中学校社会 歴史/昭和天皇の死去

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昭和天皇の死去[編集]

1989年(昭和64年)1月7日、昭和天皇が崩御[1](ほうぎょ)し、当時の皇太子の明仁(あきひと)親王[2](しんのう)が新たな天皇として即位した。翌日8日には元号が「平成」(へいせい)と改元されて、「昭和」は終わった。昭和天皇の遺体は、2月24日の大喪(たいそう)の儀(ぎ)、大喪の礼(たいそう の れい)が行われ、昭和天皇の霊柩[3](れいきゅう)は武蔵野陵に安置、埋葬された。明けて1990年(平成2年)に新天皇(平成の天皇)即位の礼が挙行された。


  • 用語解説
  1. ^ 崩御(ほうぎょ) ・・・ ある国の国王の死亡。君主が亡くなること。あるいは皇后など皇族・王族が亡くなること。日本の場合、天皇や皇后などがお亡くなりになること。
  2. ^ 親王(しんのう) ・・・ 日本の場合、天皇の直接の男子、または天皇の兄弟(男のみ)、または天皇の孫の男子に与えられる称号。女子の場合は「内親王」(ないしんのう)という。
  3. ^ 霊柩(れいきゅう) ・・・ 国王にかぎらず、一般に死者の遺体の入った棺桶(かんおけ)のこと

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そして平成へ[編集]

昭和天皇の死去による一連の儀式にともない、法令に基づき、元号(げんごう)の改元も行われ、そして1989年に日本の元号は『平成』(へいせい)になった。

その平成も、2019年には、高齢化した今上天皇の退位(譲位)とそれに伴う新天皇の即位によって『令和』(れいわ)という元号に改められた。 なお、2019年の時点では、退位した天皇は「上皇」(じょうこう)として新天皇の公務を支えている。