Wikibooks:なぜウィキブックスに寄稿しないか
なぜ寄稿するかで書いたように、ウィキブックスに寄稿するのにもっともな理由はたくさんありますが、寄稿しない理由もいくつかあります。以下をご覧下さい。
法的な理由
[編集]GFDLの元で教材を提供できる立場にないのであるならば、寄稿することはできません。
法的な問題は思わぬところで起こることがあります。例えば、ドイツなどの国では、従業員が自社で開発したものでも、社外で開発したものでも、雇主は従業員のすべての発明に対する法的権利を持っています。この権利によって、雇主の明白な同意がないとアイデアの公開ができないようになっています。そのように法で定められているため、法的な理由については、言及しません。
また、ある国や職業では、従業員に何らかの行動規範か倫理規定を守らせるような悪い傾向があります。 ビジネスにおいて倫理を固く守らなければならないのは、悪い考えではありませんが、これらの決まりによって、従業員は会社(の法務課や広報課)からの明白な(文書による)協定なしで情報を公開することができなくなっています。
金銭的な理由
[編集]あなたが本を書いていて、それを売りたいのであれば、ウィキブックスは適切ではありません。
過度な自尊心
[編集]編集の主導権を失いたくなかったり、いつまでもあなたの名前を本に残したりしたいと思うのであるならば、寄稿しないで下さい。
内容が重複している本
[編集]同じトピックを1001番目に紹介することは本当に必要でしょうか?ウェブ上や他の文書ですでに無料の情報がいっぱいあるのなら、他にはいらないでしょう?その時間は、既存のプロジェクトを手伝うか、まったくオリジナルなものを書き始める(そして完成させてください)ことに使った方がいいと思います。
駄本
[編集]あなたのせっかくの努力が無駄な”本”に費やされていませんか?極端な場合ですが、扇動的な新聞(かそれに似たようなもの)が何年も手広く話題をカバーしているのであるならば(そしてその話題は正しくなりさえします)、本当にそのような本は必要でしょうか?努力はあまり些細でないことに費やされる方がよくないでしょうか?
継続力がない
[編集]もしあなたのやる気が執筆依頼を並べるだけしか続かないのであるならば、 あるいは一貫した本を作るため常に費やせる時間を持っておらず、しかも他の執筆者を見つけるあてもないのであるならば、 あせって「究極の本」の構想だけ打ち立ててほったらかしにするより、既にある本に少しでも確実な貢献をすることを目指した方がよいでしょう。