防災/家庭での備え

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

家庭において、さまざまな災害に遭遇することは少なくありません。また、家庭は家族の生活拠点であり、防災においても重要な役割を果たす場所でもあります。家庭で災害に備えることで、被害を軽減することができます。

普段の備え[編集]

家庭(自宅)においては、家族の情報を確認する体制の整備、災害時の生活の準備、安全確保のための準備、家族での協力や分担の体制の準備などを行うことができます。

事前に話し合う事項[編集]

災害時や避難時、災害が予想されるときなどの、家族の安否確認方法や協力・役割分担の方法、行うべきことの確認などを、事前に話し合って決めておくと、いざというときに役に立つと考えられます。

まず、災害時の安否確認についてです。災害に遭遇したとき、どこに・誰に・いつ連絡し、最終的にどこに集合するかということを決めておかなければなりません。また、どのような手段で連絡を取るかということ、また、どのような手段で集合するかということも、確認しておいたほうが良いと考えられます。また、災害の種類や、災害遭遇時の居場所や行動によって連絡先や集合場所が変わるので、その点も留意してください。

次は、行うべきことの確認についてです。災害発生時にどのように身を守るか、安全が確保されたらどう行動するべきか、長期間の避難が予想される場合の準備、などを話し合っておくと役に立つでしょう。また、火災などの未然に防ぐことが可能な災害については、どのように防ぐべきかを話し合っておくと良いでしょう。

住居内の備え[編集]

住居は家族の集合場所や避難場所、財産や生活の拠点となるため、住居を災害に強くする必要があります。住居の建設時・選択時にできることとしては、耐震性、耐火性、防火性、防風性、耐雨性、耐雪性、地盤の安定性、外への避難のしやすさ、住居内の避難施設の有無などを考慮することが挙げられます。すでに済んでいる住居においても、前述のような防災性を高めることが挙げられます。

防災用品[編集]

ウィキペディア 防災用品一覧も参照。

注意点・心得[編集]

家庭で災害に遭遇したら[編集]

出典[編集]

関連情報[編集]

防災の教科書

地震台風大雨・洪水大雪火災火山
家庭での備え