気象予報士試験/受験にあたって
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第1章 試験の概要: 1 - 2
気象予報士の試験は、非常に難易度が高くなっています。合格率は、4-6%台で、1会場の中で合格者が出ないこともあるほどです。
気象学の基礎となる一般知識だけでなく、予報業務に関する専門知識からも出題されるため、解説書や参考書を読んだり、通信講座を受講したりして学習することを勧めます。
この記事では、試験の詳細について解説します。なお、特に注記がない限り、第27回試験(2007年1月)時点での情報です。
試験の概要
[編集]気象予報士試験は、気象業務法により、気象庁長官が行うことになっています。しかし、実際には、長官の代行として指定された機関である「財団法人 気象業務支援センター」に委託されています。受験料(試験手数料とされている)は、11,400円となっています。受験資格は特になく、誰でも受験可能です。試験日は通常、日曜日です。午前中に学科試験、午後には実技試験があります。学科試験は、選択式の問題となっていて、一般知識と専門知識15問ずつが出題されます。実技試験は、文章記述式が多くなっています。試験内容の詳細については後述します。
受験までの流れは次の通りです。
- 約3ヶ月前: 試験要項の発表と書類の請求
- 気象庁長官が指定した代行機関(気象業務支援センター)から、「試験要項」が発表されます。また、「試験案内書」の申し込み受付が始まるので、1)インターネット、2)郵送、3)窓口に直接のいずれかで請求します。案内書は1部200円です。
- 約2ヶ月前-: 受験申し込み
- 「試験案内書」が届いたら、概要をよく読んで、一緒に送られてきた受験申請書に記入し、指示に従って申し込みます。受付期間を過ぎないように注意しましょう。
- 約1ヶ月前: 受験票の到着
- 試験案内書に、受験票の発送期間が書いてあるので、到着を待ちます。通常は試験の約30日前です。期間を過ぎても届かない場合は、再発行を申請してください。
- 試験当日: 受験
- いよいよ受験です。1日試験が続くので、体調はしっかり整えておきましょう。受験票など、必要なものを忘れないように。
- 約40日後: 合格発表
- 合否に関わらず、試験案内書に記載されている日に通知が発送されます。また、合格者には、合格証明書が送られてきます。
- 合格発表後: 登録
- 合格した人には、登録案内と登録申請書が送付されます。この手続きをしないと、「気象予報士」として認められないので、注意してください。
試験日
[編集]気象予報士の試験は、法律上では毎年1回以上行われることになっています。しかし、現在では毎年1月と8月の2回行われるのが通例となっています。
過去の試験日は、次の通りです。
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受験場所
[編集]試験地としては、毎回
が挙げられています。
実際の会場については、毎回異なりますが、大学などが多いようです。