中学校家庭/幼児との関わり方の工夫
小学校・中学校・高等学校の学習>中学校の学習>中学校家庭>幼児との関わり方の工夫
子供がどのように成長し、どのように遊ぶかに基づいて、触れる体験を計画しましょう。
幼児と触れ合ったり話したりする方法を考えてみましょう。
なお、触れ合い体験の注意点については「私達の成長と家族・地域 学習のポイント」を参照して下さい。
幼児との触れ合い
[編集]性格は皆それぞれ違います。特に、幼児期は一人一人の違いが分かりやすい時期です。様々な遊び方があります。例えば、体を動かすのが好きな子、絵を描くのが好きな子、虫や植物が好きな子などがいます。幼児と自然な触れ合いながら自分の幼い頃を思い出して、幼児一人一人の違いを見つけましょう。幼児は、幼稚園・認定こども園・地域の子育て支援センター・保育所・近隣・親戚で触れ合えます。また、幼児を中学校に招いても構いません。
人見知りの人は、新しい人に対して苦手意識を持ったり、不安を感じたりします。乳幼児期の人見知りは、子供の成長に重要な役割を果たしています。相手を信頼すると、大切な人と親しくなり、すでに親しくなっている人とも仲良くなれます。
触れ合い体験に向けて
[編集]これまで学習してきたように、幼児の体も心は大きく成長するので、体型・生活習慣が中学生の私達と違います。幼児と余りにも出会わないと不安になったり、緊張したりする人もいるでしょう。しかし、小さな工夫をすれば、上手く幼児と関われるかもしれません。自分を幼児だと思って、安全面や衛生面を考えながら触れ合いを楽しみましょう。
事前に計画を決め、課題をはっきりさせれば、幼児と過ごす触れ合い体験で楽しく学べます。さらに、触れ合い体験後に、学んだ内容と感動した内容などを振り返ってまとめると、今後の生活や学習も広がり、深められます。事前に、触れ合い体験で行う内容・注意事項・必要な準備・振り返りなどを示しましょう。
室町時代末期から江戸時代初期にかけて、日本最初の絵本「奈良絵本」が多くの人に読まれました。当時、文章と絵は違う人が書いていました。しかし、江戸時代の居初つなは、日本人女性として初めて自分で絵本を書き、絵を描いた作家人物として知られています。
実習例
[編集]施設への訪問
[編集]準備
[編集]服装・持ち物・予定時間・注意事項・作法を確認しましょう。
まとめ
[編集]体験の内容、気付き、学び、感想などをまとめましょう。
お礼の手紙やプレゼントを考え、作成しましょう。
触れ合い体験が出来る様々な幼児の施設 |
---|
保育・幼稚園・認可こども園以外にも、他の幼児と一緒に遊べる場所も充実しています。似たような場所がないか、自分の地域をよく探してみましょう。
1999年、東京都世田谷区の中学校に日本で初めて保育園が開園しました。保育園を手伝いながら、この中学校に通う生徒はお互い交流を深めています。 福岡県宗像市には、中学校に子育てサロンがあります。この中学校には月に1回、幼児と中学生が話せるサロンが開かれています。 |
中学校への招待
[編集]準備
[編集]子供のために部屋や道具を準備する時は、危険な場所がないか確認して下さい。
学校の地図を作ると、安全な公園や場所を見つけやすくなります。
その日がどうなるか、誰が何をするかを決めてから練習しましょう。
まとめ
[編集]体験の内容、気付き、学び、感想などをまとめましょう。
お礼の手紙やプレゼントを考え、作成しましょう。
写真での観察
[編集]子供と直接一緒にいられない場合は、写真や動画を見てみましょう。家族や施設 (保育園、幼稚園、認定こども園など) の様子から幼児の生活場面が分かります。