料理本/米料理/パエリャ

材料(4人分)[編集]
- パエリェラ(パエリャ用の鍋)…1枚
- 鶏肉…500g
- 兎肉…500g
- 食用カタツムリ…24匹
- 米…3合(480g)
- インゲン、赤唐辛子、赤ピーマン、パプリカなどの野菜…350g
- トマト…120g
- 水…1リットル
- オリーブオイル…適量
- 塩、サフラン、ローズマリー
作り方[編集]
- 新鮮で清潔な食用カタツムリ、鶏肉、兎肉を準備し、肉は一口大に切る。
- パエリェラにオリーブオイルを注ぐ。
- 肉を炒めて、きつね色になったら野菜、トマトを入れて炒める。
- パエリェラに水を注ぎサフランを入れ、さらに塩を加えて味を調える。
- さらにカタツムリを加えて10分ほど煮込んでおく。
- 続いて米を加えてかき混ぜ中火で10煮込み、さらに火加減を調節しつつ10分程煮込む。
- 火を止めてローズマリーを置き、紙ぶたをして10分ほど置く。
- パスタでいうアルデンテのように芯が僅かに残るように炊きあげ、さらにお焦げを作るのが理想である。
食べ方[編集]
パエリャができあがったならば、パエリャが入ったパエリェラを食卓に持ってきて置く。 この際食卓が熱に弱い素材であるならば鍋敷きを用意することも忘れてはならない。 そして、お好みに応じてレモン果汁などを振りかけて魔法の呪文「bon profit」(召し上がれ)を唱えれば完璧である。
あとはパエリェラから直接スプーンで掬って食べるだけ。 スペインでは普通パンを片手にもっておかずとしてパエリャを食べる、この際はパエリャの塩味をやや強めにする。
バリエーション[編集]
この料理の肝はサフランにある。 日本では手に入りにくい兎肉などは必要に応じて変更する必要があるだろう。 また、なじみの薄い食用カタツムリはアサリ貝などで代用することが出来る。 さらにホタテやカニ、小海老なども加えて海鮮風にすることも可能。