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聖書ヘブライ語入門/名詞文・主述統合・冠詞・名詞の型/名詞の型

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

4.5 名詞の型


ヘブライ語の固有名詞以外の名詞語幹(性・数を表す接尾辞を除いた部分)は,殆どすべて二音節以下の長さで,一音節語の多くは閉音節である. 4.2の単語のうち אֱלהִׁים だけが三音節語であるが,これは אֱלוֹהַּ 《神》 に男性複数接尾辞が付いた形であるから,例外ではない. 単語の形は、いうまでもなく音節構造の規則3.1 に従って結合された子音と母音とでできているが、その語幹において各子音の間に如何なる母音が如何なる順序で配列されているか、によって大体その単語の型がきまる。単語の型が意味との関連において最も規則的な体系を示すのは動詞の場合であるが、名詞についてもいくつかの型を抽出することができる。たとえば4.2の単語は、その型に従って、次のように分類される(C は子音を表す):

(1)CōC טוֹב ṭōḇ קוֹל qōl

(2)CāCāC דׇּבׇר dāḇār חָכָם ḥāḵām אָדׇם 'ādām אׇפׇר 'āār

(3)CéCeC מֶ֫לֶךְ mélek

(4)CāCōC גׇּדוֹל gādōl

これらは名詞の代表的な型の一部である。名詞の認定は、型によって行うことができる。