HTML Living Standard/del
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del 要素
[編集]<del>
要素は、文書内で削除されたテキストを表します。この要素は、編集履歴や変更内容を記録する際に使用されます。
カテゴリ
[編集]- フローコンテンツ
- フレージングコンテンツ
使用される文脈
[編集]- フローコンテンツまたはフレージングコンテンツの中で使用されます。
コンテンツモデル
[編集]- フレージングコンテンツ。
タグの省略
[編集]- 開始タグと終了タグは必須です。
属性
[編集]<del>
要素には以下の属性が使用できます:
- グローバル属性 — すべてのHTML要素で共通の属性。
- cite — 削除の理由や情報を示すURL。
- datetime — 削除が加えられた日時を示すタイムスタンプ(ISO 8601形式)。
使用例
[編集]基本的な使用例
[編集]以下は、<del>
要素を使用して文書内の削除箇所を示した例です。
<p>この文書から、<del datetime="2025-01-06">古い情報</del>が削除されました。</p>
詳細な使用例
[編集]以下は、削除の履歴を記録する際に cite
属性を使用した例です。
<p>以下の文が削除されました:</p> <p><del datetime="2025-01-06" cite="https://example.com/updates">この情報は最新ではありません。</del></p>
属性の詳細
[編集]cite
属性- 削除の理由や情報源を示すURLを指定します。
- 例:
削除内容
datetime
属性- 削除が加えられた日時をISO 8601形式で指定します。
- 例:
削除された内容
アクセシビリティの考慮事項
[編集]- 削除理由の明確化
cite
属性とdatetime
属性を適切に使用することで、削除の背景をより明確に示すことができます。
- スクリーンリーダーのサポート
- 多くの支援技術で
<del>
要素は「削除された内容」として読み上げられます。
- 多くの支援技術で
関連要素
[編集]<ins>
要素 — 追加された内容を示す際に使用します。
関連仕様
[編集]参考情報
[編集]<del>
要素は、文書の編集履歴を視覚的に示すために便利です。- 属性を適切に設定し、削除内容の意味を明確に伝えましょう。