利用者:すじにくシチュー/借金の保証人には、なるな

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

※ この内容は、中学校のテストには、ふつう出ません。

他人の借金の保証人になると、他人の借金を背負わされます。 保証人には、ならないほうが良いです。

連帯保証人には、絶対に、なるな![編集]

特に連帯保証人(れんたい ほしょうにん)には、ぜったいに、ならないほうが良いです。

ふつうの保証人は、借金をした本人が優先的に借金取りから取り立てをされますが、連帯保証人は借金をした人と同様の責任を負い、借金をした人と同様に連帯保証人も借金取りから取り立てられます。

つまり、連帯保証は、借金をしているのと同じ責任です。

普通の借金の保証人にも、なるべく、ならないほうが良いです。

友人・知人・兄弟親戚などから借金の保証人を頼まれた場合は、断ったほうが良いでしょう。

保証人を断って知人との交友関係にヒビが入ることを恐れる必要はありません。そのような借金を他人に背負わせようとする人間なんかとは、縁を切ったほうが安全です。借金を押し付ける人なんて、友人では、ありません。


また、連帯保証人の制度を悪用した、借金を押し付けるという詐欺もあります。気をつけましょう。


ちなみに、普通に社会生活をしていて借金が必要になる場合は、まず、ありません。

会社経営者などが仕事の都合でお金を借りる場合でも、普通は銀行が会社の資産などを担保(たんぽ)に会社にお金を貸します。保証人が必要になる場合はありません。

金融機関が借金で保証人を要求する場合は、返済能力や信用が低い相手に金融機関が貸す場合です。 つまり「借金の保証人になってほしい」と知人から頼まれるということは、そもそも返済能力の低い相手なので、保証人にはならないほうが良いのです。

自動車ローンの保証人や住宅ローンの保証人など、表面的には自動車・住宅などの言葉があるので借金とは気づきにくいかもしれませんが、ローンは借金です。

根保証というのも、あぶない![編集]

危険な保証人の種類と言うと、連帯保証人が有名ですが、他にも根保証(ねほしょう)というのも危険です。 もともとは、根保証(ねほしょう)とは、限度額や期間を決めて、その範囲内での借金の保証人となる方式で、企業への融資などで使われる方法です。

ですが、これを悪用して、たとえば借り主が保証人に少額の借金額で安心させて、たとえば100万円の借金で「この借金の保証人になってほしい。」と言われて引き受けたら、じつは限度額が1000万円の根保証で、借り主が知人に保証人を引き受させた後に限度額まで借りて、そのまま逃げるというトラブルや詐欺もあります。


その他の保証人[編集]

保証人には、借金の保証人以外にも、就職時の身元保証人とか、進学時の保証人とかもありますが、信用できない相手の場合は、断ったほが良いです。

ともかく、借金の保証人には、なるな!![編集]

タイトルのとおりです。保証人の制度とかは専門的なので理解しづらいかもしれませんが、とりあえずは「借金の保証人には、なるな!!」って事を覚えてくれれば実用的には、じゅうぶんです。