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小学校国語/1学年

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
2020年4月18日 (土) 11:58時点におけるMario1257 (トーク | 投稿記録)による版 (ひらがな: 画像削減(ノートを参照))

分割提案を提案中。議論は、ノート:小学校国語/1学年にて。

小学校国語 一学年(しょうがっこう いちがくねん)


ひらがな

五十音(ごじゅうおん)
  わ行 ら行 や行 ま行 は行 な行 た行 さ行 か行 あ行(ぎょう)  
 ん  あ段(だん)
い段
う段
え段
お段

ひらがな の ごじゅうおん(五十音) を いちねんせい(一年生) の いちがっき で おぼえましょう。

ひらがな は うえ の ひょう の よう に ならべることが できます。


このように ならべた ひらがな を ごじゅうおん といいます。

ひらがな は(わ) ぜんぶ で 46(よんじゅうろく) もじ あります。


ひらがな には 、 いまでは つかわれなくなった、 むかし の ふるい もじが ありました。

「 わ ゐ う ゑ を 」の 「ゐ」 とか 「ゑ」 です。

いまでは、 「わ」 の 行(ぎょう) は(わ)、 「わ い う え を 」 と かきます。

「 わ い う え を 」 の 「わ」 と 「を」 は、 いまでも 、つかわれます。

「わ」と「を」は、 おぼえて ください。


いってみましょう。

  • あいうえお
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
  • かきくけこ
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
  • さしすせそ
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
  • たちつてと
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん


  • なにぬねの
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん


  • はひふへほ
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん


  • まみむめも
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
  • やゆよ
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
  • らりるれろ
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
  • わをん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん


いってみましょう。

「あいうえお」 と くち で いってみましょう。
「かきくけこ」 と くち で いってみましょう。
「さしすせそ」 と くち で いってみましょう。
「たちつてと」 と くち で いってみましょう。
「なにぬねの」 と くち で いってみましょう。
「はひふへほ」 と くち で いってみましょう。
「まみむめも」 と くち で いってみましょう。
「やいゆえよ」 と くち で いってみましょう。
「らりるれろ」 と くち で いってみましょう。
「わいうえを」 と くち で いってみましょう。


かいてみましょう。

「あいうえお」 と かいて みましょう。

かみ と えんぴつ を ようい して 、かいてみまよう。

おかあさん とか に 、 かみ と えんぴつ を かりましょう。 

「あいうえお」 と かいて みましょう。
「かきくけこ」 と かいて みましょう。
「さしすせそ」 と かいて みましょう。
「たちつてと」 と かいて みましょう。
「なにぬねの」 と かいて みましょう。
「はひふへほ」 と かいて みましょう。
「まみむめも」 と かいて みましょう。
「やいゆえよ」 と かいて みましょう。
「らりるれろ」 と かいて みましょう。
「わいうえを」 と かいて みましょう。


「あいうえお」の、 「あ」と「お」 は(わ) 、にています 。 まちがえないで、 かけたかな 。

「らりるれろ」の、 「る」と「れ」 は(わ) 、にています 。 まちがえないで、 かけたかな 。

「らりるれろ」の「れ」と、 「なにぬねの」の「ね」 は(わ) 、にています 。 まちがえないで、 かけたかな 。


「さしすせそ」の「さ」と、 「たちつてと」の「ち」は、まちがえないで、かけたかな。

「さ」と「き」は、 まちがえないで、かけたかな。 「さ」は「さしすせそ」の「さ」です。 「き」は「かきくけこ」の「き」です。


「はひふへほ」の「は」と「ほ」は、 まちがえないで、 かけたかな。


つぎ の ことば を 、 くち で いったり 、て で かいたりして 、 れんしゅう しましょう 。

「ほん を よむ。」とかのように、「を」は、ぶんしょう の なか で つかわれます。「を」から はじまる ことば は ありません。

(「ん」は、ふつう ことば の なか に つきます。 )

あかさたな

「あいうえお」から「わをん」まで、おぼえたら、こんどは「あかさたな はまやらわ」を、やってみよう。

「あかさたな はまやらわ」と、いってみましょう。
「いきしちに ひみいりい」と、いってみましょう。
「うくすつぬ ふむゆるう」と、いってみましょう。
「えけせてね へめえれえ」と、いってみましょう。
「おこそとの ほもよろを」と、いってみましょう。

がぎぐげご

五十音(ごじゅうおん)
  わ行(わぎょう) ら行 や行 ま行 は行 な行 た行 さ行 か行 あ行(あぎょう)  
                あ段(あだん)
            い段(いだん)
            う段
            え段
            お段
  • がぎぐげご
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
」に 「」(てんてん)をつけると、 「」に なります。
」に 「」(てんてん)をつけると、 「」に なります。
」に 「」をつけると、 「」に なります。
」に 「」をつけると、 「」に なります。
」に 「」をつけると、 「」に なります。


  • ざじずぜぞ
」に 「」をつけると、 「」に なります。
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
  • だぢづでど
」に 「」をつけると、 「」に なります。
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
  • ばびぶべぼ
」に 「」をつけると、 「」に なります。
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん

がぎぐげご


ざじずぜぞ

だぢづでど



ばびぶべぼ


ぱぴぷぺぽ

五十音(ごじゅうおん)
  わ行(わぎょう) ら行 や行 ま行 は行 な行 た行 さ行 か行 あ行(あぎょう)  
                      あ段(あだん)
                  い段(いだん)
                  う段
                  え段
                  お段
」に 「」(まる)をつけると、 「」に なります。
」に 「」(まる)をつけると、 「」に なります。
」に 「」をつけると、 「」に なります。
」に 「」をつけると、 「」に なります。
」に 「」をつけると、 「」に なります。


かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん
かきじゅん


ちいさい やゆよ

五十音(ごじゅうおん)
  わ行(わぎょう) ら行 や行 ま行 は行 な行 た行 さ行 か行 あ行(あぎょう)  
      りゃ   みゃ ひゃ にゃ ちゃ しゃ きゃ   あ段(あだん)
                    い段(いだん)
  りゅ   みゅ ひゅ にゅ ちゅ しゅ きゅ   う段
                    え段
  りょ   みょ ひょ によ ちょ しょ きょ   お段


ちいさい「や」がつくと、べつ の おと に なります。 

おと は おかあさん とか から おそわってください。

  • きゃ きゅ きょ


  • しゃ しゅ しょ


  • ちゃ ちゅ ちょ


  • にゃ にゅ にょ


  • ひゃ ひゅ ひょ
  • みゃ みゅ みょ
  • りゃ りゅ りょ
  • ぎゃ ぎゅ ぎょ
  • じゃ じゅ じょ


ちいさい つ

ちいさい 「つ」 である 「っ」 を つかう ことば には、 

「なっぱ」とか 「かっぱ」とか 「しゃっくり」とか 「はっぱ」とか 「ねっこ」とか 「ひっきようぐ」とか 「おにごっこ」とか、

いろいろ と あります。

「ねこ」と「ねっこ」のように、「っ」が ついてるか どうかで べつの ことば に なります。

おと の いいかた は おかあさん とか に きいてください。




かたかな

五十音(ごじゅうおん)
  ワ行 ラ行 ヤ行 マ行 ハ行 ナ行 タ行 サ行 カ行 ア行(ぎょう)  
 ン  ア段(だん)
イ段
ウ段
エ段
オ段

外国(がいこく)から やってきた ことば には かたかな を つかいます 。

たとえば カレーライス(かれえらいす) とか ヨーグルトとか 、 カスタネット(かすたねっと) とか ギターとか 、 クレヨン(くれよん) とか 、 テニス とか サッカー とか トマト とか リレー とか 、です。 

ほかにも 、 いっぱい あります。


外国(がいこく)の 国(くに) や 土地(とち) の 名前(なまえ) にも、 かたかな を つかいます 。

たとえば 、 フランス(ふらんす) とか アメリカ(あめりか) とか ドイツ(どいつ) とか インド(いんど) とか アフリカ(あふりか) とか です。

  • 外国(がいこく)
  • 外国(がいこく)の 人(ひと)の なまえ

このように、外国(がいこく)の 人(ひと)の 名前(なまえ)にも 、 カタカナ は 使われます。

偉人伝(いじんでん)に のるような、えらい人(ひと)だけに、 かぎりません。

外国(がいこく)の人(ひと)の名前(なまえ)には、ほかにも ピエール とか ジョージ とか トーマス とか  メアリー とか マリー とか カトリーヌ とか 、いろいろ あります。


  • アイウエオ(あいうえお)
  • カキクケコ(かきくけこ)
  • サシスセソ(さしすせそ)
  • タチツテト(たちつてと)
  • ナニヌネノ(なにぬねの)
  • ハヒフヘホ(はひふへほ)
  • マミムメモ(まみむめも)
  • ヤユヨ(やゆよ)
  • ラリルレロ(らりるれろ)
  • ワヲン(わをん)


ソ(そ) と ン(ん) は、 にているので 、 まちがえないように しましょう。
シ(し) と ツ(つ) は、 にているので 、 まちがえないように しましょう。
ワ(わ) と ク(く) は、 にているので 、 まちがえないように しましょう。
ス(す) と ヌ(ぬ) は、 にているので 、 まちがえないように しましょう。
ユ(ゆ) と コ(こ) は、 にているので 、 まちがえないように しましょう。


「かたかな」 という もじ を かたかな で かくと 「カタカナ」 に なります 。

アイウエオ

  • アイウエオ
  • カキクケコ
  • サシスセソ
  • タチツテト


  • ナニヌネノ


  • ハヒフヘホ
  • マミムメモ
  • ヤユヨ
  • ラリルレロ


  • ワヲン

ガギグゲゴ ザジズゼゾ

五十音(ごじゅうおん)
  ワ行(わぎょう) ラ行 ヤ行 マ行 ハ行 ナ行 タ行 サ行 カ行 ア行(あぎょう)  
                ア段(あだん)
            イ段(いだん)
            ウ段
            エ段
            オ段

「がぎぐげご」は カタカナでは「ガギグゲゴ」に なります 。

「ざじずぜぞ」は カタカナでは「ザジズゼゾ」に なります 。

  • ガギグゲゴ(がぎぐげご)


  • ザジズゼゾ(ざじずぜぞ)


ダヂヅデド」 の かきじゅん も おなじように、 「 タチツテト 」 の みぎうえ に 「  」で「 ダヂヅデド 」。


五十音(ごじゅうおん)
  ワ行(わぎょう) ラ行 ヤ行 マ行 ハ行 ナ行 タ行 サ行 カ行 ア行(あぎょう)  
                      ア段(あだん)
                  イ段(いだん)
                  ウ段
                  エ段
                  オ段
  • ガギグゲゴ


  • ザジズゼゾ
  • ダヂヅデド


  • バビブベボ
  • パピプペポ


キャ キュ キョ

五十音(ごじゅうおん)
  ワ行(わぎょう) ラ行 ヤ行 マ行 ハ行 ナ行 タ行 サ行 カ行 ア行(あぎょう)  
      リャ   ミャ ヒャ ニャ チャ シャ キャ   ア段(あだん)
                    イ段(いだん)
  リュ   ミュ ヒュ ニュ チュ シュ キュ   ウ段
                    エ段
  リョ   ミョ ヒョ ニョ チョ ショ キョ   オ段
  • ちいさい ヤユヨ

ちいさい つ の カタカナ

ちいさい「 つ 」は、カタカナでは 「 ッ 」です。

「タチツテト」 の ツ が ちいさくなって ッ になります。

「ピッチャー」(ぴっちゃあ)とか「バッター」(ばったあ)とか「チョッキ」(ちょっき)とか「チューリップ」(ちゅーりっぷ)とか「ロケット」(ろけっと)とか、 いろんな ことば で 、 ちいさい ツ は 、 つかわれて います 。

のばす おと

「カレーライス」と かいたら 「かれえらいす」と よんだり、

「ジュース」と かいたら 「じゅうす」と よんだり、

「ギター」と かいたら 「ぎたあ」と よんだり するように、

ー という ぼう が つくと 、 まえの おと を のばします 。


ほかにも、

ケーキ (けえき) とか 、 バター (ばたあ) とか 、 バッター (ばったあ) とか、いろいろ あります 。 


かんじ

小学校(しょうがっこう)の一年(いちねん)で 習う(ならう)漢字(かんじ)は、つぎのとおりです。
一 右 雨 円 王 音 下 火 花 貝 学 気 九 休 玉 金 空 月 犬 見 五 口 校 左 三 山 子 四 糸 字 耳 七 車 手 十 出 女 小 上 森 人 水 正 生 青 夕 石 赤 千 川 先 早 草 足 村 大 男 竹 中 虫 町 天 田 土 二 日 入 年 白 八 百 文 木 本 名 目 立 力 林 六 これらが、小学校の一年で習う漢字である。

と かいて 「いち」 と よみます。 一(いち)とは、かず の いち・に・さん の いち の ことです。 1 の こと です。

すうじ の 「に」は かんじ で  です。2 の こと です。 
すうじ の 「さん」は かんじ で  です。3 の こと です。 
すうじ の 「よん」は かんじ で  です。4 の こと です。  
すうじ の 「ご」は かんじ で  です。5 の こと です。  
すうじ の 「ろく」は かんじ で  です。6 の こと です。  
すうじ の 「なな」は かんじ で  です。7 の こと です。  
すうじ の 「はち」は かんじ で  です。8 の こと です。  
すうじ の 「きゅう」は かんじ で  です。9 の こと です。  
すうじ の 「じゅう」は かんじ で  です。10 の こと です。  
すうじ の 「じゅういち」は かんじ で 十一 です。11 の こと です。
すうじ の 「じゅうに」は かんじ で 十ニ です。12 の こと です。
すうじ の 「にじゅう」は かんじ で ニ十 です。20 の こと です。
すうじ の 「にじゅういち」は かんじ で ニ十一 のように かきます。21 の こと です。
すうじ の 30 は かんじ で 三十 のように かきます。
すうじ の 35 は かんじ で 三十五 のように かきます。


「ひとつ」 は かんじ で 一つ です。 つ は ひらがな です。
「ふたつ」 は かんじ で ニつ です。 つ は ひらがな です。
「みっつ」 は かんじ で 三つ です。
「よっつ」 は かんじ で 四つ です。
「いつつ」 は かんじ で 五つ です。
「むっつ」 は かんじ で 六つ です。
「ななつ」 は かんじ で 七つ です。
「やっつ」 は かんじ で 八つ です。
「ここのつ」 は かんじ で 九つ です。


  • (め) 。 (くち) 。 (みみ) 

「ひとつめ」・「ふたつめ」・・・の「め」には、目をつかいます。

一つ目 (ひとつめ)
二つ目 (ふたつめ)
三つ目 (みっつめ)
四つ目 (よっつめ)
九つ目 (ここのつめ)


かお の まんなか の「はな」の漢字(かんじ)は、 小学一年では、 ならいません。 (かおの「はな」は とかきます。)

  • 見る(みる)

見る(みる)の、見の上のぶぶんは、目(め)の字(じ)に、にていますね。 ものを見る(みる)ときは、目(め)で、見ますよね。(みますよね)

このように、「いみ」(意味)が、にている漢字(かんじ)は、その字の「つくり」が、にています。 一年で ならう 漢字(かんじ)は、 二年生(にねんせい)や三年生(さんねんせい)などの、これからの 上(うえ)の 学年(がくねん)で 習う(ならう) 漢字(かんじ)の 基礎(きそ)に なります。

なので、まずは、一年生(いちねんせい)の漢字(かんじ)を、しっかりと、おぼえましょう。


ちなみに、耳で「きく」の、「きく」の字は、漢字で「聞く」(きく)になります。「聞く」の「聞」の中(なか)に、「耳」の字が入って(はいって)ますね。(「聞く」の漢字は、小学一年では、ならいません。)

  • (て)
  • (あし)
手足(てあし)
  • 右(みぎ) 左(ひだり)
左右(さゆう)
右手(みぎて)。 左手(ひだりて) 。
右足(みぎあし)。 左足(ひだりあし) 。


  • 山(やま) 川(かわ)

山 と かいて、 「さん」 と よむ ばあい も あります 。

山 の じ は 、おやま の かたち から つくられました。


「ふじさん」は漢字(かんじ)で 富士山(ふじさん) と かきます。 

川(かわ)とかいて、「がわ」 と にごる ばあい も あります。

川 の じ は 、ながれる かわ  の かたち から つくられました。

しなの川 は「しなのがわ」です。(信濃川、しなのがわ) もがみ川 は「もがみがわ」です。(最上川、もがみがわ) 荒川(あらかわ)は 「あらかわ」と よみます。 利根川(とねがわ)は 「とねがわ」と よみます。

荒川(あらかわ) と 利根川(とねがわ) の ように、 川(かわ) の 名前(なまえ) は 、 川 ごと に 、 川 の よみ が 「かわ」か「がわ」かちがいます。


  • 田(た)

「田んぼ」(たんぼ)の「た」です。

ちなみに、「はたけ」は (はたけ) と かきます 。 まちがえて 「は田け」(×) とは かかないでください。 「はたけ」には、田 の じ は、つかえません。


  • 男(おとこ)。女(おんな)。

田んぼ(たんぼ)の下(した)に、力(ちから)とかいて男(おとこ)。

男とかいて「だん」と よむ ばあい も あります。 女とかいて「じょ」と よむ ばあい も あります。

男女(だんじょ)。


  • 子とかいて「こ」とよみます。

子は「こども」の「こ」です。 「こども」は、「子ども」と かきます。(子供)

男の子(おとこのこ)。女の子(おんなのこ)。
男子(だんし)。女子(じょし)。


木(き)。林(はやし)。森(もり)。

木は「き」とよむ ほかにも、「もく」とか「ぼく」と よむ ばあいも あります。 たとえば「木よう日」(もくようび)の 木(もく)です。


おおむかし に 、 の じ が つくられて、それから、 の じ が つくられました。

林は「りん」と よむ ばあいも あります。森は「しん」とよむばあいもあります。 森林(しんりん)と かいて、「しんりん」と よみます。

木が ひとつで 木(き) 。
木が 二つ(ふたつ)で 林(はやし) 。
木が 三つ(みっつ)で 森(もり) 。
では、木が 四つ では?

木(き)が 四つ(よっつ)の 漢字(かんじ)は、 ありません。


  • 本(ほん)

本(ほん)は、木(き)とは、べつの字です。 本を「もと」と よむ ばあい も あります。


木(き) の かず を かぞえるときに、

「いっぽん」、「にほん」、「さんほん」、「よんほん」、「ごほん」、「ろっぽん」、「ななほん」、・・・ と いうふう に かぞえますね。

一本(いっぽん)、二本(にほん)、三本(さんほん)、四本(よんほん)、五本(ごほん)、六本(ろっぽん)、七本(ななほん)、八本(はっぽん)、九本(きゅうほん)、十本(じゅっぽん)、十一本(じゅういっぽん)、・・・


エンピツ の 数(かず) も 本(ほん) で かぞえます。

えんぴつ が 一本(いっぽん)。
えんぴつ が ニ本(にほん)。
えんぴつ が 三本(さんほん)。


ぼう のように なっている もの は 本(ほん) で かぞえる ばあい が おおい です。


わたしたち が すんでいる くに は 「 にほん 」という 国(くに) です 。 国(くに)の にほん は 漢字(かんじ)で 日本(にほん) と かきます 。

くに の なまえ の 日本 を 「 にっぽん 」 と よむ ばあい も あります。


  • 町(まち)。 村(むら)。
  • 人(ひと)

人は「にん」とか「じん」とも、よみます。

たとえば、人間(にんげん)の「にん」です。日本人(にほんじん)の人(じん)です。

おおむかし の と いう じ が もと に なっています。

人(ひと)の かず を かぞえるときは 

「ひとり」(一人)、 「ふたり」(二人)、 「さんにん」(三人)、 「よにん」(四人)、 「ごにん」(五人)、 ・・・ のように かぞえます。


「いちにん」(一人)、 「ににん」(二人)、 「さんにん」(三人)、 「よにん」(四人)、 「ごにん」(五人)、 ・・・のように かぞえる ばあいも あります。


十(じゅう)から 先(さき)の 人 の かず は、 十人(じゅうにん)、 十一人(じゅういちにん)、 十三人(じゅうさんにん) ・・・ のように、 かぞえていきます。


じゅんばん を かぞえるときは 、一人目(ひとりめ)、二人目(ふたりめ)、三人目(さににんめ)、四人目(よにんめ)、・・・ のように かぞえます。



  • 入る(はいる)

「入る」(はいる)の「入」と、人間(にんげん)の人は、べつの字です。

まちがえないように、しましょう。

  • 出る(でる)
出入り(ではいり)

出は「しゅつ」とも。よみます。

脱出(だっしゅつ)・・・脱(だつ)の字は、一年生では、ならわない。


  • 休む(やすむ)

左(ひだり)に、カタカナのイみたいな字(じ)をかいて、右(みぎ)に木(き)みたいな字をかいて、休む(やすむ)の字(じ)になります。

人(ひと)が、木(き)に、よりかかってる、ようすを字にしたのだろうと、いわれています。

休は「きゅう」ともよみます。 休日(きゅうじつ)とか、 休けい(きゅうけい、休憩)とか、 休か(きゅうか、休暇)とかの、 休(きゅう)です。


休 の字の 左がわ の イ の ような 字を 「にんべん」 と いいます 。


  • 学ぶ(まなぶ)

学とかいて「がく」とよむばあいもあります。「学校」の「がっこう」の「がっ」が、その「がく」です。 学年(がくねん)の学(がく)などです。

  • 年(とし)

年は、「ねん」ともよみます

学年(がくねん)。
一年(いちねん)。一年生(いちねんせい)。
  • 大きい(おおきい)。小さい(ちいさい)

大 と かいて、「だい」と、よむ ばあい も あります。 

小 と かいて、「しょう」と、よむ ばあい も あります。

大小(だいしょう)。
小学校(しょうがっこう)。 
入学(にゅうがく)。 
大中小(だいちゅうしょう)。

小川 と かいて 「おがわ」 と よみます 。 小川(おがわ)とは、小さな(ちいさな)川(かわ)のことです。

「小石」(こいし)


  • 犬(いぬ)・・・大(だい)とは、べつの字(じ)です。

(「さる」 や 「ねこ」 や 「とり」 や 「くま」 や 「とら」 や 「ぶた」 や 「おおかみ」 と いった、ほかのどうぶつも、一年生(いちねんせい)では、ならいませんが、漢字(かんじ)であらわせます。

ちなみに

「さる」猿 
「ねこ」猫 
「とり」鳥 
「くま」熊 
「とら」虎 
「ぶた」豚 
「おおかみ」狼

と 漢字(かんじ)で、かきます。)  

「子犬」(こいぬ)


  • 生きる(いきる)。
生きもの(いきもの、生き物}
小学生 (しょうがくせい)。

生は、「せい」とも、よみます。

先生(せんせい)の「せい」です。
  • 先(さき)

「さきっぽ」とか「さきっちょ」の、「さき」です。


  • 花(はな)

花は「か」とも、よむばあいがあります。花壇(かだん)の「か」の字です。

かおの まんなか についてる 「はな」とは、べつの かんじ です。 かお の まんなか の はな は  と かきます 。( 鼻 の字は、一年生では、 ならいません。)


  • 上(うえ) 下(した) 

上 と かいて、「じょう」とよむばあいも、あります。

下 と かいて、「か」とか「げ」とよむばあいもあります。

上下(じょうげ)
上中下(じょうちゅうげ)
  • ようび

月火水木金土日(げつ か すい もく きん ど にち) 月よう日(げつようび、月曜日) 火よう日(かようび、火曜日) 水よう日(すいようび、水曜日) 木よう日(もくようび、木曜日) 金よう日(きんようび、金曜日) 土よう日(どようび、土曜日) 日よう日(にちようび、日曜日)


  • お月さま(おつきさま)


月の字は、つき の かたち から 、つぎ の じ が おおむかし に つくられて、そのあと 、いま の  が つくられました。

  • お日さま(おひさま)

日は「にち」とよんだり、「か」とよんだりすることも、あります。


日の字は、おひさま の かたち から 、つぎ の じ が おおむかし に つくられて、そのあと 、いま の  が つくられました。

日づけ(ひづけ)をかぞえるときは、一日(ついたち)、二日(ふつか)、三日(みっか)、 四日(よっか)、五日(いつか)、六日(むいか)、七日(なのか)、八日(ようか)、九日(ここのか)、・・・ と かぞえます。

七日は「なのか」です。「ななか」とは、よみません。 八日は「ようか」です。「はちか」とは、よみません。 九日は「ここのか」です。「きゅうか」とは、よみません。


日にちをかぞえるときに、「か」の かわり に 「にち」 で かぞえる ばあい も あります 。 たとえば、 一日(いちにち)、二日(ににち)、三日(さんにち)、 四日(よんにち)、五日(ごにち)、六日(ろくにち)、七日(ななにち)、八日(はちにち)、九日(きゅうにち)、・・・ と かぞえる ばあい も あります。


  • 夕がた(ゆうがた)

夕がた(ゆうがた)の夕(ゆう)の字と、カタカナのタ(た)の字は、にているけど、べつの字です。

夕日(ゆうひ)


「きょう」とか「あした」とかは、今日(きょう)、明日(あした)のように、かきます。


  • 赤(あか)。白(しろ)。青(あお) 。
夕日は 赤い。 (ゆうひ は あかい)
空は 青い。 (そら は あおい)


  • 百(ひゃく)
 

すうじ の 「ひゃく」 の こと です。 100 の ことです。 白(しろ)の上(うえ)に、一(いち)をかいて、百(ひゃく)の字(じ)に なる。


101 百一(ひゃくいち)
143 百四十三(ひゃく よんじゅう さん)
200 二百(にひゃく)
276 二百七十六(にひゃく ななじゅう ろく)
941 九百四十一(きゅうひゃく よんじゅう いち)
  • 千(せん) 
 

すうじ の 「せん」 の こと です。 1000 の ことです。 白(しろ)の上(うえ)に、一(いち)をかいて、百(ひゃく)の字(じ)に なる。


  • 王(おう)
 
王さま(おうさま)
女王さま(じょおうさま)


  • 玉(たま)
 

王(おう)とは、べつの字です。


  • 字(じ)
 

文字(もじ)

「字」の、上のぶぶんの、 宀 を うかんむり と いいます。

カタカナの ウ に にているからです。

  • 空(そら) 。 石(いし) 。 土(つち) 。
 

空は「くう」とも、いいます。 空気(くうき)の「くう」です。

 

石(いし)は「せき」とも、いいます。

石化(せきか)、石像(せきぞう)などの石(せき)です。

土は「ど」とも、いいます。

 
土砂(どしゃ)とか土曜日(どようび)の、土(ど)です。


  • 天(てん)
 
天気(てんき)
天空(てんくう)

天は「あま」とも、よみます。「天の川」(あまのがわ)の「あま」です。

  • 気(き)

  気分(きぶん)の「き」です。 気もち(きもち)の「き」です。 空気(くうき)の「き」です。

  • 雨(あめ)
 

「あめ が ふる」とか の、「あめ」の こと です。

ちなみに 空(そら)に うかんでいる 「くも」 は (くも) と かきます 。

ちなみに 「ゆき が ふる」とかの 、 「ゆき」 は (ゆき) と かきます 。 ちなみに 「かみなり」 は (かみなり) と かきます 。

雲(くも)とか 雪(ゆき)とか 雷(かみなり)とか の 字を見ると、上のほうに 雨のような字が ついていますね。

このような漢字の上のほうに ついている、 雨(あめ)のような字を あめかんむり と いいます。


  • 虫(むし)。
 

ダンゴムシ とか、 テントウムシ とか、 バッタ とか、 カブトムシ とか の こと です。


  • 早い(はやい)。
 

「早い」(はやい)とは「はやい」・「おそい」などの、「はやい」のことです。 早は「そう」とも、いいます。 「早急」(そうきゅう)とかの「そう」です。


  • 草(くさ)。
 

草の、早の上についているのを、「くさかんむり」 と いいます。 草は「そう」とも、よみます。 草原(そうげん)の「そう」です。

花(はな) の 上(うえ)の かんむり も、くさかんむり です。


  • 正しい(ただしい)
 

「ただしい」・「まちがっている」とかの、 「ただしい」は 「正しい」と かきます。

正は「しょう」とも、よみます。

お正月(しょうがつ)。
正直(しょうじき)。・・・(「直」(ちょく)の字は小学一年では、ならわない。)


  • 円(えん)

まるい図形(ずけい)を 円(えん) と いいます 。

ちなみに エンピツ は 鉛筆(えんぴつ) と 漢字 で かきます。

鉛の字が「えん」で、筆の字が「ひつ」で、「ひつ」を「ぴつ」と よませます。

まちがって 「円ぴつ」とは かかないで ください 。


日本での、かいもの を するとき につかう おかね は 円(えん) と いいます。

一円玉(いちえんだま)とか、十円玉(じゅうえんだま)とか、五十円(ごじゅうえん)とか、百円玉(ひゃくえんだま)とか、五百円(ごひゃくえん)とか、です。

おさつ の 千円(せんえん)とか 一万円(いちまんえん) とか も 円(えん)です。



  • 音(おと)
 

音は「おん」とも、よみます。 音楽(おんがく)の「おん」です。

音を出す。(おと を だす)


  • 貝(かい)
 
貝がら(かいがら)

貝の字は、目(め)のような字の下に、八(はち)のような字をかきます。

まちがえて目のぶぶんを 日(ひ)の字には、しないように 、きをつけましょう。

(ちなみに「きをつける」とかの「き」は、「気をつける」のように、かきます。まちがえて「木をつける」とは かかない ように ちゅうい しましょう。)


ちゅうい

「かいもの」は 買いもの(かいもの、買い物) と かきます。

貝がらの貝の字と、 買いもの(かいもの)の買の字は、 べつの字です。


  • 糸(いと)
 
赤い糸(あかい いと)


  • 車(くるま)
 

車は「しゃ」とも、いいます。 「じどうしゃ」(自動車)の車(しゃ)です。

ちなみに、「自動車」の自(じ)の漢字は、白(しろ)とは、べつの字です。


車(くるま)の かぞえかた は、 一台(いちだい)、二台(にだい)、三台(さんだい)、四台(よんだい)、五台(ごだい)、・・・・ のように かぞえます。



  • 竹(たけ)
 

「竹やぶ」(たけやぶ)とかの竹(たけ)のことです。

竹の子(たけのこ)


  • 名(な)
 

名(な)とは、「なまえ」の「な」のことです。「なまえ」は漢字で 名前 と かきます。


  • 立つ(たつ)
 

「たつ」「すわる」の「たつ」を、 立つ と かきます。 ちなみに、「すわる」は、漢字(かんじ)で 座る と かきます。(「座る」の座の字は、一年生では、ならいません。)


  • 力(ちから)
 
  • 火(ひ)


(れい)火が、もえる。

「火ようび」(かようび)の 「火よう」 と 火(ひ) は、おなじ 字。

文(ぶん) と 文しょう(ぶんしょう)

文(ぶん)であるものを、れいにあげまず。

たとえば「わたしは男です。」とか「わたしは女です。」みたいなのは、文(ぶん)です。

「わたし」も「男」も「女」も「です」も「。」も、すべて文ではないです。

ことばが、ひとまとまりになって、いみがつうじるものを「文」(ぶん)といいます。

文(ぶん)の さいごには 「。」を つけます。

文には、つぎのような、 かたち が あります。

○○が なんとか だ。  (れい)「ここ は がっこう だ。」
○○が なになにを する。  (れい)「いぬ が ほえる。」


文が あつまった もの を 文しょう(ぶんしょう、文章) と いいます。

(れい) 「あさ、わたし は おきた。 さて、きょう は、もえる ごみ を すてられる 日 だ。 では、 ごみすてば に ごみ を すてに いこう。 」

みたいなのは、 文が いくつも あつまってるので 文しょう です。

「せつめい」

せつめい とは、 なにか を しらせたい ひと が、そのこと を はなしたり、かいたりして、おしえよう と すること です。

↑この「せつめい とは、 なにか を しらせたい ひと が、そのこと を はなしたり、かいたりして、おしえよう と すること です。」と いう 文しょう も、せつめい です。

せつめい の ため の 文 や 文しょう を せつめい文 (せつめいぶん) と いいます。


せつめい文 を 書いた 人(ひと) を 、ひっしゃ(筆者) と いいます。

筆(ひつ) とは、おしゅうじ の ふで(筆) と、おなじ 字 です。

ものがたり

むかしばなし の ももたろう とか みたい に、  人(ひと) が つくった おはなし で、 ほんと には なかった おはなし を ものがたり と いいます。

さいきん つくられた おはなし でも、 人(ひと) が つくった おはなし なら、 ものがたり です。


ものがたり を つくった ひと を さくしゃ(作者) と いいます。 さく(作)とは、「つくる」という意味(いみ)です。「つくる」も、漢字(かんじ)で、「作る」(つくる)と書きます。

あらすじ

ものがたり の おはなし を みじかく まとめた もの です。

たとえば、ももたろう の あらすじ は 、

「もも から うまれた ももたろう が、 わるい おに を こらしめて、おにたいじ を した 。」

と いうふうに なります。

とうじょう じんぶつ

ものがたり に でてくる 人(ひと) など、こころ を もった もの たち を とうじょうじんぶつ(登場人物) と いいます。  にんげん(人間) で なくても、こころ を もっていて、 しゃべったり 、 かんがえたり できる もの ならば、とうじょう じんぶつ  と いいます 。

ももたろう の とうじょうじんぶつ は、にんげん で ある ももたろう と おじいさん と おばあさん が とうじょうじんぶつ ですし、 ほかにも いぬ とか さる とか きじ とかも、ももたろう と いっしょ に おにたいじ を するために かんがえたり しているので、とうじょうじんぶつ です。

おにたいじ された おに たち も、 とうじょう じんぶつ です。


きびだんご は、 とうじょうじんぶつ では ありません。