Lisp/外部ライブラリ/ASDF
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ASDF
[編集]ASDF は "another system definition facility" を略したもので、 Lisp システムの管理を簡単にします。システムは他の言語からのパッケージやモジュールと似ているものです。オブジェクトと関数のライブラリを提供するためにコンパイル、ロードされた一つ以上のファイルが含まれています。 ASDF を使用することでプログラマは以下のことが出来るようになります。
- システムに含まれた全てのファイルのコンパイル
- 他の asdf パッケージを依存関係にあるものとして指定する
- システムが要求した全てのファイルをロードする
ASDF の特徴は java の Ant や Python の setuptools, perl の cpan と共通するものがあります。追加パッケージの ASDF-INSTALL は asdf システムにダウンロード、インストールが可能となっています。多くの lisp ライブラリが現在では ASDF システムとして配布されています。 ASDF システムは Allegro Common Lisp, SBCL, ECL, OpenMCL などの実装で同梱されています。
項目
[編集]- ASDF のインストール: ASDF を含んでいない lisp の実装のためのチュートリアル
- ASDF の設定: asdf リポジトリの指定
- ASDF を使ってみる: asdf システムのロード、コンパイル、再コンパイル
- ファイルの定義: あなた自身のシステムを作ってみる
- ASDF-INSTALL: パッケージのダウンロードとインストール