会社法第769条
法学＞民事法＞商法＞コンメンタール会社法＞第5編 組織変更、合併、会社分割、株式交換及び株式移転 (コンメンタール会社法)
条文
[編集]（w:株式会社に発行済株式を取得させるw:株式交換の効力の発生等）
- 第769条
- 株式交換完全親株式会社は、効力発生日に、株式交換完全子会社の発行済株式（株式交換完全親株式会社の有する株式交換完全子会社の株式を除く。）の全部を取得する。
- 前項の場合には、株式交換完全親株式会社が株式交換完全子会社の株式（譲渡制限株式に限り、当該株式交換完全親株式会社が効力発生日前から有するものを除く。）を取得したことについて、当該株式交換完全子会社が第137条第1項の承認をしたものとみなす。
- 次の各号に掲げる場合には、株式交換完全子会社の株主は、効力発生日に、前条第1項第三号に掲げる事項についての定めに従い、当該各号に定める者となる。
- 前条第1項第四号に規定する場合には、効力発生日に、株式交換契約新株予約権は、消滅し、当該株式交換契約新株予約権の新株予約権者は、同項第五号に掲げる事項についての定めに従い、同項第四号ロの株式交換完全親株式会社の新株予約権の新株予約権者となる。
- 前条第1項第四号ハに規定する場合には、株式交換完全親株式会社は、効力発生日に、同号ハの新株予約権付社債についての社債に係る債務を承継する。
- 前各項の規定は、第789条若しくは第799条の規定による手続が終了していない場合又は株式交換を中止した場合には、適用しない。
解説
[編集]- 会社法第137条（株式取得者からの承認の請求）
- 会社法第789条（債権者の異議）
- 会社法第768条（株式会社に発行済株式を取得させる株式交換契約）
- 会社法第799条（債権者の異議）
関連条文
[編集]参照条文
[編集]- 会社法第790条（吸収合併等の効力発生日の変更）
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