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JavaScript/isFinite

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

isFinite()は、JavaScriptの組み込み関数で、引数が有限数(a finite number)であるかどうかを判定する関数です。

構文

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isFinite(testValue)

戻り値

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  • 引数が有限の数値の場合はtrueを返します
  • 引数がInfinity-InfinityNaNの場合はfalseを返します

動作例

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正の数と負の数

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  • isFinite(100)true
  • isFinite(-45.5)true

特殊な値

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  • isFinite(Infinity)false
  • isFinite(-Infinity)false
  • isFinite(NaN)false

文字列と数値変換

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  • isFinite("0")true(文字列が数値に変換可能な場合)
  • isFinite("abc")false

グローバル関数との違い

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isFinite()は、グローバルスコープの関数であり、Number.isFinite()とは少し挙動が異なります。

  • isFinite()は型変換を行い、数値に変換可能な値もtrueと判定
  • Number.isFinite()は厳密に数値型のみを判定

型変換の仕組み

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関数は最初に引数を数値に変換してから、その値が有限かどうかを判定します。

注意点

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  • ECMAScript 5.1以降で利用可能
  • 型変換を伴うため、予期しない結果に注意が必要

関連メソッド

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ブラウザ互換性

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  • 全主要ブラウザでサポート
  • Internet explorer9以降
  • モダンブラウザで完全対応

例外

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特定の例外は発生しませんが、予期しない型変換に注意が必要です。