演奏記号
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楽譜は五線に音部記号や音符、休符、変化記号、小節線などが書かれて、最初の体裁を整えます。しかし、それだけで演奏のために必要な情報を網羅しているとは言えません。
そこで、様々な記号や文字を使って、演奏のためのいろいろな情報を音符に付け加えます。これを演奏記号といいます。
演奏記号は、その表すものの種類によって、強弱記号、速度記号、発想記号などに分類できます。
通常、演奏記号が文字で書かれる場合には、イタリア語で書かれます。イタリア語以外のことばを使うのが普通になっている用語もいくらかあります。また、作曲家によって、ドイツ語やフランス語、英語で書かれることがあります。
ここに挙げられるものは楽譜を読み、また書くのに必須のものです。なるべく覚えるようにしましょう。