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アーティキュレーションを表す記号

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

音を十分に延ばしたり、逆に音を縮めて次の音との間を空けたりすることによって、音と音とのつながり方を変えることができます。また、音の強さのバランスを変えることによっても、つながって聞こえたり別々に聞こえたりします。これをアーティキュレーションと言います。。


  1. テヌート。tenutoten. とも書きます。音を保って。
  2. スタッカート。staccatostacc. とも書きます。音と音の間に隙間をあける。半分の長さになるという意味はない。セパレート。
  3. カイル。くさびを打つように。音は鋭くなるが響きはしっかりと響くように演奏する。鋭いもしくは重い音だとしても短くはない。
  4. ポルタート。音を柔らかく切って。弦楽器の場合同じ方向(ダウンかアップ)に音の響きを止めずに改めて弾く。音を長めに切って。スタッカートよりは長く。
  5. メゾ・スタッカート。音を長めに切って。スタッカートよりは長く。
  6. スラー。音をなめらかにつなげて。