コンテンツにスキップ

相撲

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

概要

[編集]

相撲は、日本の国技で二人の競技者(力士)が競技場(土俵)に上がり、廻し(褌)を着け競技を行うスポーツです。

ルールは至ってシンプルで相手の足の裏以外の体を土俵の土で付けるか、相手を土俵外に出せば勝ちというルールです。

相撲競技は、大きく分けて職業相撲(大相撲)とアマチュア相撲に分けられます。

歴史

[編集]

相撲史 を参照。

競技場(土俵) について

[編集]

競技場は土俵と呼ばれています。 土俵は、45cm~66cmほどの高さで、一辺6m70cmの正方形に土を盛り、上に直径4m55cm(十五尺)の円を、土を入れた小俵二十個を埋めて作ります。また四つに一つの俵は少し外に飛び出ています。これを徳俵といいます。

土俵作りは呼出しの仕事です。力士が四股を踏んでも足跡がつかない程度に突き固めて、表面に砂を入れると土俵規定には書かれています。土俵作りには「荒木田」という土が向いています。

「荒木田」とは、東京都荒川区荒木田原の土のことでしたが、土が不足してきたので、千葉県我孫子周辺の土を今は使っています。

競技者(力士)について

[編集]

大相撲の競技者を力士といいますが、アマチュア相撲の競技者は、力士とは言いません。競技者は廻しを付けなければいけませんが、最近廻しの着用を嫌がる競技者が増え、「相撲パンツ」の着用も認めているアマチュア相撲の大会もあります。

力士は、全て男性です。

大相撲の概要

[編集]

大相撲とは職業相撲で、日本相撲協会が運営しています。競技者の力士・力士を養成する親方、若者頭、世話人・審判の行司・力士の名を呼び上げる呼出し・力士の髪を結う床山は相撲部屋に所属しています。

また相撲部屋に所属している人は、日本相撲協会の協会員といわれます。


日本相撲協会とは

[編集]

大正14年12月 (1925) 財団法人大日本相撲協会誕生 昭和2年1月 (1927) 東京、大阪両相撲協会合併 昭和3年1月 (1928) 仕切時間、仕切線の設定 昭和6年4月 (1931) 土俵の改革 土俵の直径13尺を15尺(4.55m)に、二重土俵を一重に改める。 昭和27年9月 (1952) 四本柱の撤廃 代わりに吊屋根、四色の房を下げる 昭和29年9月 (1954) 蔵前国技館開館 昭和60年1月 (1985) 両国新国技館開館 [1]

大相撲の番付

[編集]
  • 横綱;品格技量抜群の大関、番付の最高位
  • 大関;横綱が規定される前の最高位
  • 関脇;大関に準ずる地位
  • 小結;関脇以上に挑む者の筆頭
  • 前頭;役についていない幕内力士
  • 十両;関取と呼ばれ、どこでも一人前として扱われ給料を貰う
  • 幕下;取的の最上位であり、関取の予備軍
  • 三段目;幕下への足がかりで登竜門である
  • 序二段;最も人数が多い地位である
  • 序ノ口;前相撲を取り出世した力士が、最初に載る地位
  • 番付外;序ノ口から陥落し、力士の地位を失った者

大相撲と協会

[編集]

協会は、興行として年6回の本場所( 1月 東京両国国技館 3月 大阪府立体育会館 5月 東京両国国技館  7月 愛知県立体育館  9月 東京両国国技館 11月 福岡国際センター ) 並びに年4回の地方巡業によって、一般収入を得ています。

そのほかにも断髪式やトーナメント、福祉大相撲といった面でも収入を得、そして力士や裏方・親方衆たちに給金・および給与・手当てと言った形で支給する。

相撲部屋

[編集]

相撲部屋とは力士をはじめ年寄若者頭世話人行司床山などが所属する 団体のことである。 この部屋を中心として本場所などへ出場することができる。 また部屋の移籍は基本的に認められていない。

決まり手

[編集]

 主な決まり手は、

基本技

・突き出し ・突き倒し 
・押し出し ・押し倒し 
・寄り切り ・寄り倒し 
・浴せ倒し (あびせたおし)   

投げ手

・上手投げ ・下手投げ 
・小手投げ ・掬い投げ (すくいなげ) 
・上手出し投げ ・下手出し投げ 
・腰投げ ・首投げ 
・一本背負い ・二丁投げ (にちょうなげ) 
・櫓投げ (やぐらなげ) ・掛け投げ 
・つかみ投げ   

掛け手

・内掛け ・外掛け 
・ちょん掛け ・切り返し 
・河津掛け (かわずがけ) ・蹴返し (けかえし) 
・蹴手繰り (けたぐり) ・三所攻め (みところぜめ) 
・渡し込み ・二枚蹴り 
・小股掬い (こまたすくい) ・外小股 
・大股 ・褄取り (つまとり) 
・小褄取り (こづまとり) ・足取り 
・裾取り (すそとり) ・裾払い (すそはらい) 

反り手

・居反り (いぞり) ・撞木反り (しゅもくぞり) 
・掛け反り (かけぞり) ・たすき反り (たすきぞり) 
・外たすき反り (そとたすきぞり) ・伝え反り (つたえぞり) 

捻り手

・突き落とし ・巻き落とし 
・とったり ・逆とったり (さかとったり) 
・肩透かし (かたすかし) ・外無双 
・内無双 ・ずぶねり 
・上手捻り (うわてひねり) ・下手捻り 
・網打ち (あみうち) ・鯖折り (さばおり) 
 ・波離間投げ (はりまなげ) ・大逆手 (おおさかて) 
 ・腕捻り (かいなひねり) ・合掌捻り (がっしょうひねり) 
 ・徳利投げ (とっくりなげ) ・首捻り (くびひねり) 
 ・小手捻り (こてひねり)   

特殊技

・引き落とし ・引っ掛け (ひっかけ) 
・叩き込み (はたきこみ) ・素首落とし (そくびおとし) 
・吊り出し ・送り吊り出し 
 ・吊り落とし ・送り吊り落とし 
 ・送り出し ・送り倒し 
 ・送り投げ ・送り掛け 
 ・送り引き落とし ・割り出し 
 ・うっちゃり ・極め出し 
 ・極め倒し ・後ろもたれ 
 ・呼び戻し (よびもどし)   

非技(勝負結果)

・勇み足 ・腰砕け 
・つき手 ・つきひざ 
・踏み出し   

 このほかにも、いろいろな決まり手がある。