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公認会計士試験/平成30年第I回短答式/監査論/問題1

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
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問題[編集]

 公認会計士監査に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点)

ア.財務諸表の監査における監査リスクには,財務諸表に重要な虚偽の表示がない場合に,監査人が重要な虚偽の表示があるという意見を表明するリスクが含まれる。

イ.財務諸表の監査は,重要性の概念を適用して行われるが,監査報告書の利用者は,監査人が,監査計画の策定時に決定した重要性の基準値を知ることはできない。

ウ.内部統制監査報告書の利用者は,財務報告に係る内部統制によって財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある旨を知ることはできない。

エ.財務諸表の監査は,原則として試査に基づいて行われるが,監査報告書の利用者は,公認会計士が実施した試査の具体的な内容を知ることはできない。

1.アイ
2.アウ
3.アエ
4.イウ
5.イエ
6.ウエ

正解[編集]

5

解説[編集]

  • ア.財務諸表の監査における監査リスクには,財務諸表に重要な虚偽の表示がない場合に,監査人が重要な虚偽の表示があるという意見を表明するリスクが含まれる含まれない。(監査基準委員会報告書200「財務諸表監査における総括的な目的」A32項)
  • ウ.内部統制監査報告書の利用者は,財務報告に係る内部統制によって財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある旨を知ることはできないできる。「財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性があること」が内部統制監査報告書に記載される。(監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」256項(2)②))

参照基準[編集]

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