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C++/標準ライブラリ/istream

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

C++のヘッダー <istream> は、入力ストリームを扱うためのクラスや関数を提供する標準ライブラリヘッダーです。主に、C++の標準入力ストリームクラスである std::istream クラスが含まれています。

std::istream クラスは、入力ストリームを表現し、それからデータを読み取るためのインターフェースを提供します。このクラスは、テキストやバイナリなどの様々な形式のデータを読み取るための機能を提供します。また、C++の標準入力ストリームである std::cin もこの std::istream クラスのインスタンスです。

<istream> ヘッダーには、std::istream クラスの他にも、入力操作を行うための関数やクラスが含まれています。これには、データ型ごとの入力操作を行うための operator>> オーバーロードや、入力ストリームの状態を管理するための関数などが含まれます。

<istream> は、 <iostream> からインクルードされているので、通常は明示的にインクルードすることはないでしょう。