高等学校工業 電気製図/製図と規格

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製図と図面[編集]

製品を作ろうとする時、その製品を構成する部品の形や大きさ、材料を決めて図面に表す必要がある。図面を描くことを製図という。

図面は理解しやすいもので、図面を作った誰かの意思が、確実に伝わるものでなければならない。

図面には、その目的を達成するために、図形と一緒に『大きさ』『形状』『姿勢』『位置』などが含む必要がある。また、必要に応じて、『表面性状』『材料』『加工法』なども含む必要がある。

規格[編集]

工業には、機械、建築、化学、電気、電子など、いろいろな分野がある。それらの分野に用いられる機器や装置は、多くの機械部品によって構成されている。

これらの製品の形状、寸法、材料、制度、特性などの規格を決めておけば、生産の効率も上がり、より良質な製品を作ることができる。そのためにも、いろいろなものを共通化し、段階的に寸法などを決めることで、規格として標準化できる。

工業規格には、世界全体や、各ヨーロッパなどの国際規格などのいろいろな規格がある。

JISとISO[編集]

製図に関する規格[編集]