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JavaScript/String/prototype/toLocaleUpperCase

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

toLocaleUpperCaseメソッドは現在のロケールに基づいて文字列に含まれる小文字を大文字に変換して返します。多くのロケールにおいて、このメソッドはtoUpperCaseメソッドと同じ結果を返します。逆に現在のロケールに基づいて大文字を小文字に変換するにはtoLocaleLowerCaseメソッドを使用します。

構文

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var upperCaseString = string.toUpperCase();

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"abc".toLocaleUpperCase(); // "ABC"

解説

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toLocaleUpperCaseメソッドは現在のロケールに基づいて文字列に含まれる小文字を大文字に変換して返します。トルコ語アゼルバイジャン語タタール語クリミア・タタール語などいくつかのテュルク諸語ではラテン文字 "i" ("\x69") の大文字は "I" ("\x49") ではなく点のある "İ" ("\u0130") であるため、それらのロケールにおいてこのメソッドは "i" を点のある "İ" に変換します。

日本語などでは全角小文字 "i" ("\uFF49") および全角大文字 "I" ("\uFF29") が使用されるため、それらのロケールにおいてこのメソッドは全角小文字 "i" を全角大文字 "I" に変換します。その他の多くの言語のロケールにおいては、toUpperCaseメソッドと同じ結果を返します。

関連項目

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