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斉に在っては太史の簡 - 春秋時代の斉で宰相の崔杼がその君主を殺した際に太史（記録係）が「崔杼、その君を弑す。」と書いて、怒った崔杼に殺された。しかし太史の弟が同じ事を書き、また殺され、更にその弟が同じ事を書いたに至って崔杼も記述を止めさせる事をあきらめた。 晋に在っては董狐の筆 - 春秋…

『鶏口牛後』は一般に「けいこう ぎゅうご」と読む。 春秋戦国時代の、「戦国の七雄」と言われる、七つの強い国ができた時代の話。 秦（しん）は、その中でも、とくに強い国の一つ。 （強国である）秦（しん）の国の人々が、周辺諸国を（軍事力で）脅して、（秦に）領土を割譲（かつじょう）せよ、と迫って（せまって）きた。…

中国において虎は最強の動物とされてきた。そんな虎よりも獰猛(または恐ろしい)のが厳しい政治だという話である。 (原典:『列子』) 宋（そう）:　春秋戦国時代の国の一つ。 狙公（そこう）:　「狙」は猿（さる）のこと。狙公は猿を飼う人・サルまわしのこと。しかし、職業を人名のようにすることがあるため、…

road to serfdom. Chicago: Univ. of Chicago Press. ハイエク著、西山千明訳『隷属への道　ハイエク全集』春秋社、2008年 Hazell, R., ed. 1999. Constitutional futures: A history of the next…