小学校社会 4学年

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小学校の学習小学校社会 > 小学校社会 4学年


このページ「小学校社会 4学年」は、書きかけです。加筆・訂正など、協力いただける皆様の編集を心からお待ちしております。また、ご意見などがありましたら、お気軽にノートへどうぞ。

3年生では、身近にある仕事のこと、そしてすんでいる町や市のことについて勉強をしました。4年生では、今ある、当たり前のくらしがどのようにして支えられているのか、また、わたしたちのすんでいる市にはどのようなれきしや伝統(でんとう)があるのか、そしてわたしたちのすんでいる県のとくちょうについて少しはんいを広めて勉強していきます。

くらしの安心をささえる[編集]

くらしをささえる[編集]

ゴミのしょりと活用(かつよう)[編集]

ごみ収集車

これから、説明せつめいしますが、ごみの処理しょりには、たいへんな手間てまが、かかります。なので、ごみを へらすために、くふうしましょう。

  • ごみをへらすために、じぶんたちで、くふうできること
いらないものは、むやみに、買わない。
修理しゅうりできるものは、修理をたのんで、長く、つかおう。
ごみをだすときに、分別ぶんべつできるものは、分別して、ごみに出そう。


お菓子おかし空き箱あきばこ、ジュースのかん、牛乳パック、パンのふくろ・・・・・・。毎日(まいにち)、生活(せいかつ)しているとたくさんのゴミが出ますね。そのゴミ、どうしていますか。燃える(もえる)物と燃えない物、紙やかん、びんなどいくつかにわけてすてていますか。分けた後のゴミのゆくえがどうなっているのかふしぎですね。ゴミしゅう集車(「ゴミしゅうしゅうしゃ」、ゴミ収集車、・・・「パッカー車」とか「じんかい車」ともいいます。)によって運ばれます。 ゴミ収集車には、最近では(2013年に記述。)、電気とガソリンの両方のエネルギーで動くハイブリッド自動車が使われはじめています。使用ずみ(しようずみ)の天ぷら油などのバイオ燃料(ねんりょう)などで走る収集車なども、出始めています。

では、運ばれたゴミがどこへいくのか、調べてみましょう。


燃えるゴミのゆくえ[編集]

東京都にある清掃工場(東京・葛飾の清掃工場)

燃やせるゴミは、 清掃工場(せいそうこうじょう) や 焼却場(しょうきゃくじょう) などと、よばれる場所に運ばれて、その清掃工場で 燃えるゴミ(もえるゴミ) は燃やされます。清掃工場のことを、地域によっては クリーンセンター とも、よびます。

まず、清掃工場にゴミ収集車がくると、工場にある計量器(けいりょうき)で、ゴミをつんだ収集車の重さを、はかります。清掃工場の焼却炉にゴミをおろすと、ゴミの無くなった収集車の重さを、はかります。 こうして、ゴミの量を、はかります。 ゴミの量がわからないと、ゴミを燃やすための計画が立てられないからです。

もえるゴミは、燃やされ 灰(はい) になります。 燃えるゴミのことを 可燃ごみ(かねんゴミ) というばあいもあります。



多くの清掃工場では、ゴミを燃やすときに出る熱を利用して、発電(はつでん)を行ったり、暖房(だんぼう)に利用しています。ごみをもやしたときの熱エネルギーによる発電を、 ごみ発電(ごみはつでん) といいます。

ごみ発電のしくみには、いくつかの方式(ほうしき)があります。よくある方式は、熱によって、湯をわかして蒸気をおこし、タービンを回すしくみで、火力発電のしくみと、にています。

ちなみに、発電された電力は、一部を館内で使って、のこりの電力は、電力会社に売られるのが、ふつうです。

燃えるごみを、もやした熱で、温水プール(おんすいプール)や、公衆浴場(こうしゅうよくじょう)の水をあたためる熱源にするばあいもあります。このため、地域によっては、清掃工場の近くに、公共の温水プールなどがある場合もあります。


ごみは、つづけて燃やしつづけたほうが、焼却設備(しょうきゃくせつび)での効率(こうりつ)がよいので、せいそう工場では燃やすごみの量を調節しながら、なるべく24時間、燃やしつづけるようにします。

焼却(しょうきゃく)によって、生じた焼却灰(しょうきゃくばい)は、そのまま 最終処分場(さいしゅうしょぶんじょう) にすてられる場合もありますが、リサイクルで灰を熱で溶かして固めた溶融スラグ(ようゆうスラグ)を、道路工事(どうろこうじ)の土木材料(どぼくざいりょう)などに、もちいる場合もあります。

燃えない(燃やせない)ゴミのゆくえ[編集]

燃えないゴミは 埋め立て地(うめたてち) に送られて埋められます。

埋め立て地では、ゴミを埋めるために上から土や砂をかぶせます。


  • 夢の島
夢の島 陸上競技場

東京湾の江東区にある 夢の島(ゆめのしま) は、もとは、ゴミの埋立地だった場所です。

なお、もともとは第二次世界大戦の前の1939年(昭和14年)に、飛行場としての土地をつくるために、夢の島は、つくられました。

戦争が終わって、しばらくすると、東京のゴミ問題がでてきたので、夢の島が、ゴミの埋め立て地になりました。 1967年(昭和42年)まで、夢の島のゴミの埋め立ては続きます。

今では、夢の島は、ゴミの埋め立て場所では、ありません。

しげんゴミのゆくえ[編集]

ペットボトルのリサイクル[編集]

まず、リサイクルセンターに送られます。

  • 選別(せんべつ)

まざりものが、取り除かれます。フタがのこっていれば、とりのぞかれます。


  • 圧縮(あっしゅく)

保管しやすくするため、また運びやすくするため、プレス機などで、ペットボトルをおしつぶします。 押しつぶされたペットボトルは、たばねられる。なお、ペットボトルが、おしつぶされて、たばねられたものをベールと、いいます。

たばねられたペットボトルは、リサイクル工場に送られます。

  • フレーク

リサイクル工場に送られてきたペットボトルは、機械で くだかれて、フレークという、かけら にされる。フレークは、プラスチックの原料になります。

あきかんのリサイクル[編集]

スチールは、原料の鉄鉱石から作るよりも、スチール缶をリサイクルしたほうが、消費するエネルギーが少なくて、すみます。

アルミを、原料のボーキサイトから作るのには、電力が、とても多く、かかります。 アルミ缶から、アルミをリサイクルすることで、消費するエネルギーを、なんと95%ちかくも、へらせます。

  • 選別(せんべつ)

あきかんのリサイクルでは、スチール缶とアルミ缶は、わけてリサイクルされます。

スチール缶は、電磁石で、くっつけられます。空き缶のリサイクルセンターに、選別用の電磁石があります。


  • プレス

選別されたスチール缶は、まとめてプレスされます。 選別されたアルミ缶は、まとめてプレスされます。


スチール缶は、製鉄会社の製鉄所に買い取られ、鉄の原料になります。 アルミ缶は、民間のアルミ工場におくられ、アルミの原料や合金の原料になります。

びんのリサイクル[編集]

びん のリサイクルには、リターナブルびん と、ワンウェイびんがあります。

びん のリサイクルには、洗って くりかえし つかう のが、リターナブルびん です。 びんを工場でくだいて、ガラスの原料にするのが、ワンウェイびん です。 ワンウェイびんを、こまかく くだいたものを カレット といいます。 このカレットが、ガラスの原料になります。

ワンウェイびんのリサイクル先は、びん以外にも、舗装材やグラスウールとして再利用されます。

紙のリサイクル[編集]

ゴミをへらすために[編集]

捨てるときには、ゴミ出しのルールをきちんと、まもるべきです。

燃えるゴミと、燃えないゴミとを、分別(ぶんべつ)するのは、当然です。

ガラスびんや、アルミ缶、スチール缶などで、ゴミの出し方が、ルールで分類されているときは、そのルールにしたがって、分別(ぶんべつ)してゴミを出しましょう。

資源ごみ(しげんごみ)は、資源選別センター(しげんせんべつセンター)に到着します。 選別センターの建物(たてもの)は、たいていは、清掃工場の近くに、建っている場合が多いです。

資源選別センターに到着したごみは、人によって、分別されます。 スチール缶の分別などでは、電磁石(でんじしゃく)を使った分別もおこなわれます。ですが、最終的には、人間が、ごみの分別を確認し、人間が手で分別します。


なので、ごみを出す時に、きちんと分別しないと、清掃工場の人が、こまってしまいます。


3R運動[編集]

  • 3R運動(スリーアールうんどう)
  • Reduce(リデュース) 

ごみになるものを出さないようにすることです。

たとえば買い物をするときは、マイバッグなどのカバンをつかうことで、ビニールぶくろをへらせます。洗剤(せんざい)などを買うときは、つめかえようの洗剤を買うことで、容器のおもさをへらせます。

  • Reuse(リユース)

つかえるものは、むやみに捨てず(すてず)に、つかいつづけることです。

いらなくなったものは、人にあげたりすることで、そのものが使いつづけられるようにすることでも、あります。洋服などの布は、切れなくなても、雑巾(ぞうきん)や布巾(ふきん)の材料にできますし、機械などの油をふきとるための ウエス という布地(ぬのじ)の材料にもなります。

  • Recycle(リサイクル)

使えなくなったものでも、その物(もの)につかわれた資源(しげん)をつかってもらえるように、してもらうことです。

空き缶(あきかん)などは、分別(ぶんべつ)してゴミにだすことで、缶(かん)の資源(しげん)として再利用してもらえます。ペットボトルも、分別してゴミに出すことで、再利用してもらえます。 食品のトレーなども、スーパーの入り口などにある回収ボックス(かいしゅうボックス)にだすことで、再利用してもらえます。 新聞紙(しんぶんし)や雑誌(ざっし)などの古紙などは、地元(じもと)の、ごみ収集所(ごみしゅうしゅうじょ)の、古紙回収(こしかいしゅう)の日に、分別して出すことで、再利用してもらえます。 3Rをすることで、ごみを減らすことができるのです。       


3Rにくわえ、さらに、「ことわる」という意味の Refuse(リフューズ) をくわえて、4Rというばあいもあります。

たとえば、消費者(しょうひしゃ)が、余計(よけい)なものを買わないことで、生産者(せいさんしゃ)である企業(きぎょう)に余計なものを作らせないということです。 リデュースとリフューズとの区別は、あまり、はっきりとした区別ではなく、リデュースと似たような行動をリフューズと言うばあいもあります。

水(みず)はどこから、そしてどこへ[編集]

浄水場(じょうすいじょう)のしくみ


私たちが、水道の蛇口(じゃぐち)から出して飲む水は、どこで、つくられているのでしょう。

飲み水は、浄水場(じょうすいじょう)で、つくられています。

浄水場では、川の水やダムの水から、水を、とります。 浄水場では、砂(すな)や小石(こいし)や泥(どろ)を。とりのぞきます。 また、消毒をして、飲んでも病気にならないようにします。

川の上流に、ダムがあるばあいもあります。 ダムでは水をためていて、必要なときに水をながします。

では、そのダムの水はどこからきたのでしょう。ダムの水は、さらに上流にある川の水をせきとめたものです。

ダムの上の山には、森林(しんりん)が、あります。この森林は、土砂崩れ(どしゃくずれ)をふせぐためや、水を、安定的(あんていてき)に供給する(きょうきゅうする)ためにあります。このようなダムの上の森林を 水源林(すいげんりん) といいます。


次の節(せつ)で説明するように、飲める水をつくるには、たいへんな手間(てま)が、かかっています。 なので、水は、たいせつに、つかいましょう。

たとえば、 うがい や はみがき のときには、水を出しっぱなしにしないで、コップに水をくんで、つかいましょう。
手洗い(てあらい)のときも、出しっぱなしにしないで、こまめに、じゃぐちを、しめましょう。


浄水場でつくる 飲み水[編集]

一般的な、浄水場での処理過程(しょりかてい)の一例(いちれい)を書く。この説明(せつめい)は、あくまで一例(いちれn)なので、地域(ちいき)によって、設備(せつび)が、ここでの説明とは、ちがう場合もあります

  • 取水塔(しゅすいとう)
取水塔(金町浄水場)

取水塔(しゅすいとう)のような取水施設(しゅすいしせつ)によって、川などの自然環境から水を浄水場(じょうすいじょう)に取り入れる。このように取水口から取水された水は「原水」(げんすい)と呼ばれる。

  • 沈砂池(ちんさち)
沈砂池(金町浄水場)

川やダムからとった原水(げんすい)には、砂や土が 含まれる(ふくまれる)ため、沈砂池(ちんさち)に導いて(みちびいて)、緩やか(ゆるやか)な 流れ(ながれ)の途中(とちゅう)で、沈殿(ちんでん)させることで、それらを取りのぞく。

  • 取水ポンプ(しゅすいポンプ)

沈砂池(ちんさち)から流れてきた原水(げんすい)は、取水ポンプ(しゅすいポンプ)によって、くみあげられ、着水井(ちゃくすいせい)へ向けて送水(そうすい)される。

  • 着水井(ちゃくすいせい)

着水井(ちゃくすいせい)は、原水(げんすい)にとって浄水場での最初の水槽(すいそう)であり、送水されてきた勢いによる原水の圧力変化を抑えて、以降の過程へ向けて水位を一定に保つ役割を担う。

  • 凝集剤 注入設備(ぎょうしゅうざい ちゅうにゅうせつび)

凝集剤注入設備(ぎょうしゅうざい ちゅうにゅうせつび)では、水に混ざっている細かい砂や土などを沈めるため、着水井から出た原水に ポリ塩化アルミニウム などの凝集剤(ぎょうしゅうざい)が注入される。ポリ塩化アルミニウムは、PACと略されることがあります。PACとはPoly aluminum chloride(ポリ・アルミナム・クロライド)の略です。クロライドとは、塩化(えんか)という意味です。


  • 薬品混和池

凝集剤(ぎょうしゅうざい)が加えられた原水は、薬品混和池(やくひん こんわ ち)で、よく混ぜられる。

  • フロック形成池

フロック形成池(けいせいち)では、凝集剤の混ざった原水をゆっくりと、かきまぜて攪拌(かくはん)する。 「フロック」とは、それまで水に浮遊していた細かい砂や土などが、凝集剤の働きで寄り集まりかたまりとなったものである。 フロックが作られることで、砂や土などの粒子が比較的大きくなり沈みやすくなる。

  • 沈でん池

沈でん池(ちんでんち)に導かれた水は、静かな流れの中でフロックが沈められ、砂や土が水から除かれる。 高速凝集沈殿池(こうそくぎょうしゅちんでんち)とも呼ばれる。

  • オゾン接触池(オゾンせっしょくち)

水の底(そこ)のほうから、オゾンという気体(きたい)を入れます。オゾンは水よりも軽いので、水の中を、オゾンの気体が、うかびあがっていきます。オゾンの強い分解力や殺菌作用によって、水中の微生物やカビなどの有機物(ゆうきぶつ)を分解・殺菌などします。オゾンとは、酸素原子(さんそげんし)が3個、あわさって作られる気体(きたい)です。空気中にふくまれている酸素分子(さんそぶんし)は、酸素原子が2個、くみあわさったものであり、空気中の酸素分子とオゾン分子とは、べつの分子です。

  • 活性炭吸着池(かっせいたん きゅうちゃくち)

活性炭のなかで生きている、微生物(びせいぶつ)のはたらきによって、汚れを分解をします。誤解をされますが、活性炭の浄化作用は、中の微生物によるものです。活性炭の素材(そざい)そのものには、分解作用(ぶんかいさよう)がありません。


  • 塩素注入設備 (1)

塩素注入設備(えんそちゅうにゅうせつび)では、アンモニア窒素(アンモニアちっそ)や鉄などを取るため、沈でん池から出た水に、塩素(えんそ)が注入される。

  • ろ過池
仙巌園内の濾過池
(登録有形文化財)

ろ過池(ろかち)によって、砂や砂利の層で水を濾して(こして)、微細な粒子状のものを、とりのぞく。

  • 塩素注入設備 (2)

2つ目の塩素注入設備で、消毒のための塩素を入れる。

  • 配水池

配水池(はいすいち)に、きれいになった水を溜めておく。

  • 送水ポンプ

送水ポンプ(そうすいポンプ)によって、配水池の水を給水所に送り出す。水はそれぞれの配水場・配水池へ配水管を用いて送られ、各家庭や施設へ給水(きゅうすい)される。

水質の検査[編集]

浄水場からおくられてくる水の品質(ひんしつ)は、水道法(すいどうほう)で、きめられています。浄水場の人たち、水質の検査(けんさ)もしています。

浄水場の中で、これからつくる飲み水は、毎日、水質を検査しています。有害な物質がまじってないか、農薬が混じってないか、ばい菌(ばいきん)が多くないか、病原菌(びょうげんきん)がふくまれていないか、など、調べています。

ここで調べた検査の結果によって、水にいれる薬品の量が、かわります。


浄水場の中の水だけでなく、川の水や、ダムの水などでも、月に何回か、水質の検査が、されています。水質センター(すいしつセンター)の職員の人たちが、定期的に水源や川やダムの水の水質を調査しています。水質センターの名前は地域によっては水質管理センターや水質検査センターだったりします。


下水[編集]

私たちの家庭から出る、使い終わった汚れた水は、どこへいくのでしょうか。 使い終わった水は、 下水処理場(げすいどう) へと、いきます。

下水処理場へと送るための水道が 下水道(げすいどう) です。下水道管とは、下水道の水道管です。

  • 最初沈殿池

主に比重差を利用し、重力沈降により下水中の沈殿性有機物を分離・除去する。反応タンクへ流入する水・汚泥の負荷を調整し、生物処理のための準備をする役目も持つ。

  • 反応タンク

曝気槽(ばっきそう)とも言う。微生物(びせいぶつ)などにより、下水中の有機物・窒素・リンを中心とした汚濁(おだく)物質を処理する。

  • 最終沈殿池

反応タンクで処理された活性汚泥(かっせい おでい)の分離を行い、澄んだ(すんだ) 処理水(しょりすい)にする。

  • ろ過施設

施設内で使用する水のためのものと、後述する高度処理の一環として設置されているものがある。

  • 消毒施設

放流する水を滅菌(めっきん)するための施設。塩素消毒が一般的であるほか、紫外線消毒・オゾン消毒といった消毒方法や、二酸化塩素や臭素系などの薬剤による消毒、ほか、膜で細菌をろ過・除去する方法などがとられている。

  • 高度処理施設

主に処理水の活用や放流先の環境保全(特に閉鎖性水域(湖沼、閉鎖性の湾など)における富栄養化対策を主眼とすることが多い)を目的として、二次処理に付加し浄化を行うための施設。当然に相応の費用が求められるため普及は捗らなかったが、2003年の下水道法改正で促進される見通しとなった。

方法としては、反応タンクの処理方式の改良、ろ過、凝集剤による沈殿促進などがある。


沈殿池(ちんでんち)の汚泥(おでい)は、水分をぬいたあとに、燃料として再利用されたり、肥料として再利用されます。

下水を処理した水は、飲水としては、使えません。 ですが、処理した水は、水資源の節約のため、飲み水の他の目的で、使われます。

下水を処理した再生水が、公共施設などでのトイレの排水につかわれたり、緑地の水やりに使われたり、いろいろと使われています。

用水[編集]

用水路(ようすいろ)。稲作(いなさく)などの かんがい のための農業用水路(のうぎょうようすいろ)。田・畑に水を引き込むときにつかう水門(すいもん)も、もうけられている。写真は富山県(とやまけん)の南砺市(なんとしし)。
日本最古(にほん さいこ)の農業用水路、「裂田の溝」(さくた の うなで)
用水路は、コンクリート化されているばあいもある。(写真は、山梨県の中巨摩郡の昭和町の上河東)

水(みず)のつかいみちは、家で飲む(のむ)だけではありませんし、家(いえ)で ものを洗うだけでもありません。田んぼや畑(はたけ)に水をまくためにも、水はつかわれます。工場などで、ものをつくるときにも、みずをつかうばあいがあります。

このように、水は、いろんなことにつかわれます。このように、つかわれる水のことを用水(ようすい)といいます。または、つかわれる水をひくための水路(すいろ)や水道管(すいどうかん)などの水道設備(すいどうせつび)のことも、用水(ようすい)といいます。


農業(のうぎょう)に使われる(つかわれる)水(みず)のことを 農業用水(のうぎょうようすい) といいます。農業(のうぎょう)に使用(しよう)する水(みず)、という意味です。

とくに、農業で、かんがい(灌漑)に使う用水のことを かんがい用水 というばあいもあります。


工場でつかわれる水は、工業用水(こうぎょうようすい)といいます。


用水を流している水路を、用水路(ようすいろ)といいます。用水路のことを、用水というばあいもあります。


あなたの元へとどく電気(でんき)[編集]

電気は 発電所(はつでんしょ) で、つくられています。 では、発電所では、どうやって電気を作っているのでしょうか?

火力発電所(かりょく はつでんしょ) や 水力発電所(すいりょく はつでんしょ) や 原子力発電所(げんしりょく はつでんしょ) などがありますが、そもそも火力や水力で、なんで発電ができるのでしょうか?

じつは、磁石(じしゃく)をうごかすと、電気(でんき)が発生します。 磁石というのは、N極とS極にわかれている、あの磁石です。 鉄をひきつける、あの磁石です。

あとは、火力なり水力なり、なにかの動力(どうりょく)で、磁石を回せば、電気が発生するという仕組み(しくみ)で、発電所は発電しているのです。

  • 火力発電所
ポーランドのベウハトゥフ発電所
発電用タービンの部品。
ドイツの水力発電所の装置

火力発電所(かりょく はつでんしょ) では、石油や石炭や天然ガスを燃やした熱で、水をわかして蒸気にして、その蒸気の力を動力にしてタービンを回しています。あとは、このタービンに磁石をくっつければ、発電をするという仕組みです。

火力発電所は、火で水を沸かす(わかす)という仕組みなのです。なので、海沿い(うみぞい)に火力発電所が立っている場合が多いです。海ぞいは水が多いですね。 また、海沿いのほうが、内陸よりも、燃料の重油などを輸送しやすいのです。


日本地図があれば、地図で確認してみましょう。


燃料の石油や天然ガスなどは、外国から輸入(ゆにゅう)しています。 石油や天然ガスをもやすと、地球温暖化の原因にもなっている二酸化炭素が、でます。


  • 原子力発電所

原子力発電所(げんしりょく はつでんしょ) も、じつは、水をわかして蒸気にして、その蒸気でタービンを回しています。 原子力は、水を熱する手段なのです。

ウラン という物質の、原子核(げんしかく)が分裂するときに、熱を発生します。その熱を使って、水を沸かしているのです。原子核が分裂することを 核分裂(かくぶんれつ) といいます。

原子力発電所では、ウランの核分裂の熱で、水をわかして蒸気(じょうき)にして、蒸気で、タービンという水車のようなものを回して、発電しています。

原子力発電では、ウランを冷やすための水が、冷却水(れいきゃくすい)が大量に必要です。だから、場所は、海沿いに、原子力発電所が多いです。

原子力発電には、危険な放射線をだす、放射性廃棄物(ほうしゃせい はいきぶつ)が作られるという問題点があります。また、運転中に海や大気に放射性物質を放出し、定期点検時には放射線を被ばくしながら働く人々が必要になります。

このため、都市からはなれた場所の海岸部に、原子力発電所は多いです。福井県の若狭湾ぞいや、福島県の沿岸部に、原子力発電所は多いです。


日本地図があれば、地図で確認してみましょう。


  • 水力発電所
ダム式水力発電の例:
ダム式水力発電所
ダム式水力発電
  • A: ダム湖
  • B: 発電所
  • C: 水車
  • D: 発電機
  • E: 取水口
  • F: 水圧管路
  • G: 変圧器
  • H: 河川

水力発電所(すいりょく はつでんしょ) は、ダムなどから水を落としたときの力で、タービンを回します。 山間部のダムの近くに、水力発電所がつくられるのが普通です。 ダムが山間部にしか作れないので、水力発電所も山間部に多いです。


火力発電では、物を燃やすので、地球温暖化になってしまうし、石油や石炭や天然ガスなどの資源を消費するという問題もあります。

火力発電で使う燃料は輸入品ですし、原子力発電のウランも輸入品です。

水は、日本なら、国内で手に入ります。

水力発電が安全だし、輸入もしないので、理想的なように思えますが、水力発電所にはダムをつくらないといけないので、山間部の自然を破壊することになります。 また、その山間部に住んでいた人たちの家も、なくなってしまいます。

なのでダムや水力発電所は、これからは、あまり作りづらいのです。


現在(西暦2013年)の日本は電力は、70%くらいを火力発電で、まかなっています。

原子力は20%くらいです。水力は7%くらいです。


  • 送電(そうでん)
鉄塔と送電線

発電所からの電気は、送電線によって、変電所に送られます。

ドイツの変電所

変電所では、電圧を、何十万ボルトにも、高めます。

その変電所から、送電線で、各地の変電所におくられます。

変電所で電圧を何十万ボルトにも高めるのは、そのほうが電気が空気中や地面に、もれにくいからです。


電気を使う各地のちかくの変電所で、使いやすいように電圧を下げます。

さらに、電線の上にある変圧器で、電圧は下げられます。

そして、電柱から、引込線で各家庭や工場や商店などに、電気が送られています。

アメリカでの電力システムの図。青色が送電システムである。
  • あたらしい発電

風力発電や太陽光発電や地熱発電などの、あたらしい方式の発電もあります。

風力発電は、風でタービンをまわして、発電する方式です。

地熱発電では、地熱で蒸気をわかして、タービンを回して発電します。

太陽光発電は、太陽電池に、太陽の光をあてて発電します。

いろいろと、新しい発電方式があり、研究や開発もされています。ですが、現状では、発電する電気量が小さく、うまくいってないのが、実情です。

ガスがとどくまで[編集]

東京湾内のLNGタンカー

あなたのおかあさんやおとうさんは、料理のとき、台所で、ガスを使っているかもしれません。

ガスの原料につかわれることの多い 天然ガス(てんねんガス) は、外国からの輸入です。 タンカーという、船(ふね)で、はこばれてきます。

ガス工場で、液化天然ガス(えきかてんねんガス)や、液化石油ガス(えきかせきゆガス)を、気体のガスにもどすときは、海水をかけると、もとの気体にもどります。

液化天然ガスはLNGと略されます。液化石油ガスはLPGと略されます。

ガスホルダー

工場からおくりだされたガスは、各地のガスホルダーという丸い大きな容器(ようき)に、たくわえられています。ガスホルダーのことを、日本ではガスタンクともいいます。

ガスホルダーの圧力(あつりょく)だと、家庭では高すぎるので、途中にある ガバナー という装置(そうち)で、圧力(あつりょく)を下げています。

ガスホルダーから家庭に送られるガスを 都市ガス(としガス) といいます。


安心(あんしん)して、くらすために[編集]

火事(かじ)だ![編集]

火の用心。学校ではときどき、火事がおきた場合にそなえたひなん訓練(ひなんくんれん、避難訓練)がありますね。火遊びはいけませんが、気をつけていても、うっかり火事を起こしてしまうことがあります。どんな原因(げんいん)で火事になってしまうのでしょうか。資料(しりょう)をさがして調べてみましょう。

火事は、あなたの大切な物や時には命さえもうばってしまう、こわいものです。万一、火事になっても、できるだけはやく早く火を消すことができたら、失うものも少なくてすみます。そのためにあるのが 消防署(しょうぼうしょ)です。消防署(しょうぼうしょ) や 消防車(しょうぼうしゃ) には、火事の場所までできるだけ早くかけつけたり、いろいろなところでおきる火事を消すための工夫がいろいろあります。

  • 消防署にある工夫
夜に火事がおきてもすぐ出場できるように、消防の隊員たちは24時間、交代などもしながら、夜中は寝泊り(ねとまり)して準備しています。
(※ 範囲外: )また、毎日働くわけではなく、『非番』(ひばん)という日や、休みの日もあります。(※ じつは日本文教出版の検定教科書『少学社会 3・4 下』に「ひばん」という単語がある。東京書籍の『新しい社会3・4 下』には漢字で「非番」とある。)
また、夜中に職場に寝泊まりして当番をしていることを、一般に「宿直」(しゅくちょく)という。
  • 消防車にある工夫
消防車
消ぼう車(しょうぼうしゃ、消防車)には、サイレンを鳴らすスピーカーと赤いライトが上についています。これを動かしながら、赤信号の時は、まわりに注意をしながら止まらずに走ることで、できるだけ早く火事のところに着くことができます。
  • 消防署(しょうぼうしょ)の人たち


火事が起きている場所に消防車が到着(とうちゃく)しても、それだけでは火を消すことができません。たくさんの水が必要です。消防車はどこの水を使って火を消しているのでしょうか。消ぼう車の中には、タンクがついています。そこに水をためておくのです。でも、それだけでは足りません。学校のプールや川からも水をとります。では、プールや川からはなれた場所で火事がおきたら? 

消火栓(しょうかせん)があれば、そこから消火用の水をとります。 消火栓の水圧はたいへんに高く、かってに、あけてはいけません。

消火栓の場所の案内板(あんないばん)


  • 消防車(しょうぼうしゃ)

消防署(しょうぼうしょ)の人たちが消火(しょうか)のために使う(つかう)、あの赤い自動車(じどうしゃ)のことを消防車(しょうぼうしゃ)といいます。

(※ より正確には、「消防自動車」という。検定教科書によっては「消防自動車」で紹介しているものもある(※ 東京書籍など)。)

消防車には、放水車(ほうすいしゃ)や、ハシゴ車(はしごしゃ)など、いくつかの種類(しゅるい)があります。(※ 検定教科書には、ハシゴ車などのことまで紹介している。)そのほか、通信(つうしん)のための消防車もあります。


  • 救急車(きゅうきゅうしゃ)

地域にも よりますが、消防署(しょうぼうしょ)には、ふつう、ケガした人などを運ぶ(はこぶ)救急車(きゅうきゅうしゃ)も、おいてあります。

また、このため、消防署には、救急隊員(きゅうきゅう たいいん)の人たちも います。


つまり、消防署には、消防士(しょうぼうし)の人たちのほかに、救急隊員もいます。


  • 警察(けいさつ)との関係

火事が起きたら、消防の人は、警察の人にも連絡します。

なぜなら、消火のときは、道路に消防車を長くおいたままにするので、交通の整理を、警察の人にしてもらうからです。


  • 119番したら

火事がおきたら、119番の電話で、消防車をよべます。

この119番の電話は、消防の通信指令室(つうしん しれいしつ)に、 つながっています。

消防の通信指令室の人は、火事の連絡をうけると、消防車を出動させるのはもちろん、ほかにも、ガス会社にも連絡して、火事が広がらないようにガスをとめてもらいます。

また、水道局にも連絡して、消火のために水をたくさん用意してもらいます。

また、電力会社にも連絡をしています。


警察(けいさつ)[編集]

日本の警察官(大阪府の警察)とパトロールカー(いわゆる「パトカー」)
日本の警察のシンボルマーク。
白バイ隊員
街頭で警備活動に当たる警視庁機動隊

みなさんは、交番(こうばん)に落としものを取りに行ったことはありますか。警察(けいさつは、その他にもパトロールや交通いはんのとりしまり、事こ(じこ、事故)や事けん(じけん、事件)のしょり(処理)をしています。

交番(こうばん)や警察署(けいさつしょ)の警察官(けいさつかん)の人たちは、ふだんは、なにを行っているのでしょうか。

警察は、ドロボウや殺人(さつじん)などの犯罪(はんざい)の取り締まり(とりしまり)を、法律(ほうりつ)に もとづいて とりしまっています。


また、そういった犯罪が起きないように、見回り(みまわり)などのパトロールもしています。


(※ 範囲外: )刑法(けいほう)という法律を中心にして、警察は仕事をしている。。なお、刑法(けいほう)と憲法(けんぽう)は、べつの法律(ほうりつ)ですので、まちがえないでください。


(※ 範囲外: )おまわりさんは、くわしくは 巡査(じゅんさ) と言います。警察官には、刑事(けいじ)もいます。婦警さん(ふけいさん)や白バイ隊員(しろバイたいいん)や機動隊(きどうたい)のかたも、警察官(けいさつかん)です。
(※ 範囲外: )警察(けいさつ)と検察(けんさつ)は、べつの組織です。検事(けんじ)は、刑事(けいじ)とは、べつの職業(しょくぎょう)ですので、まちがえないでください。検事(けんじ)は検察(けんさつ)という組織の役人(やくにん)です。


交通違反(こうつういはん)をとりしまるのも、けいさつの仕事(しごと)です。駐車違反(ちゅうしゃいはん)の車も、とりしまったりします。

自動車の衝突(しょうとつ)などの交通事故が起きたときに、事故の状況(じょうきょう)をしらべるのも、けいさつの仕事です。


(※ 範囲外: )交通違反のとりしまりについての法律は、道路交通法(どうろこうつうほう)などで、きめられています。


自動車だけでなく自転車も、とりしまりをします。たとえば駐車場以外のところに駐輪した自転車を、とりしまったりもします。自転車の交通違反のとりしまりをする人については、ばあいによっては警察官(けいさつかん)ではなく、警察(けいさつ)から仕事(しごと)をたのまれた交通指導員(こうつうしどういん)のひとたちが、とりしまっている場合もあります。

自動車の飲酒運転(いんしゅうんてん)も、とりしまります。ほかにも、赤信号(あかしんごう)にしたがわない自動車や、交通標識(こうつうひょうしき)にしたがわない運転(うんてん)をしている車(くるま)も、とりしまります。

ほかにも、速度違反(そくどいはん)の車も、とりしまります。

自動車にのってる人がシートベルトをしてない車も、とりしまります。シートベルトのしなければならないという義務(ぎむ)があるのは、運転席(うんてんせき)や助手席(じょしゅせき)だけでなく、後部座席(こうぶざせき)でもシートベルトの着用(ちゃくよう)が義務化(ぎむか)されています。みなさんが、自動車にのる場合は、きちんとシートベルトをしてください。

  • 交通ルールを、まもろう

交通ルールをまもらないと、危険な目にあってしまいます。

信号(しんごう)は、きちんと、まもりましょう。 また、自転車の駐輪違反(ちゅうりんいはん)は、やめましょう。

みなさん、もしかして、駅前(えきまえ)などの、駐輪場(ちゅうりんじょう)でない道路に、自転車を駐輪(ちゅうりん)していませんか? 道路に、自転車を駐輪したままにしては、いけません。道路上の放置自転車(ほうちじてんしゃ)は、交通違反(こうつういはん)です。

歩道(ほどう)は、道をとおるためにあるのです。もし、自転車(じてんしゃ)が放置してあると、その道を通る人の邪魔になります。また、緊急事態(きんきゅうじたい)の時に、放置自転車(ほうちじてんしゃ)などは、通行の邪魔(じゃま)になります。

  • その他

道路で まよっている人に道を案内したりするのも、警察(けいさつ)の仕事です。

また、落とし物を管理するのも、警察(けいさつ)の役目です。

道で、落とし物を拾ったら、警察(けいさつ)に、とどけましょう。



  • 救急との関係

警察署には、救急車はふつう、ないです。法律では、救急車のしごとは、消防署がすることになっています。

ただし、交通事故が おきたときには、けが人をはやく助けるために、警察(けいさつ)は消防署(しょうぼうしょ)にも連絡(れんらく)をいれて、消防署の人に救急車をもってきてもらうことも、よくあります。


  • その他
日本の警察のパトロールカー

警察官の運転する、サイレンのついた白と黒の色のあの車は、パトロールカーといいます。

※ いわゆる「パトカー」のこと。検定教科書では略称「パトカー」は紹介していない。


※ 範囲外?[編集]

衛生(えいせい)[編集]

  • 保健所(ほけんじょ)

保健所では、コレラやチフスや赤痢と言った伝染病(でんせんびょう)が広まらないように、仕事をしています。 もしも伝染病が発生した場合は、保健所は、付近の病院や県や市と連絡をとりながら、対策(たいさく)をおこないます。

市内や腸内を消毒したり、薬をくばったりします。 重い伝染病にかかった患者(かんじゃ)は、伝染病の専門(せんもん)の病院に入院させます。


伝染病の流行してないふだんは、保健所は、なにをしているのでしょうか。 病院などの監視(かんし)や監督(かんとく)をしています。また、食品会社や飲食店に、食中毒(しょくちゅうどく)が無いかなどの監視をしています。


  • 空港などでの検疫(けんえき)

外国から日本に、はいる人が、日本国内に持ち込もうとする動物や植物は、空港や港などで、病気や害虫(がいちゅう)などの検査(けんさ)をされます。 このような空港や港での、持ち込む物の、病気や害虫の検査を 検疫(けんえき) といいます。 検疫を受けていないものを、港の外や空港外に持ち出すと、罰せられます。

市役所や県の仕事[編集]

  • 市役所

市では、市民から市民税などの税金(ぜいきん)を、税務署(ぜいむしょ)を通して、あつめています。

税金を取り立てるのは、税務署の仕事であって、市役所の仕事では、ありません。


市役所は、税金をつかって、市の全体のためのしごとをします。

市の、お金の使い方は 市議会(しぎかい) で決めます。お金の使い方の案を、 予算(よさん) や 予算案(よさんあん) と、いいます。市の予算は、市議会の議員(ぎいん)が、はなしあって、決めます。

市議会の議員は、選挙(せんきょ)によって、選ばれます。市議会などの議員(ぎいん)を、住民などからの投票(とうひょう)によって、えらぶことを 選挙(せんきょ) といいます。


市長(しちょう)は、市議会と市の、最高責任者です。市長も、市民からの選挙によって、選ばれます。


市役所の職員は、市長や市議会が決めた仕事に必要な書類の作成や手続きを、じっさいにおこないます。

市の建設工事や土木工事では、じっさいに作業をおこなうのは、市役所から仕事をたのまれた建設会社などです。

たとえば土木工事なら、市から仕事をたのまれた工事会社が行います。

そのばあいも、不公平が無いように、入札(にゅうさつ)という、役所からの仕事を受けたい多くの会社の中から、もっとも市につごうのよい値段をだした工事会社にだけ、仕事を発注(はっちゅう)するという手続きで決めます。


市役所では、引っ越しのときの住民登録(じゅうみんとうろく)の手続きや、子供がうまれたり人が死んだりしたときなどの届け出の受付や書類の作成なども行っています。


市立(いちりつ)の小学校や市立の中学校など、市立の学校の運営は、市の教育委員会が管理(かんり)や監督(かんとく)をしています。

市の教育委員会も、市や県や国に、管理をされています。

学校だけでなく、市内にある警察署や消防署や市立図書館や市立病院などの、役所や市の施設の運営に必要な予算や手続きなども、国や県と協力しながら、市も協力しています。


市議会では、お金のつかいかたを決めるだけでなく、市内のきまりを作るばあいもあります。国の決まりは 法律(ほうりつ) といいますが、市や県のきまりを 条例(じょうれい) といいます。市議会は、条例を決めます。市の条例は、その市内でだけ通用します。県の条例は、その県内だけで通用します。


県庁では、県全体のしごとをしています。

選挙で選ばれた県会議員(けんかい ぎいん)たちによる 県議会(けんぎかい) で、県の予算をきめたり、県の条例を決めています。

県知事(けんちじ)は、県庁および県議会の最高責任者です。

市の最高責任者は「市長」でしたが、県の最高責任者は「県知事」といいます。まちがえないように、してください。

東京都の場合は、知事は都知事(とちじ)になります。大阪府や京都府では、それぞれ知事は府知事です。

県内の県立高校などは、県の予算からも、学校の運営するための、お金が、出ています。


  • 選挙のしくみ

市議会の議員は、選挙(せんきょ)によって、選ばれます。市議会などの議員(ぎいん)を、住民などからの投票(とうひょう)によって、えらぶことを 選挙(せんきょ) といいます。

市議会議員の選挙や市長の選挙は、ふつうは、4年ごとに1回、おこなわれます。 県会議員や県知事の選挙も、ふつうは、4年ごとに1回、おこなわれます。


市長を選ぶ選挙では、立候補者の中から、もっとも多い投票をもらった人だけが市長になります。ほかの、まけた人たちは、市長には、なれません。


県会議員を選ぶ選挙と、市議会議員をえらぶ選挙は、べつの選挙です。


市議会選挙や県議会選挙などで、住民が投票をする権利は18才以上からあります。

投票できるという、選挙権をもつ人を 有権者(ゆうけんしゃ) といいます。

市長選挙も県知事選挙も、投票は18才以上からです。

投票できるのは、その市や県に3ヶ月以上住んでいる18才以上の市民や県民だけです。このような人が、有権者になれます。

市議会議員(しぎかい)をえらぶ選挙(せんきょ)では、住民が、一人一票で立候補者(りっこうほしゃ)に投票し、もっとも多くの投票をもらった立候補者から議員になります。


選挙で議員として立候補できるのは、すくなくとも、25才以上からです。

市議会や県議会の議員は、25歳から立候補できます。市長も25才から立候補できます。

県知事など、都道府県知事への立候補は、30才以上でないと、立候補できません。


市や県の政治の仕組みについては、くわしくは、小学6年で国の政治といっしょに、ならいます。

ふるさとのれきしとこめられたねがい[編集]

わたしたちの住む都道府県[編集]

3年生ではあなたの住んでいる市区町村(しくちょうそん)について勉強しましたね。ここでは、都道府県(とどうふけん)という、さらに大きなまとまりについて考えましょう。あなたの住んでいるところのことを勉強したいときは、小学校社会 私たちの住む都道府県の特ちょうを読んでみてください。

下に書いてあることは、ひとつの例です。あなたの都道府県に当てはまることはいくつありますか。

地形図を見てみよう[編集]

山の利用[編集]

海のある町[編集]

  • とれた魚を水あげする漁港(ぎょこう)
  • 船を造る
  • フェリーで人が行き来する。船で、全国各地(ぜんこくかくち)や外国と、品物のやりとりもする。また、材料(ざいりょう)や、造った(つくった)ものをすぐに運べるので、大きな工場があることもあります。

平地の利用[編集]

県の中心はどこ?[編集]

県全体の行政を行っている役所の建物を 県庁 (けんちょう) と言います。県庁がある市町村を 県庁所在地(けんちょう しょざいち) と、いいます。

たとえば東北の青森県の県庁所在地は青森市です。沖縄県の県庁所在地は 那覇市 (なは し)です。関東地方にある茨城県の県庁は水戸市(みと し)です。

県庁所在地の市町村の名前と、県の名前は、同じ場合もあれば、違う場合もあります。

たとえば,近畿地方にある三重県の県庁所在地は津市(つ し)です。 同じ近畿地方でも、和歌山県は和歌山市が県庁所在地です。

関東では、千葉県は千葉市が県庁所在地と、県名と同じです。千葉のちかくの神奈川県では、横浜市が県庁所在地というふうに、県名とは、ちがいます。


京都府や大阪府には、県庁のかわりに 府庁 (ふちょう) があります。京都府庁の所在地は京都市です。大阪府庁の所在地は大阪市です。

北海道には、 道庁 (どうちょう)があります。北海道の 札幌市 (さっぽろ し) に北海道庁があります。

東京都には、県庁のかわりに 都庁 (とちょう) があります。新宿区(しんじゅく く) に、東京都庁があります。


輪中の くらし[編集]

木曽川(奥)・揖斐川(手前)。河口の空撮。

岐阜県のあたりにある、木曽川(きそがわ)・長良川(ながらがわ)・揖斐川(いびがわ)の下流の流域には 濃尾平野(のうびへいや) があります。 木曽川・長良川・揖斐川の三つの川は、伊勢湾(いせわん)に通じています。

この三つの川の下流の流域は堤防で囲まれている土地が多いです。堤防で囲まれた土地を輪中(わじゅう)と言います。 濃尾平野の川の流域には輪中が多いです。

輪中の中の土地の高さは川の水面と同じくらいか、水面よりも低いことが多いです。


この濃尾平野の輪中には、水田が多いです。

堀田。海津市歴史民俗資料館の敷地内に再現されている堀田。

この土地は低地なので水がたまりやすいので、水はけがわるいです。水田は水を必要としますが、水がたまりすぎても、稲はよく育ちません。なので、この土地の人は、かわりに水田を高くしようと、土をもって、そのうえに水田をつくります。水田のまわりの土を掘って、その掘った土で田を高くするので 堀田(ほりた) といいます。


最近では、洪水は起きていませんが、もし起きても、被害(ひがい)が少なくなるように、この輪中の住人たちは工夫をしています。


この輪中の土地では、家をたてるときは、盛り土をして家の土台を高くします。 こうすることで、もし洪水が起きても、ひがいを減らしたいわけです。


さらに、洪水のときの避難場所は、高いところや、盛り土や石垣などをつんで高くした所につくられた 水屋(みずや) という倉庫を避難場所があります。水屋は、ふだんは倉庫として利用しています。

1976年(昭和51年)の9月の台風では、大雨で、長良川と揖斐川の水かさがまし、安八町(あんぱちちょう)で堤防が切れ、水害が起きました。


濃尾平野の輪中地帯の産業では、水を利用した野菜のレンコンづくりや、金魚やうなぎの養殖なども有名な産業です。

日本の農業[編集]

果物(くだもの)の生産[編集]

日本では、みかんとりんごの生産量が、ほかの果物よりも多く、みかんとくだものは、日本の代表的な果物です。 たとえば、みかんの、日本での生産量は90万トンくらいです。

1トン とは重さで1000キログラムのことです。トンの単位(たんい)を t とかきます。 1t = 1000 kg です。

小学4年生の体重の平均が、だいたい30キログラムなので、1000キログラムとは、とても重たい(おもたい)です。

みかんの90万トンは、さらにその重たい1トンが90万あって、90万トンになるわけですから、とても重たいです。90トンではなく、90万トンです。900000トンです。


他のぶどうやなしといった果物も、みかんやりんごよりかは、少ないと言っても、生産量は、けっして小さくはなく、ぶどう や かき や いちご や なし や メロン は、生産量がそれぞれ数十万トンもあります。



ももの生産量も16万トンあります。

日本は、生産している果物の種類が多い国なのです。


  • みかん

みかんは、あたたかい場所で、よく育ちます。年間の平均気温が15度以上でないと、みかんはそだたないといわれます。 年間平均気温は、みかんの産地として有名な愛媛や和歌山では、愛媛が16.5度、和歌山が16.7度くらいです。 西日本に、みかんの産地は多いです。

他の都道府県の年間平均気温は、たとえば東京の年間平均気温が、だいたい16.3度です。新潟では14度くらいです。北海道は8.9度くらいです。

日本での生産量は90万トンくらいです。 みかんは、あたたかい場所で、よく育ちます。みかんの産地を調べれば、愛媛県や和歌山県などの、あたたかい場所が多いです。九州も、みかんの産地で有名です。 和歌山県は、みかんの生産量が日本一で、日本全体の生産量のうちの19%くらいの生産量です。 愛媛県は15%くらいの生産量です。

みかんと気候の関係を説明する時に、よく愛媛があげられるので、愛媛は産地として有名ですが、じつは和歌山のほうが、みかんの生産量が多いのです。


  • りんご

りんごは、すずしい場所で、よく育ちます。 なので、東北や東日本に、産地が多いです。

日本での、りんごの生産量は85万トンくらいです。

青森県などが産地として有名です。青森だけでの本全国の50%くらいを生産していて、順位は日本一です。 長野県も、りんごの生産で有名で日本2位の生産量で、だいたい20%くらいを生産しています。

りんごの品種は、さいきんでは、「むつ」や「ふじ」が有名です。昔は「紅玉」(こうぎょく)や「国光」(こっこう)が有名でした。


  • ぶどう

ぶどうは、気温が高く、雨の少ない、水はけの良い場所で、育ちやすいです。 日本での生産量は20万トンくらいです。 山梨県の甲府盆地が産地で有名です。山梨県の生産量が25%くらいで、日本一です。 甲府盆地の扇状地は、扇状地なので水はけもよく、産地で有名です。

つづいて、長野が15%くらいで2位で、山形が10%くらいで3位です。岡山が7%くらいで4位です。


  • なし

生産量は33万トンくらいです。 なし(梨)は、鳥取の二十世紀なしが有名ですが、じつは梨(なし)の生産量で言うと千葉県が梨(なし)の生産量で一番です。茨城や福島も梨(なし)の産地で有名です。


生産量で見ると、じつはなし(33万トン)のほうがぶどう(20万トン)よりも多いですね。


すいかやかきも生産量がぶどうより多いです。

  • すいか

生産量が39万トンです。 生産量で見ると、けっこう大きいですね。

熊本がすいかの産地で日本一で、全国生産量のうち15%くらいを熊本で生産しています。


  • かき

27万トン。 和歌山県で日本全国の30%ちかくを生産して、和歌山が日本で一位。 つづいて奈良や福岡や岐阜や福島でも生産されています。 生産はだいたい、奈良で12%くらいで日本2位、福岡で9%くらいで3位、岐阜で7%くらいで4位、福島で5%くらいの5位です。


  • いちご

生産量は18万トンくらいです。 栃木県が生産量で日本一で、だいたい日本全国の15.7%くらいです。栃木県の品種の「とちおとめ」が有名です。

福岡が生産量で二番目です。生産量は10%くらいです。福岡の品種の「あまおう」が有名です。


  • もも

生産量は16万トンくらいです。 山梨が日本一で、山梨で33%くらい生産しています。山梨の盆地が産地です。 福島で20%くらいの生産量です。


  • さくらんぼ

生産量は、2万トンくらいです。 さくらんぼは、山形県が日本全国の70%くらいを生産していてトップです。さくらんぼのことを「おうとう」ともいいます。「おうとう」は「桜桃」です。



2種類以上の果物で日本一の県もあります。山梨県と和歌山県です。(算数では「2以上」といった場合、2も,ふくみます。)

和歌山県は、みかん と、かき と、うめ で、日本一の生産量です。うめは果物です。

山梨県は、ぶどう と もも で、日本一位の生産量です。

  • そのほかの果物

このほか、沖縄県では、あつい気候を利用したパイナップルの生産が有名です。 愛媛県ではキウイを生産しています。 長崎では、びわを多く生産しています。


  • すいかは野菜か果物か

いちごやすいかやメロンは、草に果実がなり、一年ごとに枯れてしまいます。園芸の分野では、このように一年ごとに枯れる植物の実は、野菜に分類される場合があります。

本書では、これらスイカやイチゴやメロンを、ほかの果実と、くらべやすくするため、スイカやイチゴやメロンを果物に分類しました。

地図の緯線と経線[編集]

メルカトル図法(メルカトルずほう)という方法でかかれた世界地図。よこの線が緯線(いせん)。たての線が経線(けいせん)。
地球儀での経度()および緯度()。

日本地図や世界地図や地球儀(ちきゅうぎ)には、地図によっては、南北の方向にたての線が何本か引かれていたり、東西の方向に横の線が何本か引かれている場合があります。この縦(たて)の線は、北極と南極をむすぶ線です。この北極と南極をむすぶ、なんほんもある縦の線を 経線(けいせん) といいます。

横の線は、赤道に平行に引かれた線と、赤道そのものの線です。この赤道をふくむ、赤道に平行にひかれた線を 緯線(いせん) といいます。

  • 北緯(ほくい)と南緯(なんい)

緯線では、赤道に、角度の数をあたえて、赤道を 0度 としています。北極の中心の北極点(ほっきょくてん)を90度として、赤道から北側の北半球(きたはんきゅう)にある緯線の角度を 北緯(ほくい) と言います。北極点(ほっきょくてん)は 北緯90度 です。


日本の緯度は、北緯20度から、北緯46度のあいだにあります。

。赤道から南側の南半球(みなみはんきゅう)にある緯線の角度を 南緯(なんい) と言います。南極点は、南緯90度になります。

赤道と北極のあいだの緯線は、地球の中心からの角度で、南北をくぎったものです。


緯線とは、「南北」の位置をあらわしたものでありますが、地球儀や地図に描かれるときは、緯線は「東西」にのびる直線としてかかれることに注意してください。 文字だけで覚えるのでなく、地図をながめると、理解しやすいとおもいます。

また、「北緯」や「南緯」といった言葉も、「緯線」ということばといっしょに、おぼえると、まちがえにくいとおもいます。

緯線(いせん)は、赤道に平行にひかれていることに、注意してください。


  • 東経(とうけい)と西経(せいけい)
グリニッジ天文台(イギリス)

経線(けいせん)の0度は、イギリスのグリニッジ天文台を経度0度の線と、きめています。このグリニッジ天文台を通る経度0度の線を 本初子午線(ほんしょ しごせん) といいます。

経線では、グリニッジ天文台を基準より東側の経線の位置を 東経(とうけい) といい、グリニッジ天文台の西側の経線を 西経(せいけい) といいます。

東経は東経180度まであります。西経は西経180度まであります。東経180度と西経180度は、同じ場所です。

経線の、地球上での東西の位置は、地球の中心からの角度である、 経度(けいど) であらわします。


日本の経度は、東経123度から、東経154度のあいだにあります。

経線とは、「東西」の位置をあらわしたものでありますが、地球儀や地図に描かれるときは、経線は「南北」にのびる直線としてかかれることに注意してください。 文字だけで覚えるのでなく、地図をながめると、理解しやすいとおもいます。

また、「東経」や「西経」といった言葉も、「経線」ということばといっしょに、おぼえると、まちがえにくいとおもいます。

経線は、北極点と南極点を、とおります。


日本の緯度と経度をまとめます。

日本は、緯度が北緯20度から北緯46度のあいだにあり、経度が東経123度から東経154度のあいだにあります。


  • 時差(じさ)と標準時(ひょうじゅんじ)

地球上では、東西の位置によって、昼か夜かが、ちがいます。たとえば日本で昼のとき、アメリカ合衆国やカナダやブラジルでは、夜です。

どの国も、正午の12時が昼間になるように、その国の時刻(じこく)をきめています。このため、国がちがえば、同じ瞬間でも、時刻がちがいます。このような国ごとの時刻の違いを 時差(じさ) といいます。 また、ある国の時刻(じこく)の基準を、その国の 国家標準時(こっかひょうじゅんじ) あるいは 標準時(ひょうじゅんじ) といいます。

多くの国では、標準時は国ごとに1つだけです。ただし、アメリカのように、国が大きい場合は、いくつもの標準時をもっている場合があります。アメリカには、標準時が4つ、あります。アメリカ国内でつかう標準時が、ちがいます。


  • 日本標準時(にほん ひょうじゅんじ)

日本では、兵庫県の明石市の時刻を、日本国の時刻の基準にしています。兵庫県の明石市の経度は、東経135度です。この明石市を基準にさだめた時刻を 日本標準時(にほん ひょうじゅんじ) といいます。あるいは短くちぢめて 標準時(ひょうじゅんじ) といいます。


日本は経度が東経123度から東経154度までありますが、時刻には、どこの地方でも、明石市の標準時を、つかっています。


  • グリニッジ天文台と日本との時差

いっぽう、イギリスのグリニッジ天文台での時刻を、グリニッジ標準時(グリニッジ ひょうじゅんじ)といいます。 現在(2013年)の世界共通の時刻である協定世界時(きょうていせかいじ)は、グリニッジ標準時にちかい時刻です。

地球は24時間で、自転を一回転します。地球の東西は、東経180度と、西経180度を、ぜんぶあわせて 180+180=360なので、360度です。

なので、24時間で、360度、自転して回転しています。1時間あたりの自転する角度をもとめると、360÷24=15なので、1時間で15度だけ自転しています。

このことから、経度が15度ちがうと、時刻が1時間、ちがってきます。


日本の標準時は明石市の東経135度ですが、これを15度で割り算すると、イギリスのグリニッジ標準時との時差が出ます。

135÷15=9

なので、よって9時間です。なので、日本の標準時は、イギリスの標準時よりも9時間、すすんでいます。

太陽は、東から登って西にしずむので、東経の大きい東側の国のほうが朝が早いので、東側の国のほうが時刻が進んでいることになります。


むかしの人のくらし[編集]

1930年代ごろ[編集]

せんたく板とタライ

1930年ごろは、お母さんとかは、せんたく板(せんたくいた、洗濯板)とタライで、洗濯をしていました。

また、生活に使う水は、井戸(いど)から くんできた水をつかっていました。

子供たちも、親の手伝いとして、井戸からくんできた水を運んだりもしたようです。

そうじ機もない時代ですので、ほうきやチリトリやゾウキンなどで、そうじ をしていました。


また、ごはんのをお米をたくときは、かまど を使って、たいていました。(まだ、炊飯器の無い時代です。)



このころの子供たちの遊びでは、メンコやお手玉などの遊びがありました。


エアコンやテレビは、まだ無い時代です。

ラジオは、この時代にもう、ありました。

電話は、壁(かべ)かけ電話でした。すでに1900年の時点でも、日本では1万人をこえる人々に電話が広まっていました。

七輪と木炭。七輪は非常に熱効率が高いので、実際はこの写真よりも少量の木炭で充分に数時間の調理ができる

夜のあかりは、ランプでした。

冬、あったまりたいなら、七輪(しちりん)や火ばち(ひばち)であったまる時代です。


1940年代ごろ、大きな戦争がありました。なので、小学校などでは、竹やり や木刀 がわりの棒をつかった、たたかうための訓練(くんれん)などもありました。


1960年代[編集]

いまの日本では、人々は、炊飯器でお米をたいたりできますし、洗濯機で洋服のあらいものもできます。

ですが、昔は、そうではなかった時代もあります。


1950年代は、まだ、炊飯器もなかったし、洗濯機もなかった時代でした。


いつのころに、こういった家電製品がひろまったかというと、1960年ごろからです。

1960年代ごろから、だんだん、洗濯機やガスコンロ、ついにはカセットレコーダーなども広まりました。

カセットレコーダーというのは、音楽をカセットに録音して、きく機械です。

(※ 参考: ちなみに、ゲーム機のファミコンが発売されたのが1980年代です。)


水道が広まったのも、この1960年代ごろからです。

夜のあかりには、蛍光灯(けいこうとう)が広まりました。

このころ、工場や家庭から出る、よごれた空気や水がふえたので、社会問題(しゃかいもんだい)になりました。


また、このころの時代、日本の人口(じんこう)がすごく、ふえました。

なので、子供たちの人数も増えたので、日本中で小学校もふえました。


カラーテレビが広まったのも、このころか、その少しあとです。


1990年代ごろ[編集]

1990年代ごろになると、パソコンが家庭にも広まり始め、またインターネットが広まってきました。携帯電話も、日本では1990年代に広がっていきました。

また、家庭用のゲーム機は、1980年代ごろに広まってきました。