Go/実行の方法

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
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実行の方法[編集]

この章ではGo言語におけるオンライン実行環境とコンパイルと実行の方法について説明します。

オンライン実行環境[編集]

Go言語には、「The Go Playground」というWebサイトがあります。このサイトでは、ブラウザ上でGoコードを書いて実行結果を確認することができます。

利用手順
  1. The Go Playground」のサイトにアクセスします。
  2. 左側のエディターにGoコードを入力します。
  3. 右側の画面には、実行結果が表示されます。

「The Go Playground」では、以下の機能が提供されています:

  • 実行速度の計測
  • ファイルのダウンロード
  • 共有URLの生成

ただし、オンライン実行環境では外部ライブラリの使用や実行時間制限があるため、本格的な開発には向きません。

Hello, World の例
hello.go
package main

import "fmt"

func main() {
    fmt.Println("Hello, World")
}

コンパイルと実行[編集]

Go言語のプログラムは、コンパイルして実行ファイルを作成することで実行します。以下の方法でコンパイルと実行ができます。

コマンドラインでコンパイルして実行する

Go言語のコンパイルは、コマンドライン上で行います。以下のコマンドを実行することで、実行ファイルを作成できます。

$ go build <プログラムファイル>

実行ファイルが生成されると、以下のコマンドで実行できます。

$ ./<実行ファイル>

例えば、hello.goというファイルをコンパイルして実行する場合は、以下のようになります。

$ go build hello.go
$ ./hello
コマンドラインで直接実行する

Go言語のプログラムは、直接実行することもできます。以下のコマンドを実行することで、プログラムを直接実行できます。

$ go run <プログラムファイル>

例えば、hello.goというファイルを直接実行する場合は、以下のようになります。

$ go run hello.go

脚註[編集]