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小学校国語/おおきな かぶ

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

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あらすじ:むかしむかしのこと。

おじいさんが、かぶのたねをうえました。

「おおきくなぁれ、あまくなぁれ」

かぶはぐんぐん育っていきます。 なんと、おじいさんよりもおおきくなりました。

おじいさんはびっくりしましたが、 よぉし! と、かぶを抜くことにしました。

「よいしょ、よいしょ……」

ところが、かぶはビクともしません。

その様子をみて、おばあさんがたすけにきてくれました。

おじいさんとおばあさんが、ふたりでかぶを引っぱりはじめます。

「よいしょ、よいしょ……」

それでもかぶは抜けません。

その様子をみて、孫(まご)がたすけにきてくれました。

おじいさんとおばあさん、孫のさんにんでかぶを引っぱりはじめます。

「よいしょ、よいしょ……」

それでもかぶは、ぜんぜん、抜けません。

その様子をみて、犬がたすけにきてくれました。

おじいさん、おばあさん、孫と、犬。 さんにんといっぴきで、かぶを引っぱりはじめます。

「よいしょ、よいしょ……」

けれどもかぶは、これっぽっちも抜けません。

その様子をみて、ねこがたすけにきてくれました。

おじいさん、おばあさん、孫、犬と、ねこ。 さんにんとにひきで、かぶを引っぱりはじめます。

「よいしょ、よいしょ……」

それなのにかぶは、どうやっても抜けません。

その様子をみて、ねずみがたすけにきてくれました。

おじいさん、おばあさん、孫、犬、ねこと、ねずみ。 さんにんとさんびきで、かぶを引っぱりはじめます。

「よいしょ、よいしょ……」

そのときです。

すぽーん!

おおきな音をたてて、とうとうかぶが抜けました!

みんなはおおよろこび。

「今夜はかぶのスープにしよう!」

あまくておいしいかぶのスープを、みんなでなかよく食べました。

めでたし、めでたし。