数学演習/数学III/微分法/解答
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本項は数学演習/数学III/微分法の解答を示す。
微分法
[編集]微分係数と導関数
[編集]〔1〕導関数の定義を用いる。 [1]
- (1)
- (2)
- (3)
〔2〕 まず、関数 は で連続である。一方、
- より、
- 、
この2式は等しくないので、、すなわち、における微分係数は存在しない。故に、示された。
微分の計算の基本
[編集](1)は数学IIの復習、(2)は積の微分、(3)は商の微分、(4)・(5)は合成関数の微分である。[2]
- (1)
- (2)
- (3)
- (4)
- (5)
色々な微分の計算
[編集](6)は対数微分法を用いた方が圧倒的に速い(商の微分でも出来ないことはないがかなり面倒)。
- (1)
- (2)
- (3)
- (4) なので、
- (5)
- (6) 両辺の対数をとると、
そして両辺をで微分すると、
したがって、
- (7)
- (8)
- (9)
- (10) なので、
第n次導関数
[編集]1つずつ微分していく。
- (1)
- (2)
- (3)
陰関数の導関数
[編集]- (1) より、
- (2) より、
- (3) より、なので、