecule (モルキュール)


防災などの話題で、

evacuation (エヴァキュエイション)「避難」

が、高校入試に出てくる事もある。

外国人むけの避難所などの案内でも、よく見ると英語で evacuation とか書いてあったりする。

「避難訓練」 evacuation drill (関・難関高校 ready)


私立高校入試だが、

「酸性雨」 acid rain (アシッド・レイン)

も環境問題などで出てくる事もある(関)。


高校入学後の化学でも、

「酸」「酸の」acid (アシッド)

が出てくるので、ついでに覚えてしまおう。



経済の、「需要」と「供給」も、難関私立の範囲である(受験研究社)。

demand (ディマンド)「需要」

supply (サプライ)「供給」

である。

wikibooksの中学公民の教科書でも demand と supply を紹介しているし、こんくらい分かるだろ、という私立進学校の援護射撃である。ありがたい。

私立高校受験に強い wikibooks 。偏差値70以上のwikibooks 。

supply には「配布する」と言う意味もある(関・難関)。「学校が生徒に教科書を配布する」みたいな文で supply で「配布する」を言える(関・難関)。

著作権のため、例文はカット。

demand 「要求する」という意味もある(受験研究社)。


高校側だが、

「国際法」 international law (Z 速読英単語・入門編)

が出ている。

「国際法」って90年代では中学社会では習わなかったし、高校でも習ったかどうか、あやしい。

それが今や、英語の単語集ですら international law が出てくるくらいには、教育が進歩したのだなあ。



時代 period ,era

明治時代とかの「時代」を period または era (エラ)で言います・

どちらも、受験研究社にも関さん本にもある、基本的な表現です。


自動車のエアバッグ airbag

air を習うので、ついでに関の本が airbag に言及。