出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
子曰、学而不思則罔、 思而不学則殆。
- 子曰く、学びて[1]思わざれば則ち罔(くら)し[2]、思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し。
- 先生(孔子)は、こうおっしゃった。「(他人や書籍から)学んでばかりで、自分で考えようとしないのは、よく理解できているとはいえない、自分で考えてばかりで、(他人や書籍から)学ぼうとしないのは、(独り善がりになり)大変危険である」
- ^ この時代には、端的に古典(楽典などを含む)を学習すること。
- ^ 「罔」は、「网(「あみ」の象形文字)」+音符「亡」からなる「網」の原字で、覆い隠して見えなくするの意。「盲」などと同系