Java/プログラミングのための準備

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ウィキペディアJava Development Kitの記事があります。

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JDKのインストール[編集]

Javaのプログラムを作るには、Javaの開発キット「JDKJava SE Development Kit)」をシステムにインストールしておく必要があります。

JDKが、お使いのシステムにすでにインストールされているかどうかは、次の手順で確認できます。


CUI環境を立ち上げる[編集]

Windowsであればコマンドプロンプト、 Mac OS Xであればターミナル、 LinuxであればGNOME端末やKonsole、Ktermなどを起動します。


参考:

Windowsのコマンドプロンプトは、スタートメニューの [プログラム]ー[アクセサリ] の中にあります。 Mac OS Xのターミナルは、[アプリケーション] フォルダの中にある [ユーティリティ] フォルダの中にあります。


javacコマンドを実行する[編集]

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ウィキペディアJavaコンパイラの記事があります。

起動したCUI環境で、次のように入力します。

javac -version

javac」というのは、Javaのコンパイラのことです。 上記のコマンドを実行して、javacのバージョン情報が表示されれば、 JDKがインストールされています。

以下は、実行結果の一例です。

$ javac -version
javac 1.8.0_331

もし、インストールされていなければ、[編集]

かつてJava開発元のoracleは、JDKを無償で提供していた時期がありましたが、しかし現在では、JDKの商用利用は有償化されています。

実はOracleと契約すれば非商用利用の範囲なら無償でJDKを使えるのですが、しかし手続きなど面倒です。


実は現在のJDKには、通常のJDKとは別種類の、機能が制限されているものの無料かつ契約不要で使える openJDK という別エディションもあり、oracleがこれも協力しています。

ですが、openJDKはインストールが複雑です。Windows環境にインストールする場合、openJDKの公式サイトにあるバイナリをダウンロードしてインストールしても、既存の通常版Javaランタイムなどがパソコンにインストール済みだと、干渉して、うまくopenJDK が起動しない場合もあります。

実はこのopenJDKをインストールしやすくなど改良したAdoptOpenJDKというのが、別途、開発されており、IBMなどに支援されています。

Windowsの場合[編集]

初心者はWindowsの場合、このAdoptOpenJDKを使うのがラクです。

なお、Oracleの公式サイトでは、通常版JDKも無料で提供されています。 Java開発者向け情報 をたどっていけば、JDKのダウンロードページも見つかります(見つかりづらいですが)。(2020年現在は "Java SE Development Kit 14 - Downloads" のページにあります。)

インストールに必要なファイルをダウンロードし、ガイドに従ってインストールしてください。なお、このページは英語で書かれていますが、ページの右側に「Java SE」のダウンロードページへのリンクがあり、そのリンク先のページに行けば、日本語ページへのリンクを見つけることができます。

Linuxの場合[編集]

「java」コマンドを実行するためのソフトウェアと、コンパイルの「javac」コマンドを実行するソフトウェアとは別物です。

この両方のソフトウェアをインストールする必要があります。


普通のインストール[編集]

Fedora Linux の場合、コマンドラインの install などのコマンドでJavaをインストールすると同時にopenJDKのランタイムも入ります。つまり

sudo dnf install Java

でopenJDKが入ります。なお、インストールコマンドで「openJDK」で検索をしてもヒットしないので、気をつけてください。「Java」で検索する必要があります。

普通にインストールした場合、やや古いバージョンの長期サポート版の openjdk がインストールされます。

ですが、これはJavaのコマンドラインでの実行環境(JRE に相当)であり、コンパイルツールは別です。


さらに、Javaのコンパイラ一式をインストールするため、

sudo dnf install java-1.8.0-openjdk-devel

のコマンドで、openjdk-develをインストールする必要があります。バージョン番号は読者の時代に応じて変更してください。なお、パッケージマネージャの検索で「openjdk-devel」と探しても出ません。

ともかくjava-1.8.0-openjdk-devel 相当のソフトウェアをインストールしないと、javacコマンドが使えません。


最新版のテストなどには、上記のバージョンは使えません。もし最新のバージョンをインストールしたい場合、後述のセクションのようにlatest版をインストールします。

最新版をインストールしたい場合[編集]

Fedoraの場合、おそらく、

sudo dnf install java-latest-openjdk 

で入ります(※ いろいろ試したあとに成功したので、まだ条件が限定できてない)。

ただし、最新版をインストールしただけでは、javaコマンドやjavacコマンドを入力しても最新版はまだ動作せずに使えません。javaコマンドなどを実行しても、旧バージョンのJavaが動きつづけるだけです。

なので、加えて下記の設定をしないと、既にインストールした長期サポート版(LTS)が実行されてしまいます。

コマンド

sudo alternatives --config java

により、実行に使う java を最新版に切り替えれば、最新版javaを使えます。

なお、このコマンドを実行しても、コンパイラの javac のバージョンはそのままです。上記コマンドで切り替わるのは java ランタイム側だけです。

プログラミングに必要なもの[編集]

JDKの他に必要なものは何でしょうか?

プログラミングには、ソースコードを書くためのテキストエディタが必要です。Windowsのメモ帳やMac OS Xのテキストエディットでもプログラミングをすることができます。 とりあえずであれば、そうしたテキストエディタを使うこともできるでしょう。

しかし、プログラマはエディタ(テキストエディタのこと)にこだわるものです。まだ愛用のエディタを持っていない方は、プログラミングの学習方々、ぜひ手に馴染むエディタを探してみてください。


参考:
なお、本書では解説しませんが、テキストエディタではなく、統合開発環境(IDE)を使ってプログラミングすることもできます。JavaのIDEとして有名なものに、EclipseNetBeans IDEがあります。これらを使う場合は、わざわざコマンドプロンプトのようなCUI環境を使う必要もありませんし、実はJDKのインストールさえ不要な場合もあります(コンパイラ等がIDEに含まれている場合があるため)。詳しくは各解説書などを参照してください。


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