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公認会計士試験/平成30年第I回短答式/管理会計論/問題9

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
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問題

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管理会計の基礎知識に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点)

ア.勘定科目精査法,高低点法,最小自乗法,IE 法(インダストリアル・エンジニアリング法)は,原価の固変分解の方法である。

イ.マネジメント・コントロールは,人間若しくは人間が行う意思決定を対象とし,動機付けその他の行動的な効果が期待できる管理技法の適用が望まれるため,財務情報だけでなく非財務情報も重要視される。

ウ.管理会計を意思決定会計と業績管理会計に体系化する場合,期間計画設定のための管理会計を意思決定会計とし,また,個別計画を統制の出発点と捉え,個別計画と統制を併せて業績管理会計とする。

エ.正味現在価値法,内部利益率法,線形計画法,回収期間法は,設備投資の意思決定における計算方法である。

1.アイ
2.アウ
3.アエ
4.イウ
5.イエ
6.ウエ

正解

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1

解説

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ウ.管理会計を意思決定会計と業績管理会計に体系化する場合,期間個別計画設定のための管理会計を意思決定会計とし,また,個別期間計画を統制の出発点と捉え,個別期間計画と統制を併せて業績管理会計とする。

エ.正味現在価値法,内部利益率法,線形計画法,回収期間法は,設備投資の意思決定における計算方法である。※線形計画法は最適セールズ・ミックスを決定するための計算方法である。

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