将棋/横歩取り模様/▲7八金/△3二金/▲2四歩/△同歩/▲同飛/△8六歩
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1730年代の棋譜にこの型の横歩取りの棋譜がいくつか残っている。
ここで△2三歩と打つ場合であるが、将棋/横歩取り模様/▲7八金/△3二金/▲2四歩/△同歩/▲同飛#△2三歩に▲3四飛となれば、先手横歩取りである。
実はこの△8六歩を指したとして棋譜が残っている最古のものは、1761年、のちの五代伊藤宗印となる先手鳥飼忠七 対 中島大蔵 戦での中島大蔵という人物である。後手が横歩取りに誘導するなら△8六歩であるが、江戸時代には△8六同飛の状態で何がしらの反撃があるとして、△8六歩は指されなかった。
江戸時代には、△2三歩にも後手は▲2八飛や▲2六飛としていることが多いが、以下、後手が△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△7六飛と、後手が逆に横歩取りする棋譜も残っている。
もどって、△8六歩には▲8六同歩△同飛と進む。
▲同歩
[編集]- 詳細は「▲同歩」を参照
▲2二角成
[編集]▲2二角不成
[編集]脚注
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