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日本語/品詞/自立語/体言/代名詞

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

代名詞は、文中で、名詞を何度も使用することを避けるために使われる言葉である。

人称代名詞

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人を表す固有名詞の代わりに使用する言葉。

自称

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自分を表す固有名詞の代わりに使用する言葉。
<例>私、俺、僕、麿など

対称

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聞き手を表す固有名詞の代わりに使用する言葉。
<例>あなた、君、お前など

他称

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自分とと聞き手以外の人を表す固有名詞の代わりに使用する言葉。
<例>彼、彼女、あいつ、こいつなど

不定称

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誰か不明の人を表す固有名詞の代わりに使用する言葉。
<例>どいつ、誰かなど

指示代名詞

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物を表す固有名詞の代わりに使用する言葉。

他称

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近称

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話し手にとって近い物事を表す固有名詞の代わりに使用する言葉。
<例>これ、ここ、この

中称

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聞き手にとって近い物事を表す固有名詞の代わりに使用する言葉。
<例>それ、そこ、その

遠称

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話し手、聞き手の両方にとって遠い物事を表す固有名詞の言葉。
<例>あれ、あそこ、あの

不定称

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不明の物事を表す言葉。
<例>どれ、どこ、どの

使い分け

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人称代名詞においては、時と場に応じて、使う代名詞に変化がある。

*公的な場面
わたくし、あなた、彼、彼女
*私的な場面
俺、お前、こいつ