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ガリア戦記/用例集/第三変化名詞/consul型

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

cōnsul型 (流音幹 (男性・女性名詞))

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子音幹Consonant stem) または伝統的に 異数音節語Imparisyllabiques) に分類される第三変化名詞は、単数主格と単数属格の音節数が異なり、属格が1~2音節長い。複数・属格の語尾が -um となる。

流音幹 は、語幹が -r または -l で終わる。


cōnsul, cōnsulis (執政官) など。

第三変化
子音(流音幹)または異数音節語
(名詞の性) 男性・女性名詞
(単語例) 語尾
変化
cōnsul
(執政官)
w
()
w
()
(語幹例) cōnsul- - -
単数 主格 - ※ cōnsul is is
属格 -is cōnsulis is is
対格 -em cōnsulem em em
与格 -ī cōnsulī ī ī
奪格 -e cōnsule e e
複数 主格 -ēs cōnsulēs ēs ēs
属格 -um cōnsulum um um
対格 -ēs cōnsulēs ēs ēs
与格 -ibus cōnsulibus ibus ibus
奪格 -ibus cōnsulibus ibus ibus

(注) 第三変化の ※印 は、単語ごとに語尾の形がさまざまであることを示す。



cōnsul,_cōnsulis

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cōnsul, cōnsulis
(男性名詞)
単 数 複 数
主格 cōnsul cōnsulēs
属格 cōnsulis cōnsulum
対格 cōnsulem cōnsulēs
与格 cōnsulī cōnsulibus
奪格 cōnsule cōnsulibus

consulibus

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  • Mārcō Messalā Mārcō Pīsōne cōnsulibus
    マールクス・メッサーラとマールクス・ピーソーが執政官のとき(年)に (1巻2節1項


おもな流音幹(cōnsul型)の名詞

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そのほかの流音幹(cōnsul型)の名詞

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関連項目

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