DTM

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

DTM入門[編集]

DTM(DeskTop Music)はコンピュータを使って音楽を作る活動の事です。

DTMは伝統的に高価な機材とソフトウェアを用いて行う活動とされており、廉価な代替物が手に入れにくかった分野です。しかし、現在ではMIDIの作成から音を出力する過程までが比較的手軽にできるようになっている(もちろん機材があればその過程が簡潔かつより高度な編集が可能であることはいうまでもありません)。

準備[編集]

MIDI[編集]

シンセサイザ[編集]

DTMではVSTiAUといった楽器の音源を読み込ませて音を鳴らします。その中でもシンセサイザ系音源は自分で音色を調節して鳴らすことができるので今日多くの楽曲で使用されています。

概要[編集]

オシレータ[編集]

この節は書きかけです。この節を編集してくれる方を心からお待ちしています。

たいていのシンセサイザでは以下の5つの音形が元となります

波形の違い
  • 正弦波/sin波
  • 三角波
  • ノコギリ波/ソウ(Saw)
  • 矩形波/スクエア(Square)
  • ノイズ

ノイズを除いた4つには音程がついています。筆者の所感ですが、上から順番に柔らかい音がする印象を与える音が鳴ります。

エンベロープ[編集]

エンベロープは一回音がなったときの音量を調節するところです。エンベロープはAttack, (Hold), Decay, Sustain, Releaseから構成されます。

Attackは音がなり始めてから最大音量になるまでどれくらいかかるかという時間を調節します。
Holdは最大音量になってから音が弱くなり始めるまでの時間を調節します。この項目は物によってはないこともあります。
Decayは音が弱くなり始めてから一番弱くなるまでの時間を調節します。
Sustainは一番弱くなったときの大きさを調節します。ここだけ時間でないので注意してください。
Releaseは音が鳴らなくなったときにどれくらいの時間をかけて音が消えるかを調節します。
エンベロープ調節の例

バイオリンをゆるやかに弾く、ピアノの鍵盤を押すというのはそれぞれ異なる音量の形をしています。前者でしたらAttackを遅くしてSustainを最大にする[1]、後者でしたら、Attackを0秒にしてDecayを少し長め、Sustainを0にして残響が残るのでReleaseもDecayと同じくらいに設定するというようにすると似たような音量となります。

フィルタ[編集]

一つの音にも様々な音程の成分が含まれています。フィルタは音に含まれる成分を削る機能です。

フィルタは以下の3項目を調節します。

  • 種類
  • 周波数
  • スロープ
  • レゾナンス
フィルター効果の比較

種類はロー/ハイパスフィルタバンドパスフィルタノッチフィルタの3種類があります。ロー/ハイパスフィルタはその名の通り、指定した周波数より下/上だけを鳴らすフィルタ、バンドパスフィルタは指定した周波数周辺だけを鳴らすフィルタ、ノッチフィルタは逆に指定した周波数のみを削るフィルタです。

周波数、スロープはどの点からどの範囲を削るかという調節項目です。

レゾナンスは削る箇所の直前の音量を逆に上げる項目です。

デチューン[編集]

LFO[編集]

その他効果[編集]

ミックス[編集]

出力[編集]

このページ「DTM」は、まだ書きかけです。加筆・訂正など、協力いただける皆様の編集を心からお待ちしております。また、ご意見などがありましたら、お気軽にトークページへどうぞ。
  1. ^ Decayは設定しても減衰する音量差がないので意味がありません。