公認会計士試験/平成30年第I回短答式/企業法/問題4

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問題[編集]

 株式会社の設立(会社法第五編「組織変更,合併,会社分割,株式交換及び株式移転」によるものを除く。)時における定款の作成に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点)

ア.設立に際して出資される財産の価額又はその最低額は,定款に記載し,又は記録しなければならない。

イ.設立時取締役の氏名は,定款に記載し,又は記録しなければならない。

ウ.株式会社の商号は,定款に記載し,又は記録しなければならない。

エ.会社が当該会社の設立登記の登録免許税を負担するためには,定款に当該事項についての記載又は記録がなければならない。

1.アイ
2.アウ
3.アエ
4.イウ
5.イエ
6.ウエ

正解[編集]

2

解説[編集]

ア.設立に際して出資される財産の価額又はその最低額は,定款に記載し,又は記録しなければならない。27条4号

イ.設立時取締役の氏名は,定款に記載し,又は記録しなければならない。しなくてもよい。27条38条4項

ウ.株式会社の商号は,定款に記載し,又は記録しなければならない。27条2号

エ.会社が当該会社の設立登記の登録免許税を負担するためには,定款に当該事項についての記載又は記録がなければならない。なくてもよい。28条4号かっこ書,会社則5条4号

参照法令等[編集]

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