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ピアノ学

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
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ピアノの歴史

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そもそもピアノという楽器の正式な名称は、『ピアノ』ではなく、『ピアノ・エ・フォルテ』です。意味は「ピアノ(小さい音)からフォルテ(大きな音)まで出せる、即ち強弱の違いがはっきり出せる楽器という意味なのです。 それではなぜこのような意味を持つのか見ていきましょう。

ピアノの前身となったハープシコードやチェンバロは鍵盤を押す強さでは強弱をはっきり表現することができませんでした。そこで1709年、イタリアのバルトロメオ・クリストフォリによって、タッチによって強弱が変化する、即ちハンマーアクションを可能にした『クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・フォルテ』という楽器が発明されました。『ピアノ』という呼び名はこれを語源としています。とは言ってもこの時代のピアノは現在のピアノとはかなり形が変わってきます。

このピアノの違いを巧みに生かして楽曲制作を行なった作曲家がルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンです。ベートヴェンの時代にはピアノという楽器そのものが進化しました。面白いことにベートーヴェンの楽曲そのものに違いが表れているのです。音域と演奏の質が時代に沿って変化してきたベートーヴェンの楽曲はピアノそのものなのです。気になる人はベートーヴェンのピアノソナタを時代を理解して聞いてみましょう。


ピアノを演奏しよう

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さて、これまでピアノの歴史についてめちゃくちゃ大雑把に解説していきましたが次はいよいよ実技編に入りたいと思います。

ピアノという楽器は鍵盤を押すだけで誰でも音が出せる万能な楽器です。しかし、演奏者の表現は一つも同じ音がないのです。つまりピアノという楽器に正解はないのです。

しかし正解はないと言ってもやはり正しい音の出し方というのは存在します。以下において、これをご紹介します。

まず覚えなければならないのが中心音のド(イタリア語表記、詳しくは「楽典」をご覧ください)です。

☝︎中心音のドが覚えられれば後の音も確実にとることができますそれでは早速学習していきましょう!。