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効用

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

 私達は、満足感を得るために、日々、物を購入し、サービスを受けます。このように、消費者が財・サービスを購入して得られる満足感のことを効用(英:Utility)といいます。一般にミクロ経済学における消費者の行動目標は、一定の「予算制約」の下「効用の最大化」を図ること。」です。入力変数を財の消費量(X)、出力変数を効用(U)とする関数を効用関数、それのグラフを効用曲線といいます。

(グラフを作成中です)

効用曲線は一般に以下の特徴を持ちます。

①グラフは右上がりである
 これは、消費量が増えれば、効用も増えるという仮定に因るものであります。これを、非飽和の仮定という。

②グラフは、上に凸型で、増え方は緩やかになる
 これは、財を一単位増やしたときの得られる効用が、低減することに因ります。これを、限界効用逓減の法則といいます。


財の消費量が1単位増加したときに得られる効用の増加分を、限界効用(英:Marginal Utility)といいます。限界効用は、MU(x)=ΔU/Δxで与えられ、効用曲線の接線の傾きで表されます。

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