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高等学校 地学/地球の内部(地震波)

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

アイソスタシー[編集]

2次元モデルで示したアイソスタシーの説明図です。比重の大きいマントルの上に、比重の小さい地殻が浮かんでいます。
1: 山岳、2: 高地、3: 普通の大陸、4: 大洋底、5: 海洋面、6: 地殻、7: マントル

水には、木などの密度の低い物質が浮かびます。地殻は、マントルよりも小さな密度なので、地殻はマントルの上に浮かぶような浮力を受けていると見なせます。例えば、海中に氷山が浮かぶようなものです。 さてマントルに浮かぶ地殻について、ある地点の付近での、地殻が安定するためには、力学的に直感的に考えれば、標高の高い地殻は、そのぶん浮力も多く必要なので、地下深くにまで地殻が続いている必要があります。 このような地殻とマントルの、浮力と重力の釣り合いを、アイソスタシー(isostacy)といいます。 ある一定深さでは、その地点付近では、ある面にかかる圧力は同じです。 このように地殻が地下まで続いているため、ブーゲー異常については、山などの高い地形がある場所では、アイソスタシーによって地下に密度の低い地殻があるため、山の付近ではブーゲー異常が負になるのが一般です。