ASP.NET Core/Blazor

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

Blazorの概要[編集]

Blazorとは何か[編集]

Blazorは、Microsoft が開発した、C#WebAssemblyを使ってブラウザ上で動作するWebフレームワークです。クライアントサイドのユーザーインターフェースをC#で構築することができ、これにより、.NET開発者がWebアプリケーションの開発に活用できます。

Blazorは、ASP.NET Coreの一部として提供されており、既存のASP.NET Coreアプリケーションにも統合することができます。これにより、サーバーサイドとクライアントサイドを一貫してC#で開発できるようになっています。

Blazorの特徴と利点[編集]

Blazorの主な特徴と利点は以下の通りです:

  1. C#によるクライアントサイドプログラミング
    Webブラウザ上でC#とWebAssemblyを実行できるため、.NET開発者がスムーズにWebアプリケーションを構築できる
  2. 高いパフォーマンス
    WebAssemblyを使うことで、ブラウザ上のJavaScriptと比べて高速な動作が期待できる
  3. SEO対応
    サーバーサイドレンダリングにも対応しているため、検索エンジンに最適化されたWebページを作成できる
  4. 既存の.NET資産の活用
    C#、.NET Standard、ASP.NET Coreなどの既存の.NET技術を活用できるため、開発の生産性が高い
  5. モジュール性の高い設計
    コンポーネントベースの設計により、再利用性の高いUIを構築できる
  6. リアルタイム性
    WebSocketやSignalRなどの技術を利用して、リアルタイムのユーザー体験を提供できる

Blazorの位置づけとASP.NET Coreとの関係[編集]

Blazorは、ASP.NET Coreの一部として提供されており、ASP.NET Coreアプリケーションに統合することができます。

ASP.NET Coreが主にサーバーサイドの開発に適しているのに対し、BlazorはクライアントサイドのUIロジックの構築に適しています。

Blazorを使うことで、.NET開発者は、サーバーサイドとクライアントサイドを一貫してC#で開発できるようになります。これにより、開発の生産性の向上や、セキュリティ、パフォーマンス、保守性の高いWebアプリケーションの構築が可能になります。

Blazorは、ASP.NET Coreの機能を補完するものと位置づけられており、両者を組み合わせることで、強力なWebアプリケーション開発基盤が構築できるのが特徴です。

Blazorの基本[編集]

Blazorコンポーネントの作成[編集]

UIロジックの記述[編集]

データバインディング[編集]

イベントハンドリング[編集]

Blazorのレイアウトと Navigation[編集]

レイアウトの定義[編集]

ページ遷移とルーティング[編集]

動的ページの実装[編集]

状態管理[編集]

コンポーネント間の状態共有[編集]

Fluxアーキテクチャとストア[編集]

非同期処理と状態の更新[編集]

サービスと依存性注入[編集]

サービスの作成と登録[編集]

DI(Dependency Injection)の活用[編集]

ステートフルサービスの実装[編集]

フォームとバリデーション[編集]

Blazorネイティブのフォーム機能[編集]

カスタムバリデーションの実装[編集]

入力コンポーネントの作成[編集]

HttpクライアントとWebAPI連携[編集]

HttpClientサービスの利用[編集]

Web APIからのデータ取得[編集]

ポーリングや長時間通信[編集]

リアルタイム通信とSignalR[編集]

SignalRとの統合[編集]

クライアント-サーバー間の双方向通信[編集]

ハブの作成とクライアントの接続[編集]

テスト[編集]

Blazorコンポーネントのユニットテスト[編集]

統合テストとレンダリングテスト[編集]

テストフレームワークの活用[編集]

デプロイ[編集]

Webホスト環境へのデプロイ[編集]

Dockerコンテナ化[編集]

クラウドデプロイ(Azure、AWS)[編集]

高度な機能[編集]

WebAssemblyの活用[編集]

Progressive Web App (PWA)[編集]

サーバーサイドレンダリング[編集]