公認会計士試験/平成30年第II回短答式/企業法/問題2

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
←前の問題
次の問題→

問題[編集]

 会社の使用人又は代理商に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5点)

ア.支配人は,会社の許可を受けなくても,他の会社の監査役になることができる。

イ.会社は,その使用人に対し,当該会社の事業に関するある種類又は特定の事項を委任したときは,その旨を登記しなければならない。

ウ.代理商は,会社の許可を受けなければ,他の会社の使用人となることができない。

エ.代理商は,取引の媒介をしたときは,遅滞なく,会社に対して,その旨の通知を発しなければならない。

1.アイ
2.アウ
3.アエ
4.イウ
5.イエ
6.ウエ

正解[編集]

3

解説[編集]

ア.支配人は,会社の許可を受けなくても,他の会社の監査役になることができる。12条1項

イ.会社は,その使用人に対し,当該会社の事業に関するある種類又は特定の事項を委任したときは,その旨を登記しなければならない。する必要はない。14条1項918条

ウ.代理商は,会社の許可を受けなければ,他の会社の使用人となることができない。できる。17条1項12条1項3号

エ.代理商は,取引の媒介をしたときは,遅滞なく,会社に対して,その旨の通知を発しなければならない。16条

参照法令等[編集]

←前の問題
次の問題→