阪大対策

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本項は、大阪大学の「一般入学試験」対策に関する事項である。

大阪大学のホームページ(入学試験の概要が記載されている)http://www.osaka-u.ac.jp/jp/examination/undergraduate.html


大阪大学は旧帝国大学の一つである。 出題の傾向としては、いたずらに難しい問題や奇問が出題されることはあまりなく、基礎を徹底的に身につけた上で対策をすれば、合格点を取ることは可能である。ただ、2007度入試から京大が後期日程を廃止したため、阪大の後期試験の倍率・難易度の上昇が見られる。従って、阪大を第一志望とする受験生は要注意である。大阪外国語大と合併したことで、外国語学部の難易度は上がった(難易度は近年上昇し続けている)。また、阪大生協学生委員会のウェブサイトには、現役阪大学生による受験アドバイスが得られる掲示板があるので、随時利用するといい。


阪大入試におけるセンター試験の位置付け[編集]

阪大は、センター試験の配点がそれほど低いわけではない。これは、教科にとらわれない全般的な基礎学力を重視する本学の方針を表しているものと思われる。経済学部の3種類の変則的配点はこの好例といえる。よって、二次の記述対策はもちろん、センター試験で高得点を取れるように十分に対策すべきであろう。特に、理系はセンター国語の比重がセンターの他の科目よりはるかに高いので他大のように国語を捨てることができない。また、文系の学部でも、理数系科目の配点が非常に高い学部がある。よって、まんべんなく得点できる学力を有した上で、マーク模試を適宜受験し、時間配分の訓練・マークミスの最小化に備えておくべきである。

編入試験[編集]

 工業高等専門学校生のみ 対象の試験

募集人数は 若干。

阪大受験専用模擬試験[編集]

阪大入試対策として、いわゆる阪大模試が各予備校で開催されており、本番レベルの試験(阪大入試予想問題)を阪大受験予定の受験生と共に受験できる良い機会である。中には、マーク模試(センター型)とドッキング判定もあるため、ぜひ受験すべきである。

  • 阪大本番レベル模試(東進)(例年、毎年6.11月実施)
  • 阪大即応オープン(河合塾、Z会共催)(例年、毎年11月実施)
  • 阪大入試実戦模試(駿台予備校)  (例年、毎年11月実施)
  • 阪大入試プレ(代ゼミ)      (例年、毎年11月実施)
  • 阪大入試プレテスト(ECC予備校) (例年、毎年2月実施)

理系数学[編集]

150分で5題出題される。出題範囲は数学I・数学A・数学II・数学B(ベクトル・数列)・数学III・数学C(行列とその応用・式と曲線)である。特徴としては難問が多くあり、かなりの計算力·論理的思考力·推論力が要求される。また年度によって難易度の差が大きいのも特徴である。ちなみに05年、06年は標準的な問題が多かったものの、07年には難化し、08年には再び元の水準に戻った。09年、10年も標準的な水準だったが11年に至ってはかなり難化した。また理系数学に限って言えばそれほど高得点の争いにはならない為、捨てる問題と取る問題を見分けることが重要となってくる。確率、微分積分、ベクトル、数列が頻出であり、証明問題の出題率が極めて高い。 対策としては融合問題が多いので教科書を理解した程度では全く歯が立たない。しかし教科書の理解が不十分ではスタ―トラインにも立てないのでまずは教科書を隅々まで理解した上でセンタ―でコンスタントに8~9割を取れる実力をつけよう。

文系数学[編集]

三問で90分で、他教科と異なり、配点比率が明示されている点が特徴的である。出題範囲は数学I・数学A・数学II・数学B(ベクトル・数列)である。難易度は理系数学が難問であるのに対して、こちらはやや易~やや難の難易度である(ただ、予備校によっては、年々易化と判断しているところもある)。若干年度によりばらつきがあるが、基礎的なことを充分にこなし、過去問対策をしていれば、合格点は取れるはずである。二完一半はしておきたいところである。頻出分野は微分積分、整数問題、ベクトル、数列、確率である。ただし、融合問題が出題されることが多く、出題分野の偏りは小さい。従って、計画的に参考書に取り組む必要があるだろう。また年度によって(特に近年)、理系との共通問題が出題されることもあり、注意が必要である。また、証明問題はほぼ毎年のように出題され、図示問題も出題されたことがある。平成25年度では教科書にある公式の証明が出題されるなど、教科書の徹底的な確認は必須条件である。

化学[編集]

阪大化学は理系全学部(理学部工学部基礎工学部医学部歯学部薬学部)共通で大問4題の出題である。理科2科目で150分、1科目(医学部保健学科看護学専攻)は75分の試験時間である。出題形式としては、記述式が多く、選択肢を選ぶなどの問題はほとんどなく、20~100字程度の論述問題、反応式を書かせる問題、解答過程を書かせる問題、実験装置の図示やグラフを書かせるなど多種多様である。難易度はやや難しめである。出題範囲は化学I・化学IIの全分野である。新課程から登場した核酸ATP医薬品(生命と化学)は、今後十分に出題される可能性があるので留意すべきである。今まで取り扱われていないような新傾向の問題も数多く出題されているので、暗記化学のような学習法では到底太刀打ちできない。化学的思考力・洞察力を普段から養っておく必要があろう。

解答用紙は、大問1題につきB4判1枚である。

例年、理論化学から1題、無機化学から1題、有機化学から1題、高分子化学(化学IIの有機・無機)から1題出題、というのが定着している。また、無機は理論分野との融合問題であることが多い。(2008年2月現在)

理論化学

頻出分野は熱化学速度平衡である。特に平衡はほぼ毎年出題されている。なお99年以降に結晶に関する問題は出題されていない。

無機化学

頻出分野は電気化学との融合問題である。理論化学と無機化学の融合問題が増える傾向にある。

有機化学

頻出分野は構造決定である。官能基の性質や、検出反応についての問題がよく出題される。

高分子化学

頻出分野はアミノ酸ペプチド糖類である。また前述の通り核酸・ATP・医薬品が出題される可能性もある。

物理[編集]

物理I・物理IIから出題され、力学、電磁気学が頻出である。また、阪大物理はここ数年難化傾向にあり、十分な対策が要求される。 阪大の物理対策としては基礎を十分に積んだ後に問題演習を行うとよいだろう。 また、微分積分の概念や、微分方程式の解法をある程度身につけておくと非常に役に立つことがある。

生物[編集]

生物I・生物IIから出題される。1冊の参考書を完璧になるまで解き続けるとよい。

英語[編集]

和訳·長文問題·英作文·自由英作文·リスニング(外国語学部のみ)が課され、英語における総合力を問うている形式となっており、難易度はかなり高い。和訳問題と英作文問題は、分量的に京大英語と試験形式が類似する。従って、自由英作文の範囲を除けば、京大志望の受験生は、阪大に志望校を変更した際の対策が立て易いといえる。ここ最近は和訳と長文読解の易化が見られる。そのため、合格圏内に到達するには最低でも60%、できれば70%の得点は確保したいところである(医学科志望者ならば、7~8割程度は得点したい)。

また、関西圏の国公立大学では、京都大学の出題形式に似た問題を出題する傾向がある(ただし、難易度は大きく異なるとされている)。つまり東日本の大学群(こちらは東京大学の形式を参照する傾向がある)に比べて訳出テストの形式が重視されやすいので、阪大受験生にとって、比較的問題の形式が近い関西圏の他の難関国公立大学(神戸大学、大阪市立大学など)の入試英語を積極的に解いてみることも参考になる。更に、それでも、物足りないという者には、京都大学の問題を解くのはいかがであろうか。難易度的には、阪大に比べてかなり難しいことは否めないが、出題意図などが似通っていることもあるので、英語が得意な向きには有用であろう(但し、そういう場合は、他教科も疎かにしないことが肝要である)。 また慶應大学文学部の超長文に挑戦してみるのも良いかもしれない(首都圏の私大であるため、問題形式はやや異なり、また、辞書を持ち込み可とするくらいの難易度が高いので、あくまで余力があればである)。実際に取り組んでみれば、訳出テストの比重が他大学と比較しても大きいということが理解できるだろう。阪大受験に阪大の過去問が必須なのは言うまでもないが、それ以外にも練習素材を自分で探しマクロ的に入試英語を科学する視点を養うことも役に立つ。尚、そのほかに、九州大学や、広島大学、筑波大学の問題なども、出題意図や方針が比較的似通ったものを出すことがあるので、阪大レベルに後一歩の受験生が準備も兼ねて解くというのは有用なことである。


英文和訳[編集]

英文和訳は京大と比較して解きやすい。これには、構文が京大ほど難解ではないこと、文章の内容が京大で出題されるような抽象的なものが少ないこと、文章自体が非常に短いことがその理由として挙げられる。また、最近の阪大和訳問題は易化傾向にあるため、和訳は近年の阪大英語における有力な得点源といえる。しかし、京大以外の大学と比べたら和訳の難度はかなり高い。いたずらに難しい単語こそ出ないものの、市販の単語帳には載っていない単語が出ることがある(文意で予測することも難しい)。

和訳問題の高得点確保に求められるのは、正確な構文把握及び日本語力である。本学の和訳と英作文の問題指示文は特異で、「次の英文の意味を日本語で表しなさい」というものである。この問題文をどう解釈するかは議論が分かれるところだが、一般的に受験英語では、名訳を狙わずに英文構造に忠実な日本語を大切にすることが重視されやすい。この観点から阪大英語の和訳にも臨むべきであろう。

対照的に、京大英語は「和訳しなさい」という漠然としたものである。これを踏まえると、京大英語ほどには、構文が複雑ではなく翻訳的技術が要求されない阪大英語の問題文は、受験生にとって親切な指示であると解釈すべきであろう。


また、阪大の英文和訳においては、「対比」を軸にした文章がほとんど毎年のように出題されている。過去に実際に出題された例を挙げると、「運を信じる人」と「運を信じない人」や、「正しい言葉遣い」と「不適切な言葉遣い」などである。そのため、対比の関係性を見抜けば、対比されている単語の逆を書けばある程度の訳を導きだすことができ、いわゆる「難単語」の部分で点を稼ぐことが容易になることもしばしばである。

長文読解[編集]

長文読解は、オーソドックスな問題で、対比構造が明確な文章が多い。難単語の同義語を選ばせる問題、和訳、文章の大意など設問形式はさまざまである。

英文素材は様々だが、特に専門知識がいるほどでもないが、俗に言う一般教養が無いと苦戦を強いられる場合もあるため(そうでもない場合もある)、一通り自分の使用している単語集を覚えたら、学術的な基礎知識をつけておきたい。加えて知らない単語の意味を前後の文脈から類推する力がついていることが望ましい。他の大学と比べても決して難しいわけではないのでこの分野で落としてはならない。記号問題などで点を落とす受験生はいないので、確実に点数をとれる問題を確実にとることが合否を分ける。また、代名詞などに下線部が引かれ、意味内容を答えろという問題も出題されるが、非常に単純明快で素直な問題である。ここも点数を落とすことがないようにしたい。

ただ、外国語学部は、独自の長文問題を課しているが、こちらの問題の難易度は他学部のそれよりも数段高いといえ、また分量も多いので、相当な英語力と的確な説明を行う日本語力が要ることは、外国語学部志望者なら分かるだろう。阪大のブランドイメージや、センター試験のボーダーの点数だけで、受験するかを判断するというのは、相当危険であり、控えるのが望ましい。

ところで、下線部和訳を、「どうして阪大は英文解釈のⅠ番だけでなく、長文読解のⅡ番でも出しているのか」と、疑問を抱いたことはないだろうか。疑問があって正解である。実は、この下線部和訳の箇所というのは、確かに構文が入り組んでいたリ、難単語があったりするというだけのこともあるが、実は文全体を理解できているかを、下線部和訳で見ている場合もある。とりわけ、this や that などの代名詞をの意味を明示させることがある場合には、その傾向が強い。裏を返せば、長文読解を難なく乗り切るには、小手先のテクニックに頼ったりせず、速読と精読をする力を身に付け、全文を読み切ることが大切だということになる。また、これを押さえてしまえば、指示語の指す内容を日本語で答えさせる問題も、阪大ではお馴染みの対比構造をヒントにして解かせる穴埋め式の記号問題も、正誤問題もある程度は解きやすい物となるだろう。そのためには、より多くの英文に触れておくことをお薦めする。

自由英作文・和文英訳[編集]

自由英作文については、60~80wordsの英文を書かせる形式が定着している。テーマは身近なものが多いが、平成20(2008)年度は「嘘をつく」ことについて論述を求めるという、比較的一般的なテーマが出題された。また、設問文は英文である場合もあるし、日本語である場合もある。練習素材としては、早稲田大国際教養学部、一橋大などの自由英作問題なども参考になるだろう。なるべく多くの基本例文を暗記し、できれば15分程度で回答することが望ましい。他の問題との兼ね合いから、20分以上はかけるべきではないだろう。そのため、日頃から自分の意見の立場を明確にして、なおかつその理由付けをする癖をつけることが有用となろう。

一方、英作文は二問構成となっており、訳させる分量がかなり多く逐語訳がほぼ不可能であるため、日本語の意味をうまくくみ取った上での訳出が求められる。英作文の二問目は文学部用と他学部用の問題に分かれているが、文学部志望者用の問題の方が難度が一段高く、京大英作文と難易度はあまり変わらないか、その水準を凌駕する。難易度としては大学入試英語では京大と並ぶ最高峰レベルといえる。また、外国語学部は、自由英作文は他学部と共通であるが、英作文問題は独自の問題を課している。こちらの問題も文学部並みのレベルと考えて差し支えない。

対策としては、基本的な英語構文を多く頭に入れ、英語にしにくい日本語をどう解釈していくかを考える能力、つまり和文和訳の力を磨きつつ、作文と添削を繰り返すのが一番良い。実践的な演習問題としては、阪大の過去問題はもちろんのこと、やはり京大の入試問題が参考になると思われる。

現状の傾向[編集]

阪大英語は、試験時間(90分、文学部は105分、外国語学部は120分)に対して分量が多いため、かなりのスピードが要求される。これが、本学の英語が難問と称される所以の一つとなっている。

平成8(1996)年以前は、試験時間は今と同じで大問(通常の読解問題や東大型の要約問題)が一題多かった。英文も現在よりも難度の高い素材が選ばれていたようである。そのため、問題数が減少してから、阪大英語は若干の易化を辿っているように思えるが、全大学の入試英語問題自体が平均的に易化しているようであり、一概に阪大英語だけが易化傾向にあると断言できない。

仮にこうした傾向にあったとしても阪大英語が良問であることには変わりがない。テクニックも必要だが、多くの英文に触れたり書くことで鍛えられる英語の基礎体力や総合力を育成することが阪大英語突破の近道であろう。

なお、平成20(2008)年度入試より、大阪外国語大学の入試は大阪大学外国語学部の入試として実施された。上述の通り、和訳問題と自由英作問題は他学部と出題形式が共通しているが、長文問題と英作文問題は独自の形式を課している。また、当然入念なリスニング対策もする必要がある。リスニングは年々難化しており、語数も昨年の倍という年もあった。設問は非常に単純なことを聞いているので、流れる英語の音声をいかに速く自分の頭で理解・整理するかが大事である。平成23(2011)年度は、総合問題の語数が倍増した。

国語[編集]

阪大国語は文系のみに課されるが、文学部用問題と法·経済·外国語・人間科学部用問題に分かれ、両者に共通問題はなく全く別の試験になっている。

文学部国語[編集]

文学部用問題は、評論·小説(または随筆)·古文·漢文の構成で、試験時間は120分である。

特に、小説の難易度が高く、試験時間に比して全体的な分量が非常に多い。短編小説や随筆の全文が問題文になることも多い。対策法の一つとして、短編小説を日常的に短時間で読めるようにするという訓練も有用であると考えられる。

また、小説における大きな特徴としては、ただ単に登場人物の心情などを答えさせる問題にとどまらず、「表現上の特徴だと思われる点を説明しなさい」や、「本文中において『バイオリン』がどのような役割を果たしていると思われるか、考えを述べなさい」などの、レトリック(比喩や象徴なども含めて)に関する問題が出題されることもあることである。この対策としては、センター試験の小説の表現の特徴を問う問題において、選択肢を選ぶのみならず自分の言葉で説明できるように練習することが一つであると考えられる。

評論文はオーソドックスな問題文が題材となることが多いが、過去には西田幾多郎に関する哲学関係の評論が出題されたこともあり、注意も要する。小説と同様に記述は容赦のない量を要求される。他難関国立大学の過去問なども利用しつつ、スピードのある読解・解答・添削を繰り返すしかない。小説と同様、岩波書店などから出版されている哲学書、新書などの「原書購読」も有効な対策法であることは間違いない。

古文や漢文の記述問題に関しては、関西圏の大学で和歌を出題したり本格的な漢文を出題する大学は少ない。傾向も一定ではなく、漢詩が出題されたこともある。現代文・英語の難度も考慮すると、模擬試験は阪大用の模試だけでなく駿台全国模試も受験すべきであろう。また、古文の問題演習としては、他学部用のみならず、和歌が必ず出題される京大の過去問が使えるだろうし、漢文に関しては白文の箇所を設問にすることもある東北大や神大の過去問が有用だろう。

なお、設問に字数指定が課されることは少なく、この点、京大に類似しているといえるが、解答欄を逐一全部埋めていては、時間に余裕が無くなる事もあるので、短くとも答えの核になる部分を分かりやすく記述できるよう、また日ごろから活字の文章を素早く読めるように練習しなければ、文学部用問題で合格点を取ることは難しい。

過去問題の用い方として、同一問題に対する解答例を多く集め、比較することが有効となる。阪大のようなトップクラスの難関大学となると、赤本・青本以外に、各予備校のウェブサイトから数年分の解答速報が利用できる。特に、論述問題には絶対的な解答というものはなかなか存在せず、予備校や出版社の模範解答例でも、大学の採点官から見れば8割程度の解答であろう。だが、受験生から見れば、8割で合格には十分である。従って、色々な8割の解答を参照することで、様々な解答の視点や論述の展開などを、吸収しておくと対策が立てやすくなる。これは、国語に限ったことではなく、論述地歴などにも有効であろう。

法·経済·外国語・人間科学部国語[編集]

一方、法·経済·外国語・人間科学部用問題は、漢文の出題は無く試験時間は90分である。オーソドックスな問題が多く、字数指定が課される問題も多いため、字数指定の厳しい東大や一橋大、東北大など他国公立大学の過去問でも、十分練習になるだろう。また、古文の和歌に慣れるために文学部用の問題をやっておくことも有用であろう。

文学部に比して難度は下がるが、易しいわけではなく、地道な練習がなければ、合格点を取るのは難しい。古文に関して言えば、近年本文の字数が増加している(問題レベルも難易度を増している)。

地理歴史[編集]

阪大地歴は文学部・外国語学部のみの出題となり、数学か地歴(世界史B、日本史B、地理Bより1つ)のいずれかを二次試験の科目として選択することができる。ただし、平成24(2012)年度入試より、外国語学部では、日本史Bと地理Bを選択することができない。数学か世界史Bを選択することになる。阪大文学部・外国語学部は、二次試験科目として英・国・地歴(前記の条件あり)での受験が可能である。これは、国公立大学のなかでは珍しい例であり、旧帝国大学で同様の受験が出来るのは、阪大以外には、北大文学部、総合入試文系などくらいである。また、筑波大学にも英国地歴での受験が可能な学群が存在する。これにより、数学が苦手な受験生でも旧帝国大に入学することが可能となるが、代わりに論述地歴・ハイレベルな国語問題が課されることに留意して受験対策をしなければならない。阪大文系の他学部(法学部、経済学部、人間科学部)にはこのオプションはなく、数学が必須で地歴は課されない。この点で、東大・京大・一橋大と比べて試験科目の上で負担が少ない。

本学の試験形式は日本史B、世界史B、地理Bともに論述問題がメインとなる。(世界史などに一部短答問題もあるが、少数である)ただ、東大などの他大学の問題と比べると、論述問題としてはシンプルで解きやすいといえる。

従って、歴史の流れを頭の中に入れることが必須となる。そして教科書記載の基礎知識をしっかり覚えることも絶対条件となる。この2ステップには、教科書とそれに準じた問題集を使えばよい。

次に重要なことは、流れに沿って身に付けた知識を使って、論理的な文章をきちんと書けるようになることである。数十字の論述からはじめて、作文と添削と再作文を繰り返していけば、いつのまにか100字単位の論述問題に対応できるようになる。または、論述問題集を用いて、学校の先生の添削を受けていくのもよい。

阪大地歴特有の形式として字数指定が「○○字以内」ではなく「○○字程度」で、升目が無いことが挙げられる。字数指定については、議論が分かれるところだが、基本的に所定の枠内に常識的な範囲内の大きさの文字で解答枠を埋められれば、問題が無いと考えることもできるが、定かではない。また、2011年度入試より、問題文、解答欄ともに横書きとなった。

2011年度まで、問題文と解答欄は、縦書きで表記されていたが、これは96年度以前、「地理歴史」の名称が「小論文2」であったことに由来する。

日本史における問題例[編集]

•承久の乱が勃発した原因とその歴史的影響について述べなさい(200字程度)。

•モンゴル(蒙古)襲来が、その後の日本社会に与えた政治的文化的要因について述べなさい(200字程度)。

•中世の一揆の諸形態とその特徴について述べなさい(200字程度)。

推薦図書[編集]

英語[編集]

英単語・英熟語・英文法[編集]

  • DUO3.0 - 鈴木陽一 著 アイシーピー
  • 英単語ターゲット1900―大学入試出る順 4訂版 ― 宮川幸久 著 旺文社

英文読解系[編集]

  • 英文読解の着眼点 -言い換えと対比で解く- 桜井博之 著 駿台文庫
  • 最難関大への英文解釈 - 大矢復 著 桐原書店

英作文系[編集]

  • 最難関大への英作文 - 大矢復 著 桐原書店

数学[編集]

文系数学[編集]

  • チャート式 基礎からの数学1+A - チャート研究所 編集 数研出版
  • チャート式 基礎からの数学2+B - チャート研究所 編集 数研出版
  • 文系数学の良問プラチカ―数学I・A・II・B - 鳥山昌純 著 河合出版

物理[編集]

  • 阪大の物理20カ年 - 山田裕之 著 教学社

国語[編集]

  • 現代文読解の基礎講義 中野芳樹 著 駿台文庫

日本史[編集]

  • 〔基本〕教科書(山川出版社ものが望ましい)


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