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Windows入門

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

Windowsとは

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Windows®(Microsoft Windows®)とは、マイクロソフト社が開発したOS。家庭向けから企業向けまで幅広い範囲で使用されている。

最新バージョン

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  • Windows 11 バージョン 23H2[1]
  • Windows 10 バージョン 22H2(最終バージョン、サポート期限は2025年10月14日まで)[2]
  • Windows Server 2022 21H1[3]

Windowsの世代別の特徴

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Windowsは、MS-DOS/PC-DOSのアドオンとして最初はリリースされました。 その後、DOSを必要としない9x系はWindows 95からWindows Meまでのバージョンが利子酢され、名称には発行年の下二桁が冠されています(例: Windows 95、Windows 98)。これらのバージョンは、一般に「9x系」として知られています。しかし、この系列は動作が不安定であるという問題がありました。そのため、Windows Meを最後にNT系に完全に移行しました。

DOSアドオン時代

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初期のWindowsは、MS-DOS/PC-DOSのアドオンとしてリリースされた。

DOSアドオン時代のWindows
Win Ver. DOS Ver. プロダクト名 発売年
1.0 1.0 Microsoft Windows 1.0 1985年
2.0 2.0 Microsoft Windows 2.0 1987年
3.0 3.0 Microsoft Windows 3.0 1990年
3.1 3.1 Microsoft Windows 3.1 1993年

Windows3.1と同時期にリリースされた OS/2 Ver.2.11 には Windows互換環境 (WIN-OS/2) が含まれていた。また、Windows 3.1 が導入済みのPC向けに OS/2 Ver.2.11 for Windows がリリースされており、Windows 3.1 を元に WIN-OS/2 を構成することが出来た。OS/2 V2 は完全32bitOSであり、それを基盤にマルチDOS仮想マシン環境上に WIN-OS/2 は構築された。このため、16ビットコードと32ビットコードが保護機構なく混在する Windows 9x系 と比べて安定していた。

9.x系

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以下のオペレーティングシステムが、Windows 9x系に該当する。

Windows 9.x系
Win Ver. DOS Ver. プロダクト名 発売年
4.0 7.0
(OSR2以降は7.1)
Windows 95 1995年
4.10 7.1 Windows 98 1998年
4.10 7.1 Windows 98 Second Edition 1999年
4.90 8 Windows Me 2000年

なお、Windows MeでWindows 9x系のOSは終焉を迎え、それ以降はWindows XPをはじめとしたWindows NT系に一本化されている。また、2001年12月31日にWindows95が、2006年7月11日に残りの9x系のオペレーティングシステム全てがマイクロソフトによるサポートを打ち切られた。

OSR2

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OSR2は、OEM Service Release 2の略称です。これは、1996年12月にマイクロソフトがリリースした、Windows 95のマイナーバージョンアップ版です。パソコンメーカーなどのOEMに対して提供されており、1996年冬以降に販売されたWindows 95プリインストールパソコンなどに搭載されています。ソフトウェア単品での販売はされていませんでした。

OSR2には、以下の機能が追加されています。

  • FAT32ファイルシステムのサポート: より大きなハードディスクに対応したファイルシステムです。
  • Internet Explorer 3.01: 当時の最新バージョンです。
  • DirectX 3.0: グラフィック処理能力を向上させたAPIです。
  • USBサポートの強化: USB機器の接続がより簡単になりました。
  • IEEE 1394サポート: 高速なデータ転送が可能な規格です。
  • その他、様々なバグ修正: 安定性とパフォーマンスが向上しました。

OSR2は、Windows 95の完成度を高めたバージョンとして評価されています。しかし、1998年にはWindows 98が発売され、OSR2は主要なOSではなくなりました。

なお、OSR2とは別に、OSRという略称も存在します。これは、Operating System Releaseの略称で、Windows 95の最初のバージョンを指します。OSRは、1995年8月に一般ユーザー向けに発売されました。

項目 OSR OSR2
発売時期 1995年8月 1996年12月
対象 一般ユーザー OEM
販売形態 パッケージ販売 OEM提供のみ
主な機能 - FAT32ファイルシステム、Internet Explorer 3.01、DirectX 3.0、USBサポート強化、IEEE 1394サポート、その他バグ修正

NT系

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Windows 8.1までのOSのサポートは終了している。 以下のオペレーティングシステムがNT系に該当する。なお、発売年は最初に発売された言語版もしくはエディションを記載する。

Windows NT系のリビジョンと発売年次
NT Ver. RTM Build プロダクト名 エディション 発売年
NT 3.1 528 Windows NT 3.1 Windows NT, Windows NT Advanced Server 1993年
NT 3.5 807 Windows NT 3.5 Workstation, Server 1994年
NT 3.51 1057 Windows NT 3.51 Workstation, Server 1995年
NT 4.0 1381 Windows NT 4.0 Workstation, Server, Server Enterprise Edition, Terminal Server, Embedded 1996年
NT 5.0 2195 Windows 2000 Professional, Server, Advanced Server, Datacenter Server 2000年
NT 5.1 2600 Windows XP Home, Professional, Media Center, Tablet PC, Starter, Embedded, Nエディション 2001年
NT 5.1 2600 Windows Fundamentals for Legacy PCs - 2006年
NT 5.2 3790 Windows Server 2003 Standard, Enterprise, Datacenter, Web, Storage, Small Business Server, Compute Cluster Server 2003年
NT 5.2 3790 Windows XP x64 Edition 64-bit Edition, Professional x64 Edition 2003年
2005年
NT 5.2 3790 Windows Home Server 2007年
NT 6.0 6000 Windows Vista Starter, Home Basic, Home Premium, Business, Enterprise, Ultimate, N Edition 2006年[4]
2007年[5]
NT 6.0 6001 Windows Vista Service Pack 1 2008年
NT 6.0 6001 Windows Server 2008 Standard, Enterprise, Datacenter, Web, Foundation, Itanium-based Systems, Storage, Small Business Server 2008年
NT 6.0 6002 Windows Vista Service Pack 2 2009年
NT 6.0 6002 Windows Server 2008 Service Pack 2 2009年
NT 6.1 7600 Windows 7 Starter, Home Basic, Home Premium, Professional, Enterprise, Ultimate 2009年
NT 6.1 7600 Windows Server 2008 R2 Standard, Enterprise, Datacenter, Web, Foundation, Itanium-based Systems 2009年
NT 6.2 9200 Windows 8 無印, Pro , Enterprise , Windows RT 2012年
NT 6.3 9600 Windows 8.1[6] 無印, Pro , Enterprise , Windows RT 2013年
NT 10.0 10240 Windows 10 Home, Pro, Education/Pro Education, Enterprise/Enterprise LTSB 2015年
NT 10.0 14393 Windows Server 2016 Standard, Enterprise, Datacenter 2016年
NT 10.0 (なし) Windows Server 2019 Standard, Enterprise, Datacenter 2018年
NT 10.0 (なし) Windows Server 2022 Standard, Datacenter, Datacenter: Azure Edition 2021年

Windowsのセットアップ

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Windowsでの操作方法

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この節では基本操作や基礎知識を説明する。

スタートボタン

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Windowsではスタートボタンから、ソフトを起動したり、シャットダウンすることができる。Windows 3.51以前のものとWindows 8を除くすべてのOSでは左下のWindowsマーク(など)があるところがスタートボタンと呼ばれる。また、キーボードのショートカットキーはWindowsキーである。

コントロールパネル

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コントロールパネルは、Windowsオペレーティングシステムにおいて、システムやソフトウェアの設定を行うためのツールで、プリンタの設定から使用中のソフトウェアの管理など幅広い設定が行えます。異なるバージョンのWindowsでは、このツールの名称が異なる場合があります。

設定アプリ

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Windows 10以降、Microsoftは従来の「コントロールパネル」の機能を新しい「設定⚙」アプリに置き換える取り組みを進めています。設定アプリはより直感的で使いやすいインターフェースを提供し、モバイルデバイスやタッチスクリーンにも適しています。また、設定アプリは従来のコントロールパネルよりもさまざまな設定項目にアクセスしやすくなっており、新しい機能の追加やアップデートも継続的に行われています。このような動きは、Windowsの使いやすさや一貫性を向上させることを目指しています。

Windows Update

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Windows Updateは、Windowsオペレーティングシステムの更新プログラムに関する情報を提供し、必要に応じてその更新プログラムを表示およびインストールするためのツールです。システムのセキュリティや機能の向上のために定期的な更新プログラムの適用が重要です。

デバイス マネージャー

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デバイス マネージャーは、ディスプレイ、プリンター、マウス、キーボードなどの周辺機器、およびPC内部のハードウェアやCPUなどを「デバイス」として管理します。このツールを使用することで、デバイスに関する情報を参照し、設定を変更できます。

また、コマンドプロンプトを使用して、デバイス マネージャーを起動することもできます(「mmc devmgmt.msc」コマンドを使用)。

プログラムと機能

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「プログラムと機能」は、コンピュータにインストールされているアプリケーションの一覧を表示し、必要に応じてアプリケーションの削除や変更を行うためのツールです。また、Windowsの更新プログラムもここから管理できます。

既定のプログラム

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「既定のプログラム」は、特定のファイル拡張子やプロトコルに対して、どのアプリケーションが関連づけられるかを設定するためのツールです。例えば、ファイルの拡張子が「.docx」の場合、関連づけられているアプリケーションとしてMicrosoft Wordを選択できます。

この設定を使用することで、特定のファイルを開く際に使用するアプリケーションを指定できます。

注意
Windows 10以降では、「設定⚙」が徐々にコントロールパネルの機能を置き換えつつあり、新しい設定オプションが提供されています。そのため、一部の設定項目はコントロールパネルではなく「設定⚙」で管理されています。ユーザーは特定の設定項目を見つけるために、Windowsのバージョンに応じて設定アプリを活用することをお勧めします。

ファイルの使いかた

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ここでは、ファイルの使い方を説明する。Windowsのファイルでは、おもにWindowsでは、最も標準的なファイル形式を使っている。また、Windows各種では、あらかじめ写真など(イメージ画像など)が入っている場合が多い。

Windows独自の拡張子で代表的なものとしては .exe (実行可能アプリケーション) が多い。

PC 

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PCはPCに接続されている周辺機器の情報を表示するウインドウである。 カメラなどをUSB接続する場合はPCから開くこともできる。 Windows 8.1から現在のPCという名称になったが、 Windows XP以前はマイコンピュータWindows Vistaでは、コンピュータWindows 7Windows 8では、コンピューター という名称であった。

ホットキー

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ホットキーとは、画面上のメニューからマウスで選択して実行する命令や、特定の文字列の入力などの利用頻度が高い連続したキー操作を簡単なキー操作で実行する機能である。また、そのために割り当てられたキー入力の組み合わせ入力数を減らしたり、マウスを使わずに操作できる。Windowsには、3つのホットキーが搭載されている(デスクトップパソコンのみ)。

クリック/ダブルクリック/ドラッグ/右クリック/ホイール

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クリックとはマウスの左側のボタンを1回クリックする動作のことを言い、右側を1回クリックすることを右クリックという。右クリックは基本プロパティを開くために使われていて、基本使われることはない。左側を2回クリックすることをダブルクリックと言い、アイコンの上でダブルクリックすると、ソフトウェアが起動する。

左側のボタンを押したまま動かすとドラッグという動作になる。アイコンの上でドラッグをして、ファイルの移動などで使われるのが一般的である。
ホイールとは中心にある軸のことを言い、スクロールの操作などに使われる。最近のマウスでは左右に動かせるマウスもある。
一見どのパソコンにも共通しているような操作だが、微妙に違う。
設定で左側のボタンと、右側のボタンの操作を入れ替えることができる。

脚注

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  1. ^ Windows 11 のリリース情報” (2023年11月1日). 2023年11月1日閲覧。
  2. ^ Windows 10 リリース情報” (2022年10月18日). 2023年3月5日閲覧。
  3. ^ Windows Server のリリース情報 | Microsoft Docs” (2021年8月24日). 2021年10月24日閲覧。
  4. ^ ビジネス向け
  5. ^ 一般消費者向け
  6. ^ Windows 8.1は、Windows 8の仕様変更・改良版です。

関連項目

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Commons
ウィキメディア・コモンズに、Microsoft Windowsに関連するマルチメディアがあります。
Wikipedia
Wikipedia
ウィキペディアMicrosoft Windowsの記事があります。
Wikipedia
Wikipedia
ウィキペディアMS-DOSの記事があります。
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