英語/命令形

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命令文とは[編集]

命令文は、「〜しろ」とか、「〜して」というふうに、相手に何か「命令」「希望」するときに使います。

身近には、結構命令文が隠れています。是非機会があったら、探してみてくださいね。

命令文の作り方[編集]

命令文は、「相手にこれをして」というときに使います。

英語は「主語」から文を始めるのに対し、命令文は「動詞」から文を始めるのが特徴です。動詞は原形を使います

命令文は少し強い言い方ですので、目上の人には使わないほうが無難です。

一般動詞の文の始め方[編集]

一般動詞では、文は動詞で始めてその後に内容を言います。

要するに、主語を抜いただけと考えるのがいいでしょう。

下の文を見てください。

You use my pens. あなたは私のペンを使ってください。=> Use my pens. 私のペンをつかって。 (You が無い)

見て分かる通り、主語であるYouが無くなっているのがわかります。

そうすると、少しだけ日本語訳に丁寧さが無くなっているように見えますが、「命令」という感じではありませんね。

他にも、一般動詞の数だけ命令形も存在しますので、難しくても覚えましょう。

命令文にするには、

  1. 主語を抜く
  2. 先頭の動詞の頭文字を大文字にする

                  です。

be動詞の文の始め方[編集]

be動詞では、文はBeで始めます。

You are quiet. あなたは静かです。=> Be quiet. 静かにして。

上の文では、一般動詞と同じく主語が抜け、そのうえYouのbe動詞である「are」が「Be」に変わっています。

be動詞の動詞の原形は、「Be」ということを理解しておきましょう。 areだけでなく、isamBeになります。

整理すると

  • be動詞の原形はBeである
  • Beで文をはじめる。

          です。


とりあえず、一般動詞が入っていれば「主語を抜く」、be動詞が入っていれば「主語を抜く、be動詞を「Be」にする」を、覚えれば大丈夫でしょう。

否定の命令文[編集]

とにかく先頭に「Don't」を置く[編集]

題名にもあるようにとにかく先に「Don't」を置くと「〜するな」みたいな感じの命令文になります。 be動詞の文、一般動詞の文、どちらでも同じです。

 Don't be shy.   遠慮するな