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デーヴァナーガリー文字/子音の結合

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
Hindi

ヒンディー語の子音は単体で「ア」の音を含む。従って「ナマステー」をローマ字転写すると「namaste」となるが、「न」(na)、「म」(ma)、「स」(sa)、「त」(ta)、「े」(e)を単純に結びつけると「नमसते」(namasate)となるので正しくない。ここで「स्त」(sta)を用いる。そうすると「नमस्ते」(namaste)と正しく表される。

また、パソコンでヒンディー語を入力するとき、「k」と入力すると「क्」と表示される。これは母音「a」を含まない子音である。下にある点はハル、もしくはヴィラマという。

このページではこのような結合子音について述べる。


結合の大体の規則

[編集]
  • 半子音形と子音と結びつける。「स्त」(sta)、「र्य」(rya)、「ग्य」(gya)など。
    • 原則として、他の子音と結びつく子音には半子音形というものがある(ない字も存在する)。たいていは文字の右側にある縦棒を省いたもの、もしくは最後の画を右側に伸ばしたものである。ただし、र(ra)の場合はシローレーカーの上に鉤状のもの(「र्क」(rka)などについている)が付く形になることに注意。
  • 「र」(r)が二文字目以降に続く結合子音では前の子音の下部に斜め線を入れる。「च्र」(cra)、「ह्र」(hra)、「स्क्र」(skra)など。
    • 「छ्र」(chra)「ट्र」(ṭra)、「ठ्र」(ṭhra)、「ड्र」(ḍra)、「ढ्र」(ḍhra)では下に山型の記号がつく。
    • 「त्र」(tra)は特殊変化形である。
一文字目 二文字目 結合子音 ローマ字転写
क्त kta
क्र kra
क्ष kṣa
ख्र khra
ग्र gra
ग्र gya[注 1]
घ्र ghra
ज्र jra
ट्र ṭra
ठ्र ṭhra
ड्र ḍra
ढ्र ḍhra
ण्र ṇra
त्त tta
थ्र thra
द्द dda
द्ध ddha
द्म dma
द्य dya
द्र dra
द्व dva
ध्र dhra
प्र pra
फ़ फ़्र fra
ब्र bra
भ्र bhra
म्र mra
व्र vra
व्र śra[注 2]
स्र sra
ह्म hma
ह्र hra
ह्ल hla
  1. ^ gñaとはならない
  2. ^ 「श्र」と書くこともある
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