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公認会計士試験/平成30年第I回短答式/財務会計論/問題6

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
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問題[編集]

 次の〔資料〕に基づき,X1年度末の貸借対照表に計上する棚卸資産の金額として最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,原価率は,小数点第3位を四捨五入すること。また,計算結果に端数が生じる場合,円未満を四捨五入すること。(8点)

資料

1.当社は,一般販売と試用販売を行っている。また,試用販売の売価は,毎期,一般販売の売価の20%増に設定している。一般販売の原価率は毎期同じである。

2.X1年度末の決算整理前残高試算表(商品販売に関する部分)

(単位:円)
繰越商品   125,000 一般売上 3,200,000
試用品 1,550,000 試用品売上 2,700,000
仕入 2,100,000

3.決算整理前残高試算表の繰越商品の金額は,試用品発送高を含んでいない。

4.試用品発送高を含まない当期末の商品有高は,145,000円である。

5.期末における全ての商品について,評価損・減耗損はない。

6.試用販売では,試用品発送時に仕入勘定から試用品勘定への振替を行い,買取り意思表示のあった試用品は,買取り意思表示のあったときに試用品売上として計上し,その原価をその期の決算整理時に仕入勘定に振り替えている。

1.  87,500千円
2. 145,000千円
3. 196,275千円
4. 212,500千円
5. 232,500千円
6. 310,575千円

正解[編集]

5

解説[編集]

一般販売の原価率算定[編集]

期首125,000 一般売上原価2,080,000
∵貸借差額より
65%※
一般売上3,200,000
仕入2,100,000
※試用販売の仕訳は期末一括法
であるため、前T/Bの値
期末145,000

※2,080,000÷3,200,000=65%

試用販売[編集]

期首+当期試送1,550,000
∵前T/B
売上原価1,462,500 ×65%
一般売上換算2,250,000 ÷120%
試用売上2,700,000
期末87,500
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