経済学/経済とは何か/需要曲線

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

削除依頼中

当ページ「経済学/経済とは何か/需要曲線」の削除依頼が提出されています。今後当ページに加えられた編集は無駄となる可能性がありますのでご注意頂くとともに、削除の方針に基づき削除の可否に関する議論への参加をお願いします。なお、依頼の理由等については削除依頼該当する節このページのトークページなどをご覧ください。

それでは、需要曲線とはどんな特徴があるのか見ていく。

価格が上昇するほど需要は小さくなり、価格が下がれば需要量は大きくなる。 したがって、縦軸に価格、横軸に需要量を取ると、需要曲線は右下がりの曲線として描ける。

通常、需要曲線は右下がりであるが、その形状はいろいろな形があり得る。例えば漸近線が直角の双曲線が一例となる。

可処分所得が増えるとリンゴの需要は増える[編集]

需要は、家計の可処分所得(実際に消費に回せる所得)にも依存する。 皆、貰っているお給料が増えて懐具合がよくなると、いままで買っていなかったモノをかいたくなるだろう。それと同じことである。

さきほどのリンゴの例でいえば、可処分所得が増えると、家計は同じ価格であっても前よりもたくさんリンゴを買いたいと思うだろう。 例えばリンゴの価格が 100 円の場合、3 個ではなく 5 個解体と思うとする。 すると、先に描いた需要曲線は右方に移動するように見える。 この新しい需要曲線は古い需要曲線よりも右上方に押し上げられている。この需要曲線の移動を、需要曲線のシフトという。

可処分所得以外にも、ある財と競合関係にあるような財の価格も需要に影響する。 例えば、ミカンなど他の果物の価格はリンゴの需要に影響する。 また、ある財の嗜好の変化も同じように需要に影響する。