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初等数学公式集/初等代数/剰余計算・例題・特殊な剰余計算

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

特殊な剰余の計算

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次式(ただし、)で割った剰余。
 
設問例
で割った余りを求めよ。(京都大学 理系数学 2023年 第1問問2)

解法
(解答の方針)
「公式集」より除多項式を、の式が出てくるように変形する。
 
とする。
をかけると、
 
(※)
2項定理より、
定数項以外はを共通因数に持つので、定数項以外の項を、と表すことができ、
となる。
 
前項はを含む式であるためで割り切れ、で割った余りはとなる。
したがって、で割った余りは、である。
 
 
別解
(解答の方針)
の式が示されたことで「公式集」参照)の応用である、
- ① を利用。
 
とする。
① より、、これをとして、
と変形できて、これは、
となる。 に戻すと、
前項はの倍数であるので、余りは となる。